全道大会を振り返り、初戦のDOHTOジュニア、次戦のスプレッド・イーグル函館FCがポイントでした。特にスプレッド戦は、すぐに先制した後、押し込む時間が長くなってもゴール前の質があがらず追加点が取れませんでした。そして相手の少ないチャンスを守りきれず失点。しかし、最後まであきらめず、ロスタイムで同点に追いつけたことは評価に値すると思います。
決勝のコンサドーレ戦は全国を見据えた試合となりました。その中、1週間重点的にトレーニングしてきた積極的守備からのシンプルな攻撃も発揮できましたし、両チームともにゴール前の攻防などは見応えのあるものでした。今年の成長の跡が見える一番良い試合だったかもしれません。
大会を通しての課題は、前線の選手が孤立してしまうことが多いので、チームでボールを動かしながら“個”を出していく事を積極的にしてほしいです。特に気持ちの上でも“逃げないプレー”を選択していかないと、個の良さや強さは出てこない! これは、プレー面でもそうですが、日頃の生活の面でも各々が自覚を持って“自立”をしていかなければ、磨かれない部分でもあります。
全国へ向けては、チーム全体のより一層の強化はもちろん、メンタル面の成長も不可欠。試合によっては、メンタル面のコントロールができず、ベンチやまわりの声も聞こえていないような状況もありました。今後は、良い緊張感を持ちながらも冷静でいられるようなメンタルを鍛えなければなりません。
メンタル面を含めた個の部分が更に成長出来れば、今年はかなり良い試合になると期待していますし、北海道を代表して戦うという意地も見せたいと思っています!
最後になってしまいましたが、関係各位からの多くのご声援、サポートに感謝しております。 | |