今回は、北海道の冬と私の地元愛媛県の冬の違いについて話そうと思います。
まず、愛媛県は蛇口をひねればみかんジュースが出るなんて言われますがそんなことはありません。元ネタと思われるのが、愛媛の玄関口の松山空港ではみかんジュースが出る有料の蛇口があります。それくらいみかんが有名な街と言うことでしょう。
その水道管と言えば、北海道に来て、「冬に数日でも家を空けるときは水道管が凍って破裂するから水落ししてね」と言われたとき、ちょっと何を言っているのか分かりませんでした(笑)。愛媛では水道管が凍るってことは絶対に無いですし、北海道に来て一番驚いたことはその凍結話だったかもしれないです。
それぐらい北海道と愛媛では気温差があります。そして愛媛では雪が積もる事も滅多にありません。記憶にあるのは、小学生の頃に1回と、中学生の頃に1回10cmくらい積もったくらいで、そもそも雪が降ると言うこと自体が珍しい県です。なので小学生の頃、授業中に急に雪が降ってきてみんなが騒ぎ出したので、先生が授業を途中で止めて外で遊んできていいよと言ってくれて、みんなで雪合戦をしたのを覚えています。
ですので愛媛では、冬でもずっと外でサッカーをする事が出来ます。逆に雪国では外サッカーが出来ない影響もあるのか、北海道の子たちは試合中ロングキックをする事やキックの精度に本州の子たちと差があるのではないかと、見ていて感じます。
昨年の12月にSSSとは別に、大学サッカーで全国大会に行った時も、本州の大学と比べて、まずキックの質が違うなと改めて思いました。北海道では冬は基本的に屋内のフットサルになる事で必然的にロングキックの回数が減り、そもそもロングキックをすると言う選択肢があまりないんじゃないかなとも感じました。
雪が溶けて外でサッカーが出来るようになれば沢山ロングキックの練習をして、長短のパスを自在に使い分けられるプレーの幅の広い選手になって欲しいと思います。 | |