久しぶりのスタッフ日記となってしまいました。その間、ブラックハート様がどんどん前に出てきているので、多少危機感を抱いています(個人的にも、SSS的にも…)。。
さて、そのスタッフ日記のなかで、田古嶋コーチが「冬将軍」と書いていましたが、往年のサッカーファンなら「将軍」と聞けば、すぐに将軍プラティニが頭をよぎるのではないでしょうか。もともとは、フランスのナポレオン将軍にかけて、そのプレースタイルと風貌から命名されたと思われます。
その素晴らしさを私が説明するまでもありませんが、すでに知らない子どもたちが多いので、トヨタカップ名シーンのプレーバックで見てください(往年のサッカーファンの方は、見なくてもあの幻のゴールと、寝そべったシーンが思いだされるはず…)。
その選手を表す称号(愛称)と言えば、皇帝フランツ・ベッケンバウアー、フライングダッチマン(空飛ぶオランダ人)ヨハン・クライフ、神様(神の子)マラドーナ、キングペレ。もはや伝説とも言える選手たちです。
もちろん、この愛称は日本だけで呼ばれているものもあるでしょうが、一昔前は、ワールドカップや、一部のテレビ放送、サッカー雑誌のみで海外のサッカー情報を入手していたので、情報源が少ない分、愛称なども定着しやすかったのでは、と推測します。
今のように、インターネットや、衛星放送(ケーブルTV)など多くの情報源(情報の氾濫?)がありますので、ひとつの呼び名が簡単には定着しないのかも知れません。もちろんキングペレや神様マラドーナを超える選手が出てきていないとも言えますが。
キングペレについては、日本でサッカーの神様と認識されていると思いますが、一説によると、自身が敬虔なクリスチャンなので、神様という称号は相応しくなく、キング(王様)と呼ばれる方が良いと、発言していたそうです。また、マラドーナ自身は「ペレは天才だが、マラドーナは神だ」と、言ったとか…。たしかにこの世でマラドーナさんしか言えないお言葉です。 | |