1月25日に、札幌市室内サッカー大会(6年生の部)の全市大会が行われました。
これまで、なかなか出場機会に恵まれなかった選手も多かったのですが、今まで、みんなでトレーニングしてきた成果が大いに発揮され、すばらしいパフォーマンスを見せてくれました。手稲区予選をたくましく勝ち抜き、つかみ取った全市大会の切符でした。
この1年間、力はあるのに、ゲームでその力を発揮できずに、悔しい思いを繰り返してきていた選手たち。その原因は、やはりメンタルのコントロールが保てないということ。プレーの好不調の波が大きくなり、試合中、うまくいかないと消極的になる選手が多くなっていました。力はあるのに、ピッチで自分を表現できない選手たちでしたが、今大会は、見違えるようでした!
その選手たちに勇気と自信を与えたのは、ズバリ「チームのつながり」でした。この大会にエントリーしていない選手たちも、自主的に、応援に足を運んでくれました。そして、試合前に、応援メンバーも含めて組んだ円陣は、選手1人1人の心に、熱いメッセージとなって、深く届き、ピッチは自己表現が輝く場となりました。
全市大会は、1回戦でアンフィニに善戦するも敗北。自分たちで声を掛け合って、粘り強く対応できたグループでの守備。積極的にボールを受け、ドリブルとパスの判断を選手が共有して、ゴールをめざした攻撃。今まで、みんなでめざしてきたプレーの連続でした。結果は敗戦でしたが、今までトレーニングしてきたことをピッチで表現した選手たちは、大変誇らしく、心から拍手を送りたいと思いました。
本気で、優勝をめざして、本気で、自分の課題と向き合った選手たち。だから、あれだけ悔しかったのです。そして、その悔しさは、次への課題に前向きに取り組めるエネルギーになるのです。
仲間にやさしいのが、このメンバーのいいところ…自分に厳しくなることができれば、3年後、すばらしい選手に成長していることでしょう。期待しているよ! | |