スタッフ日記


大津 一貴

「現役海外サッカー選手&SSSスタッフ」
 「SSSの皆さま、はじめまして!」と、言いながら、はじめてではない方も、沢山いらっしゃるかもしれませんね。現在、モンゴル1部リーグ・FCウランバートルに所属している大津一貴です。

 私自身、小・中学生時代にはSSSでプレーしておりましたので、毎年オフシーズンはSSSの活動に何度も(図々しく?)参加していました。ですので、私と一緒にプレーした経験のある子どもたちも多くいると思います(まさか忘れていないですよね・・・?)。

 先にも説明しました通り、今も海外チームとプロ契約しておりますので現役のサッカー選手です。しかし、SSSホームページのニュースでも発表されました通り、短期間ではありますがSSSのスタッフとして活動させて頂くこととなりました。改めまして、皆さまよろしくお願い致します。

 さて、「現役海外サッカー選手でSSSのスタッフ!?」と聞くと、海外生活が長くて訳の分からない日本語を話すようになったと思われないように、今回の経緯を詳しくご説明致します。

 まず、私が戦っているモンゴルリーグは、コロナウイルスの影響を受けて2020年シーズンの開幕が出来ず、延期が続いております。本来は3月に現地へ渡航し、4月から開幕を迎える予定でしたが、2020年6月現在も開幕の見通しが立たない状況です。その為、モンゴルへ渡航することができず、静かに自粛しながら札幌に滞在しておりました。

 その私の状況をどこで聞きつけたのか定かではありませんが、独自の情報網を張るSSSのフィクサーS.Yコーチから、「(表向きの言葉では)SSSのスタッフとして子どもたちのために一緒に活動しよう!」と、爽やかに誘っていただきました。しかし裏では「オイ! 何してんだ、四の五の言わずにSSSでやれ!」と、SSSの本に出てきたような劇画タッチの顔で熱烈(パワハラ?)オファーを頂きました。

 今回頂いた機会は、SSSスタッフの方々はもちろんのこと、株式会社アークネット様、株式会社スポトレンド様、株式会社TAGTAC様のご協力を得て、新たな試みとなる「現役海外サッカー選手&SSSスタッフ」が実現しました。ありがとうございます。

 このような経緯を経て、モンゴルに渡航するまでの短期間ではありますが、SSSのスタッフとして正式に活動させて頂くこととなりました。私も現役の選手だからこそ伝えられるものがあると思っていますし、子どもたちとグラウンドの上で一緒にプレー出来ることを楽しみにしております。以前とは違い、様々なことに気を付けなければなりませんが、コロナ禍に負けず、サッカーができる喜びを一緒に分かち合いましょう!
 

2020/06/03

 

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柴田 得光

休校期間に出来ることをしましょう!
皆さまこんにちは。久しぶりのスタッフ日記です。

 さて、休校期間が5月31日迄に延期となり、皆さんに会えないのは非常に寂しいですが、6月から会えるのを楽しみに待っています。その中、子どもたちには健康状態と現状確認も兼ねて電話連絡などをしています。

主な内容は次の3つの質問をしました。
・勉強はしっかりしていますか?
・家のお手伝いはしていますか?
・運動やサッカーは何か取り組んでいますか?

皆さんの元気な声を聞けた中、印象に残った回答を書いてみます。

 勉強では、学校の宿題はもちろん、自分で学校と同じく時間割を決めて勉強している凄い子も居ました。ですがその一方では、宿題は何とかこなしているようでしたが、積極的に勉強が出来ていない様子の子も・・・(怪しい・・・)。

 家のお手伝いを聞くと、皿洗い、ゴミ出し、掃除の順で多く手伝っているようでした。さらに料理に挑戦した子もいました。メニューはチャーハン、野菜炒め、カレーとのこと(聞いているだけでお腹が空きました。今度コーチも食べてみたいです)。しかし、残念ながらあまりお手伝いをしていない子もいたようです(今がお手伝いのチャンスですよ。この期間に何かは必ずしましょう!)

 運動とサッカーについては、ランニングとリフティングに取り組んでいる子が多かったです。人それぞれ上達度は違うと思いますが、リフティングは10回出来たら20回、20回出来たら40回、50回出来たら100回を目指しましょう。目安として低学年は30回、高学年は100回を超えられるよう、どんどん挑戦してみましょう。最初は出来なくても頑張れば絶対に上達します! あと1週間頑張りましょう!

 と、言いながらこの間、コーチたちは圧倒的に運動量が落ちているので、体重がこれ以上増量しないよう何とか現状維持で頑張ります・・・(体重は吉徳コーチが寄せてきているので、後ろ姿は同じはずです)。
 

2020/05/25

 

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山瀬 幸宏

体調管理を基本に自主トレーニングもしましょう2(ランニング編)
 みなさんも今の時期、自分で走っている選手もいるかとは思いますが、前回に続き経験談を紹介したいと思います。これは私の持論ですが、小さい頃からランニングなどをやって、走れる体質を作ってしまうのがいいのかなと思っています。というのも自分自身、選手時代にスタミナの無さにかなり苦労したからです。

 もちろんプロのトレーニングにもフィジカルメインの日もありましたがなかなか効果が現れたとは思っていません。マリノス時代のスタミナテストでは選手全員で走って、若手でありながらGKの次にギブアップするという走れなさっぷりでした・・・。90分、強度高く走れる選手だったらもっと違う結果を出せていたのかなと後悔しています。

 SSSの岩越校長曰く、「おまえにした指導のなかで守備をやらせなかったのが失敗だった」と言っているように攻撃ばかりで攻め残りしている間に走れる体質を失っていたのかもしれませんね(岩越コーチには自分が小、中学生の時に指導してもらいました。これもSSSならではの歴史ですね)。

 またこれはマリノスユースの時の話で、技術では負けていなかったつもりですが、とにかく走れなかった自分は練習後にクールダウンのランニングをしたり、休みの日に走ったりした時期もありました。しかしスタミナの改善というまではいかなかったので、同じ学年の1番ミドルランニングが速い子に「なんでそんな走れるの?」と聞いてみました。すると毎朝走ってると返答があり、そこまでする選手がいるのか―とびっくりしました(当時の自分の中では、そこまでする熱意も意志も持っていなかったので・・・)。

 さらに話を続けていると、なんと中学の時からずっと継続していると言っていました。おそらく彼のスタミナを考えると中学時代から欠かさずに走り込みをした成果なのでしょう。あまりクイックな選手じゃなかっただけにスタミナの必要性を彼は中学生ながら感じていたのかもしれませんね。

 彼のエピソードを聞くと同時に、自分の行っていた努力がどれほどちっぽけなものだったか、選手を引退して指導者の道にきてから感じました(遅かったかな・・・)。そして、よく能力を表す時に「上には上がいる」という言葉がありますが「努力」という世界でも使えるんだなと思いました。

 と自分の経験を紹介させてもらいましたがどこか、何か参考にしてもらえればと思います。だからと言って「走り込みなさい」ということでは全然ないです。自分の経験上も、強制的できついことは長続きしないこともあるので、今取り組んでいることとうまく調整して継続性を持てるようにしてみてはどうでしょうか? 特にこの時期ですので自分の健康に十分気をつけて出来る努力をしてみましょう!
 

2020/04/26

 

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山瀬 幸宏

体調管理を基本に自主トレーニングもしましょう1(細マッチョ?!編)
 みなさん、こんにちは! SSSコーチの山瀬です。久しぶりにスタッフ日記を投稿させてもらいます。

 SSSも現在、札幌市の小・中・高校の休校にともない活動を自粛しています。そこで今回は自宅で出来ることやランニングなどを自分の経験談と一緒に紹介したいと思います(SSSのホームページからリンクしているYou Tube公式チャンネルでもコーチたちがトレーニングを紹介しています)。

 まずはストレッチと簡単な筋トレの紹介です。40周年事業の一環としてみなさんに配ったSSSの書籍「100万円も借りられなかったNPOが、街クラブ日本一の施設を造った奇跡の物語」の258Pから280Pに石垣トレーナーがモデルになっている身体づくりを掲載しているので参考にしましょう!

 石垣トレーナーとは「現代の子はとにかく股関節が硬く、日常でもスポーツでも股関節をうまく使えていないように感じます。和式のトイレは使えないのでは? の前に和式トイレのことを知らないかも・・・」と、話したこともありました。

 SSSの本では体幹やインナーマッスルのことも紹介されており、このインナーマッスルというのが現代のサッカーにも非常に重要なのではと感じています。一昔前は筋トレをいっぱいして横幅も大きい選手がパワーもあるような時代でしたが、今は言葉が合っているかはわかりませんが「細マッチョ」という体型の選手が増えているのかなと感じています。

 そして細いからと言って弱い訳ではありません。ちょっと前にコンサドーレにいた兵藤選手もスラっとしているように見えて、マリノス時代、彼と練習などで体をぶつけると「硬っ…」といつも思っていました。私の場合、ぶつかった瞬間に硬いと感じる選手はだいたい体幹が強いという印象があります。体幹やインナーマッスルは体の大きさアップという点では見えづらく効果がわかりにくいかもしれませんが非常に大事なことなのでみなさんも意識してみてはどうでしょうか?
 
 ちなみに私が選手時代に日課にしていたのが寝る前の20分程を体幹・筋トレにあてるというものでした。やっていた内容は長友選手の体幹トレーニング本のメニューや、空気椅子、足振り、腕立て、ゴムチューブトレーニングなど、その日の気分でいろいろと変えて長続きするように気楽にやっていました。

 その中、腹筋と腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉のトレーニングは欠かさずにやりました。腸腰筋というのは選手時代にフィジカルコーチから教えてもらったものなのですが、簡単に言うと足を上げる時に使う筋肉らしいです。これが私にはすごく大事で、もも上げする時に使う、おしりや腰の横の筋肉と併せ、この動きがスムーズ(軽い)ときは次の日のサッカーでも足が軽く感じたり、跳ねるように動けたり、とにかくキレがありました。

 逆に重く感じたりスムーズに動かないコンディションだとだいたい次の日の練習も体にキレがないなど、自分の中でコンディションバロメーターの一つになっていました。興味がある人は腸腰筋のトレーニングについては自分で調べてみたり、個人的にコーチに聞いてみましょう!

 今回、私の現役時代のことを話していましたが、みなさんは育成年代であるので体幹、筋トレをするときはくれぐれも無理はせず自分の体と相談しながらあまり追い込むことはやめましょう!

 
 

2020/04/25

 

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土橋 竜也

新たな役割でもよろしくお願い致します
 SSS会員の皆様、新型コロナ関連で大変な時期かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

 早速、私事で大変恐縮ですが、クラブ員の皆様にはSSS新聞などでお知らせしておりました通り、今年3月でSSSの指導現場を離れ、クラブアドバイザーという新しい役割でクラブのサポートをしていくこととなりました。これについては、クラブ改革の一環として数年前から水面化で進めていたもので、更なる発展を目指してのことです。

 担当していた子どもたちには、2月中旬から順次お伝えしておりましたが、全ての子どもたちに直接伝え終える前に、クラブ全体が休止期間に入ってしまいましたので、この場を借りてご報告させていただきます。

 直接の指導現場から離れることは、色々と感慨深い気持ちですが、一番は大勢の方に支えられ、様々な仕事、サッカーを経験し、成長させていただきました。中でも、ふれあった子どもたちから気付きを貰い、指導をしながら、逆に子どもたちから学んだことの方が多かったと感じています。これまで、一緒に活動してきた子どもたち、ご家族の皆様、ご協力団体・企業様、その他関係各位、全ての皆様に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

 現在SSSに在籍している皆さんはもちろん、3月に卒業された皆さんも、今は困難な状況ですが、これからの未来は、自分次第で可能性は無限大です。これまでと変わらず、大好きなSSSをサポートしながら、皆さんのご活躍を心から祈念しております。それではまた、ホームグラウンドでお会いできるのを楽しみにしております。
 

2020/04/24

 

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岩越 英治

こんにちは、SSS札幌サッカースクール校長の岩越です。
 現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、全国的にも学校の休校措置となるなど、子どもたちの生活にも影響が出ていると思います。

 SSSでも、クラブ制定の感染症拡大防止策に基づき、学校の休校措置期間に併せて、活動休止となっております。今後の活動についてはSSSホームページなどでお知らせしていきます。

 その中、行動を制限されている子どもたちの心身のストレスも考慮し、しかるべきタイミングで練習活動再開を検討しておりますが、前例のない、ある意味では簡単な答えのない状況とも言えますので、まずは、皆様の体調と健康管理を第一に過ごしていただければと思っております。

 この間、SSSの子どもたちには、作文作成などの課題は与えておりますが、SSSの子に限らず、家にいる時間の長い子どもたち向けにトレーニング動画も作成しましたので、取り組んでみてください。

 もちろん、家でのトレーニングだけではなく、この間は勉強をする時間も十分にありますので、食事、休息、勉強、軽い運動など、それぞれのバランスと自己管理を大事に、有意義な時間としましょう。また、家でのお手伝いも大事です。積極的にやりましょう!!
 

2020/03/13

 

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田古嶋 愛子

北海道らしさ全開となりました
 今冬の北海道は、1月までは記録的な降雪の少なさで、道路も比較的走りやすく、日頃の雪かきも楽をしていたように思います(運動量が減って代謝が悪くなったのはそのせいか・・・)。

 しかし、2月に入ってからは、ラスボスの冬将軍がやってきて、帳尻合わせのように降雪量も一気に増えました。道路も、排雪が進まないところは道も狭く、渋滞となったり、吹雪の際はホワイトアウトのように見えない時もあります。

 このような中、サクセスコースの無料送迎バスを運転するスタッフは本当に大変だと思います。また、子どもたちも待っている時や、歩いている時も車からは見えにくい(むしろ、雪山の陰では車からは見えない!)と意識して、自分自身で十分周囲の安全を確認しながら通ってくださいね(飛び出したり、道端の雪山に上って遊んだりしては絶対にダメですよ! あとは、体調管理と、手洗いなどもしてください)。
 

2020/02/09

 

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鈴木 政裕

2019年度のサクセスU15をふり返って
今年度のサクセスU15の活動をふり返ってみたいと思います。

 まずは、3年生、本当にお疲れ様でした。よく頑張りました。3年生が掲げたテーマは、今までの先輩たちと同様に「躍動感」。「躍動感」=「チームのために、集団のために、自分のベストを尽くすこと」。目標も先輩たちと同じく「1.カブスの3チーム昇格。2.クラブユース選手権でインターシティカップ出場。3.全道フットサル選手権の全道大会出場」。

 コーチが今まで指導してきたサクセスU15の各学年の中で、一番早く躍動感の意味を理解し、プレーや態度、行動で示せていたと思います。君たちが、2年生のときから、主体的にサッカーに取り組んできた証拠だと思います。思い返せば、2年生の夏ごろに、すでに「サッカーで思いっきり自己表現するには、どうしたらいいか?」という課題と向き合う選手が多かったと感じています。

 これはサクセスU15というチームの毎年の課題でもありました(目標は掲げるが、本気になれない。本気の相手・本気の自分と向き合えない。だから周りに無関心。好きなこと・楽なことはのびのびできるが、困難なことから逃げてしまう)。その中、2年生のときから、課題と向き合えていた選手が多かったので、カブスに出場し、3年生と意見をぶつけ合う場面がしばしば見られました。君たちが自治的な集団をつくるために努力し合い、声を掛け合い、受け入れ合ったこと、その日々を誇りに思い、胸に刻み込んでください。と、同時にそういう道を作ってくれた先輩たち、見守ってくれた保護者や家族、君を支えてくれた全ての人に感謝ですね。これからも、自分が所属する集団の中で、その一員として、目標に向かって、自分のベストを尽くすことができる人間であってほしいです。

 そんな素晴らしいチームでしたが、3つの目標のうち1つも達成することができませんでした。この結果から、君たちは何を学び、高校年代やこれからの人生につなげていくのでしょう。負けてしまった試合、失敗に終わったあのプレー…思い返してみてください。「絶対に勝つんだ! 成功させるんだ!」という負けず嫌いな熱い気持ちがあったか。自分の中にその熱い気持ちがあったとしたら、その瞬間の自分をコントロールできる冷静な思考力があったかどうか。さらには、その試合を迎えるまでの日々、1秒前まで、最高の準備ができたか。自信はあったか。自信を裏付ける根拠はあったか。自信と同時に、努力の源となる謙虚さはあったか。

 目標達成までに、あと一歩…でした。手が届きそうでした。コーチもベンチで何度も心が熱くなりました。本当にありがとう! そこまで来れたのは、君が自分と向き合って、プレーで「躍動感」を表現できたからです。そして、熱意ある自治的な集団づくりができたからです。サッカー選手として、一人の人間として、目標に向かって仲間と共鳴する心と技術の土台…根はしっかりしてきたと思います。この根の上に、どんな幹を、枝を伸ばしていくのか、コーチはすごく楽しみにしています。そして、大きくイケてる花をたくさん咲かせてください。そのときに、思い出してくれたらうれしいです。サクセスの仲間を…意地悪な鈴木コーチの言葉を…(笑)
 3年生、ありがとう!
 

2020/02/06

 

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柴田 吉徳

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
 さて、昨年創立40周年を迎えたSSSですが、さっそく次の5年に向けて、まずは内部で改革・改善を推し進めており、新年度に向けまた一歩着実なスタートが切れそうです。

 スポーツ活動環境の変化では、予定通りに進めば年度内で新型マイクロバスの導入。さらに新年度以降の中期計画では、ホーム施設の安全性や利便性の向上につながる計画も練っております。こちらも固まり次第、会員の皆さまにお知らせ致します。

 そして、今年ついに迎える東京オリンピック・パラリンピックの熱気を開催地や1年間だけに留まらせず、地域(草の根)のスポーツ活動や活力につなげていくことも大事なレガシーになると思いますので、街クラブで出来ることを全力で取り組みたいと意を新たにしております。

 SSSに通われている皆様も、スポーツを「観る、応援する、プレーする、関わる」など、楽しみながら日頃の活力や健康につなげていただきたいと切に願っております。その為にも、プレーする際には、大けがをしないよう、準備運動なども入念に行いましょう(自分自身にも強く言い聞かせています)。

 では、皆さん年始も何かとお忙しいとは思いますが、体調管理には十分お気を付けください!
 

2020/01/03

 

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木村 瞭太

やっぱり本場スペインはすごいです!
 皆さんこんにちは! SSSで指導して4年目を迎えますが、今回初めての日記を書かせてもらいます(スタッフ日記では初めましてですね)。

 まずは、僕を知らない人がいると思いますので、軽く自己紹介。

 中学からSSSジュニアユースに所属し、北海高校に進み卒業と同時にSSSでGKコーチをやらせてもらっています。ちなみに、僕の一個上には進藤選手や粟飯原選手などいて一緒に試合に出ていたのは唯一の自慢です(てへへ)。

 さて、自己紹介を終えたところで、僕はSSSに少しお休みを頂き、11月にスペインにGKコーチとしての研修に行ってきました!

 今回は、本場で感じたことを少し書きたいと思います。

 何はともあれ、まず感じた事はサッカーに対する情熱と根付いているサッカー文化です。中学の時に行かせてもらったブラジルでも同様ですが、育成年代でも一年ごとに所属契約が切られてしまうこともあるということです。良い選手は強豪に引き抜かれ、評価が良くない選手は来年どこでプレーするか決まっていないのです。中学一年生の子が「来年はどのチームにいられるか?」と考えるぐらいなので、日頃のサッカーに対する取り組み方、熱量はものすごいものになりますよね。日本ではあまり想像できないです。

 二つ目は施設です。今回レバンテUD、レガネスなどリーガ1部クラブの練習や施設を見学させてもらいましたが、中でも凄かったのはアスレチックビルバオです。アスレチックビルバオはバスク人だけのチームで育成にも定評のあるチームです。そこの施設はコートが8面もあって、中でもびっくりしたのはGK専用のコートがあるという事です。キーパーがどれだけ重要か理解されている証拠ですね!

 帰国後、さっそく「SSSにもキーパー専用コートを作ってください!」と吉徳コーチに頼んだところ「それおもしろいねー。実は別な秘密の計画もあったり…なかったり…。へっへっへ。それまでは、フットフットコート(屋外サブグラウンド)でやってみたら」と、回答をしてくれました(また怪しげな?プロジェクトでしょうか・笑)。

 今回はここまでとしますが、他にも書ききれない事がありましたので、また次の機会にでも書こうと思います。
 

2019/12/19

 

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