夏季シーズン、各カテゴリーで外サッカーの公式戦が真っ盛りです。特に夏休み期間は、各スタッフ、練習、試合、遠征など一番忙しい時期でもあります。
その中、子どもたちの指導の合間を見つけて、公式戦に参加している元気なスタッフもおります。もちろん自身のプレーが一番の目的ではなく、SSSの社会人は若手、ミドル、シニアと3カテゴリーありますので、チーム運営を兼ねて参加しております。
ちなみにSSSの社会人部門は、現在約70人で活動しており、この規模で公式戦に出場しているクラブは珍しいと思います(大会運営の皆様、いつもありがとうございます)。
つい最近まで、SSSの元気印の内藤コーチは、若手、ミドル、シニアと、なんと3カテゴリー登録で選手としても活躍していました。元気の秘訣は合間を見つけてのランニングだそうです。仕事も忙しく、時間も限られているはずですが、言い訳をせずにトレーニングしているのはさすがだと思います。
別なベテランコーチも、チーム代表や監督として取りまとめ役をしています。このベテランコーチは、トレーニングしているかは分からない(フォルムだった)ので、一応プレーをし続けられる秘訣を聞いてみたところ、「いつでもおいしく食べまくることでーす!」とのことでした(内藤コーチよりも、たくさん食べるのは確認済み)。
このベテランコーチは、今季のサッカーの公式戦にほぼ出場しておらず、チームも未勝利が続きました。「この試合負ければ降格争いか(監督辞任か)・・・」という大事な一戦の残り10分弱。ベンチの選手が、「今日こそは出て!」と、ベテランコーチを送り出します。
そこで、やっと(脂の乗った)重い腰を上げ、ピッチに登場。いつも通りテクテクとピッチを歩いています。気が付けば、あっという間にアディショナルタイムに入り、「あれ? ベテランの○○○○コーチはどこに? ボール触った?」と、思った瞬間。時速約6kmのピコピコダッシュでゴール前に進入(大人の歩く速さは時速約4km)。あっさりとコロコロスローシュートを決め、勝利に導きました。
試合後には、「シュートはこうやって決めるんだよ。シュートはゴールへのパスだよ。byジーコだよ。へっへっへ」と、チャンスで思いっきり外していた内藤コーチに満面の笑みで嫌味を言っていました(本当はアシストのパスが良かったのだと思います)。
振り返ってみると、そのベテランコーチは、真夏の暑い試合だったのに、汗もかかずに涼しい顔でプレーしており(ゴール前に1回しか走っていないから?)、説得力があるのか分かりませんが、「夏にラーメン食べてる時の方が汗かくわー。でも、さすがに今日は冷たい麺を食べたいねー」と、早速、食べ物の話をしていました。。。 | |