スタッフ日記


田古嶋 愛子

元WEリーガーとの女子会?
 SSS卒校生で、昨季までマイナビ仙台でプレーしていた元WEリーガーの白木星(しらきあかり)さんと、じっくり話す機会がありました。

 その時に、何気ない日常の話とサッカーの話で盛り上がったのですが、白木さんから「自分のサッカーを振り返ってみると、SSSに入ってサクセスから始められたのは良かったと思っています。サッカーの本質的な楽しさと、自分の思い通りにプレー出来る感覚を身に付けられたのが、その後のサッカー人生で大切なものとなっていました」と、うれしい言葉でSSS時代を振り返ってくれました。

 その年代は個性的な選手も多く育っており、元コンサドーレで現在セレッソ大阪の進藤亮佑選手、ロアッソ熊本の粟飯原尚平選手も同世代です。ちなみにロアッソ熊本には同じくSSS卒校生の伊東俊選手も在籍しており、今季J2リーグ4位でJ1参入プレーオフに進出が決まりました(ガンバレー!)。

 白木さんは現役引退後、地元の札幌に一時里帰りをしており、その間SSSの指導現場も手伝ってくれてました。今後については、第二の地元となる仙台での生活を始めるようです。

 白木さんもそうですが、進藤選手、粟飯原選手もオフの時にはトレーニングも兼ねて子どもたちの練習にも顔を出してくれていますので、皆さんも応援よろしくお願いします(その他の卒校生も頑張っていますので応援よろしくお願いします!)。
 

2022/10/26

 

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柴田 吉徳

子どもの観察眼と鋭い指摘
 最近はイベントの時などに、隠れキャラ的に指導現場に立つことが多くなっていましたが、久しぶりにサクセスコースの通常練習に参加しました。

 子どもによっては、「あっ、イベントで見たことあるコーチだ」などの反応もあったのですが、おそらく私を初めて見た子は「もしかして新人コーチ?」と、このSSS歴30年を優に超える(超)ベテランコーチを甘く見ていました。

 それはさておき、練習が終わった後、低学年の子が「見たことあるような気もするけど、本当は何コーチなの?」と改めて聞いてきます。すかさず私は「ダイエットに成功したト○○○コーチでーす!」と返します。

 するとその子は「ふーん。そうなんだー」と、納得顔。そして話をしている間、なぜかずっと私のお腹をさすりさすりと触りながら、「でもさ、あと7キロは痩せた方がいいんじゃない?」と、一点の曇りもない目と心配そうな表情でうったえてきました。

 これには私も「う・うん、そだねー・・・」と、力なく返答するしか出来ませんでした。子どもの鋭い観察眼と、遠慮のない意見に毎度負かされる現場からでした。
 

2022/10/19

 

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田古嶋 愛子

秋晴れの清々しい日に、清々しい青年が・・・
 秋の暖かい日差しが差し込む中、クラブハウス2階で黙々と事務作業としていると、不意に「こんにちはー。リクです。ご報告に来ました」と、卒校生があいさつに来てくれました。

 すでにサッカー関係ニュースでもご存じの方もいるかもしれませんが、SSS卒校生の山内陸君(現在札大サッカー部所属)が、来季からJ3ヴァンラーレ八戸へ加入することが決定しました。

 リク君は幼稚園からSSSに通っており、在籍時から変わらない雰囲気で思い出話をしてましたが、小さい頃は体操が出来なくて泣いていた印象も残っています。体も大きい方ではなく、そこから継続した努力が実ってプロの舞台に入れるという、今のSSSの子たちにとっても良い目標になってくれたと思います。

 もう一つのエピソードは、コロナ禍で大学の練習も出来ていなかった時に、SSSのホーム施設に卒校生の仲間と来て、周辺の草むしりもしてくれました。このあたりも人の良さが出ているかもしれません。

 近々、ホームページやSNSで本人からのコメントをお知らせ出来ると思いますので、お楽しみにしてください。
 

2022/09/29

 

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柴田 吉徳

サッカーの楽しみ方がさすがです
 夏のサッカー日和に、久しぶりにSSSの子どもたちとコーチたちで交流ゲームをする機会がありました。その時に子どもたちの様子がある意味「サッカーの玄人」のようだったのでご紹介したいと思います。

 暑い日の活動で、すでに子どもたち同士で試合を多くこなしていたこともあり、「もう終わりでもいいけど、最後にコーチと試合したい?」と聞くと、食い気味に「試合!? やりたい! やりたい!!」と、疲れも見せずに我先にと集まってきます。

 この日は低学年の子が中心だったのですが、試合(サッカー)をしたい気持ちが強く、相手が大人でも物おじしないところもSSSの子らしいです。

 試合が始まると、待っている周りの子たちが、「イケーイケー! 点取れー! ガンバレー!」と、仲間を応援し始めます。

 一方、コーチチームには、「○○コーチが守備してない! ○○コーチが一番走ってない! そのフェイントは嘘だー!」など、悪気のない絶妙なヤジ(?)も入れてきます。コーチたちはその声に負けずに加齢(かれい→華麗・・・)なプレーで対抗します。

 試合の最後は、コーチチームの逃げ切り勝利だったのですが、その瞬間子どもたちはピッチに倒れ込んで悔しがっていました。おそらく本気で勝負に挑んでいるからの反応だと思いますが、すぐさま「延長戦! ダメならPK戦! PK戦!!」と、あっさりと今の負けを無いものにする切り替えの早さはさすがです(どのコーチを見本にしたのでしょう・・・)。

 同じピッチに立てばどんな相手でも向かって行くたくましさと負けず嫌いも感じましたし、プレーはもちろん、応援の仕方などを含めてサッカーの楽しみ方を知ってるなぁと感心しました。
 

2022/08/20

 

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田古嶋 愛子

夏本番! スタッフの元気の秘密は?
 夏季シーズン、各カテゴリーで外サッカーの公式戦が真っ盛りです。特に夏休み期間は、各スタッフ、練習、試合、遠征など一番忙しい時期でもあります。

 その中、子どもたちの指導の合間を見つけて、公式戦に参加している元気なスタッフもおります。もちろん自身のプレーが一番の目的ではなく、SSSの社会人は若手、ミドル、シニアと3カテゴリーありますので、チーム運営を兼ねて参加しております。

 ちなみにSSSの社会人部門は、現在約70人で活動しており、この規模で公式戦に出場しているクラブは珍しいと思います(大会運営の皆様、いつもありがとうございます)。

 つい最近まで、SSSの元気印の内藤コーチは、若手、ミドル、シニアと、なんと3カテゴリー登録で選手としても活躍していました。元気の秘訣は合間を見つけてのランニングだそうです。仕事も忙しく、時間も限られているはずですが、言い訳をせずにトレーニングしているのはさすがだと思います。

 別なベテランコーチも、チーム代表や監督として取りまとめ役をしています。このベテランコーチは、トレーニングしているかは分からない(フォルムだった)ので、一応プレーをし続けられる秘訣を聞いてみたところ、「いつでもおいしく食べまくることでーす!」とのことでした(内藤コーチよりも、たくさん食べるのは確認済み)。

 このベテランコーチは、今季のサッカーの公式戦にほぼ出場しておらず、チームも未勝利が続きました。「この試合負ければ降格争いか(監督辞任か)・・・」という大事な一戦の残り10分弱。ベンチの選手が、「今日こそは出て!」と、ベテランコーチを送り出します。

 そこで、やっと(脂の乗った)重い腰を上げ、ピッチに登場。いつも通りテクテクとピッチを歩いています。気が付けば、あっという間にアディショナルタイムに入り、「あれ? ベテランの○○○○コーチはどこに? ボール触った?」と、思った瞬間。時速約6kmのピコピコダッシュでゴール前に進入(大人の歩く速さは時速約4km)。あっさりとコロコロスローシュートを決め、勝利に導きました。

 試合後には、「シュートはこうやって決めるんだよ。シュートはゴールへのパスだよ。byジーコだよ。へっへっへ」と、チャンスで思いっきり外していた内藤コーチに満面の笑みで嫌味を言っていました(本当はアシストのパスが良かったのだと思います)。

 振り返ってみると、そのベテランコーチは、真夏の暑い試合だったのに、汗もかかずに涼しい顔でプレーしており(ゴール前に1回しか走っていないから?)、説得力があるのか分かりませんが、「夏にラーメン食べてる時の方が汗かくわー。でも、さすがに今日は冷たい麺を食べたいねー」と、早速、食べ物の話をしていました。。。
 

2022/07/21

 

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田古嶋 愛子

驚異的な胸囲!?
 今回は、スタッフ用のジャージサイズ合わせでの出来事です。

 ひとり国民的人気者のドラ〇もん的な体格のコーチ(しかもクラブのジャージカラーも青なのでフォルムは激似?)がいたので、サイズ合わせで胸囲を測ろうとしましたが、短いメジャーでは足りなそうでした。

 そこで、近くにいた、とあるスタッフに「ト○○○コーチの胸囲測るから、メジャー持ってきて」と、伝えると「あっ、○ク○○コーチ用ですね。分かりましたー」と、素早くメジャーを探しに行きました。

 そして、持ってきたのはグラウンド用の100メートルまで測れる超巨大メジャー。一同「さすがに○○ミ○コーチの脅威的な胸囲(と腹囲)もそこまではないって」と、爆笑。〇〇〇ツコーチ本人も「せめて25メートルのメジャーもあったしょ・・・」と、1メートルのメジャー超えは否定していませんでした。。。
 

2022/07/04

 

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田古嶋 愛子

現役さながらのキラーパス!?
 とある昼下がり、たまたま手に入れた(本当は私が食べる為、大人の箱買いをした)地域限定のお菓子のカールを山瀬コーチに一袋プレゼントしたところ、「ありがとうございます。でも食べない訳ではないんですが、実は今、体を絞っていて好きなお菓子は控えてるんです・・・」。

 そのやり取りを聞いていた体を絞ったことも無いコーチが、「ほーん、それならあえてたくさんお菓子プレゼントしようかな、道連れに。へっへっへ」と悪い顔でツッコミます。

 すると山瀬コーチは「大丈夫です! その時は隣のコーチの机にお菓子はパスしますから!」と、お菓子大好きト○○○コーチの机を指さしていました。試合同様さすがのキラーパスぶりを見せつけていました。
 

2022/06/03

 

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田古嶋 愛子

誰も心配しない?
 とあるベテランコーチが、ホーム施設のナイターで行われた久しぶりの練習試合で、「やっぱり足痛いー」、とわずか3分間で自ら退場。その光景に、長く一緒にプレーしているチームメイトは誰も心配しない様子です。

 3分間の出場と言えば、そのコーチはフットサルの公式戦に約20年ぶりに参加。シーズンを通して監督に徹し、試合にはほぼ出ていませんでした。大会最終日に、チームメイトも「1分でもいいから出たら」と勧められ、順位決定戦の1-1の緊迫した展開で静かに出場。

 するとワンプレー目で、逸れた浮き球のパスを、何を思ったか相手を背にしてインステップにボールをピタリと乗せ、数秒静止。初めて見た相手選手は、「舐めるなー」と、背後から猛チャージ。それを見越して、ボール足乗せからのシャペウ(相手の頭越しに浮かせたボールを通す)ターンでクルリと一人かわします。

 慌ててカバーに来た2人目のDFにはボールを一度も落とさずリフティングでかわし、浮き球のままスルーパス。虚を突かれた相手チームをよそに味方選手はドフリーの状態でゴールを決めました。

 本人は、そのワンプレーに満足(体力切れ)したのか、1分で「交代ー」とベンチにアピール。そそくさとベンチに戻ろうとします。しかしベンチでは交代の準備が出来ていなかったので、「まだ、早いからダメ!」の合図。するとクルリと振り返り、次のプレーでいきなりドリブルからのゴール。ぴったり3分間の出場で結果を残していました。

 試合後、「シャペウなどは、大きくリードした状態でやると相手にリスペクトが無いし、ビハインドの状態だと当然に味方に怒られるので、緊迫した展開の時じゃないとやりません。今日はたまたまその展開だったので、とっさに出ました。てへへ」と、振り返っていました。

 子どもたちとの試合のようなプレーをそのまま大人相手の公式戦で成功させたので、少しは褒めてもいいのではと思いましたが、チームメイトは「まーた、いつものプレーでしょ」と、誰も驚いていませんでした。

 追伸 社会人ミドルリーグに選手として参加しているサクセス担当の伊東コーチが2得点、中村コーチがハットトリックの活躍をしました。子どもたちの見本となるべくSSSスタッフの決定力が上がっているようです。
 

2022/05/19

 

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えんじぇる ハートちゃん

卒業・卒校おめでとうございます!
 小学6年生、中学3年生のみなさま、卒業・卒校おめでとうございます! 

 新年度からは新しいかんきょうでの生活がスタートしますが、それぞれのステージでのごかつやくを祈っております。

 SSSに通う子も、ちがうチームに進む子も、卒校生もサッカーをつづけていればまた会うきかいが必ずあると思いますので、みんなでがんばりましょうね!
 

2022/03/25

 

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鈴木 政裕

力強い一歩を踏み出そう!
 今年度が、終わろうとしています。SSSサクセスU15も、先日、卒校式が行われました。卒校する3年生が、一人ひとり自分の言葉で、思い出や感謝、今後の夢・目標を語ってくれました。例年以上に、その言葉はバラエティーに富んでいて、イケてる学年だったと感じさせてくれました。

 今年度も、新型コロナウィルスとの共生の1年間だった。我慢しなければならないことが、たくさんありました。そんな中だったが、君たちは、タフでたくましい集団をつくりあげた。本当に誇らしい集団だ!

 君たちが掲げた大会の目標は、残念ながら達成することはできなかった。が、君たちの…サクセスU15のテーマ「躍動感」は、見事に体現していた。つい1年前は、チームのために自己表現ができない幼い一人ひとりだった。つくづく思う…「人って変われるんだな」と。そして、やっぱり「躍動感」のある人間・集団って、魅力的だな…と。自己表現ができるようになると、技術面でも戦術理解面でも、グングン成長していった。自分で、よく考えてみてほしい。1年前の自分と今の自分…どっちが好きか? どうして、こんなに生き生きとサッカーができるようになったのか? それを考えて、自分なりの言葉にできたなら、今後、何かにつまずいても、きっと乗り越えられるだろう。

 君たちの成長の要因の1つは、オンとオフのつながりを心底理解できたということが挙げられる。春に、みんなで声を掛け合い、自主的に行ったゴミ拾いの活動。本当に驚かされた。雪解け時期のゴミ拾い…だれもが避けたがる面倒くさいことだ。けど、地域やみんなのことを考えて、みんなで「動こう」と決心し、実践した君たちは、本当に最高だった。そんなメンバーだから、ピッチでも、面倒くさくてもがんばれるはずだよな。しんどくても、仲間を励まし、カバーリングに走ったり、果敢にオーバーラップしたり、相手に体をぶつけたり…苦しいときも、戦えた。それが自信となり、どんどんチーム力は向上した。       

 大会は、目標達成できなかった。こんなにいいチームでも、達成できなかった。君たちは自他ともに認めるほどに、成長したが、達成できなかった。つまり、まだ足りないのだ。その「あと一歩」の経験が大切だ。高校サッカーや、これから先の様々な君たちの目標に向かうとき、その「あと一歩」を自分で踏み出せ! その「あと一歩」は、もしかしたら、過酷かもしれない。大変な勇気が必要かもしれない。が、目標や集団に対する思いが本気なら、力強く踏み出せ! 君たちなら、できる! 期待してるぞ!

 みんなで、何度声を掛け合ったことだろう。みんなで、何度ハイタッチしただろう。みんなで、何度笑っただろう。コーチは、そんなふうに、「みんなで」何かをしている君たちが大好きでした。「躍動感」あふれる君たちが大好きでした。すばらしい一年間をありがとう。

新2・3年生へ
 先輩たちが君たちに残してくれたもの、伝えてくれたものは、大きく重い。先輩たちが脈々と伝えてくれている「躍動感」。しっかりと受け継ぎ、さらに大きく重くしてくれ! 期待している!
 

2022/03/24

 

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