みなさん、こんにちは! SSSコーチの山瀬です。久しぶりにスタッフ日記を投稿させてもらいます。
SSSも現在、札幌市の小・中・高校の休校にともない活動を自粛しています。そこで今回は自宅で出来ることやランニングなどを自分の経験談と一緒に紹介したいと思います(SSSのホームページからリンクしているYou Tube公式チャンネルでもコーチたちがトレーニングを紹介しています)。
まずはストレッチと簡単な筋トレの紹介です。40周年事業の一環としてみなさんに配ったSSSの書籍「100万円も借りられなかったNPOが、街クラブ日本一の施設を造った奇跡の物語」の258Pから280Pに石垣トレーナーがモデルになっている身体づくりを掲載しているので参考にしましょう!
石垣トレーナーとは「現代の子はとにかく股関節が硬く、日常でもスポーツでも股関節をうまく使えていないように感じます。和式のトイレは使えないのでは? の前に和式トイレのことを知らないかも・・・」と、話したこともありました。
SSSの本では体幹やインナーマッスルのことも紹介されており、このインナーマッスルというのが現代のサッカーにも非常に重要なのではと感じています。一昔前は筋トレをいっぱいして横幅も大きい選手がパワーもあるような時代でしたが、今は言葉が合っているかはわかりませんが「細マッチョ」という体型の選手が増えているのかなと感じています。
そして細いからと言って弱い訳ではありません。ちょっと前にコンサドーレにいた兵藤選手もスラっとしているように見えて、マリノス時代、彼と練習などで体をぶつけると「硬っ…」といつも思っていました。私の場合、ぶつかった瞬間に硬いと感じる選手はだいたい体幹が強いという印象があります。体幹やインナーマッスルは体の大きさアップという点では見えづらく効果がわかりにくいかもしれませんが非常に大事なことなのでみなさんも意識してみてはどうでしょうか?
ちなみに私が選手時代に日課にしていたのが寝る前の20分程を体幹・筋トレにあてるというものでした。やっていた内容は長友選手の体幹トレーニング本のメニューや、空気椅子、足振り、腕立て、ゴムチューブトレーニングなど、その日の気分でいろいろと変えて長続きするように気楽にやっていました。
その中、腹筋と腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉のトレーニングは欠かさずにやりました。腸腰筋というのは選手時代にフィジカルコーチから教えてもらったものなのですが、簡単に言うと足を上げる時に使う筋肉らしいです。これが私にはすごく大事で、もも上げする時に使う、おしりや腰の横の筋肉と併せ、この動きがスムーズ(軽い)ときは次の日のサッカーでも足が軽く感じたり、跳ねるように動けたり、とにかくキレがありました。
逆に重く感じたりスムーズに動かないコンディションだとだいたい次の日の練習も体にキレがないなど、自分の中でコンディションバロメーターの一つになっていました。興味がある人は腸腰筋のトレーニングについては自分で調べてみたり、個人的にコーチに聞いてみましょう!
今回、私の現役時代のことを話していましたが、みなさんは育成年代であるので体幹、筋トレをするときはくれぐれも無理はせず自分の体と相談しながらあまり追い込むことはやめましょう!
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