ある平日の練習日のことです。まだ誰もいないホーム施設に来た子がウロウロとしていたので「どうしたの?」と聞くと、その子たちは「(張りきった様子で)集合時間を間違えましたー。てへへ」とのこと。
私の方から「それでは、今グラウンド空いているから先に遊んでいたら?」と伝えたところ、その子たちは「よっしゃー! やったー!」とガッツポーズで勢いよくグラウンドに駆け込み、我先にとボールを蹴っていました。
もちろん通常の練習でも上達するとは思いますが、このように自分たちで遊びのように自主練習する子が、長い目で見るとうまくなっていく可能性が高いと感じています。
それは、受動的な「やらされる」感覚の練習(別な捉え方で、教え込みの練習)よりも、自分や仲間と工夫して能動的に取り組む方が楽しくて長く続くでしょうし、自然と独自の技術が身に付くと思います。
高校生以降、厳しい練習が多くなったり、つらい感覚の努力もあると思いますが、今のうちに好きだから夢中になり、楽しくて熱中するような感覚で自然と取り組めるようになっていて欲しいものですし、そのような育成がSSSでは特に大事な部分でもあります。
自ら進んで行動する意識から上達し、さらに生涯スポーツとなっていけば心身の健康につながり、一生ものの財産になると期待しています。
【ご注意】SSSホーム施設が閉まっている時間帯(駐車場ゲート閉場時)に勝手に入ってしまうと、警察に直接通報が入る警備システムが作動してしまいます。特に土日祝祭日の集合時間は、施設が閉まっていると駐車場にも入れませんので、決められた時間より早く来すぎないように注意してください(路上での駐車や停車も大変危険ですので、禁止です)。また、安全管理の面から関係者以外の侵入は固くお断りいたします。 | |