スタッフ日記


山瀬 幸宏

体調管理を基本に自主トレーニングもしましょう2(ランニング編)
 みなさんも今の時期、自分で走っている選手もいるかとは思いますが、前回に続き経験談を紹介したいと思います。これは私の持論ですが、小さい頃からランニングなどをやって、走れる体質を作ってしまうのがいいのかなと思っています。というのも自分自身、選手時代にスタミナの無さにかなり苦労したからです。

 もちろんプロのトレーニングにもフィジカルメインの日もありましたがなかなか効果が現れたとは思っていません。マリノス時代のスタミナテストでは選手全員で走って、若手でありながらGKの次にギブアップするという走れなさっぷりでした・・・。90分、強度高く走れる選手だったらもっと違う結果を出せていたのかなと後悔しています。

 SSSの岩越校長曰く、「おまえにした指導のなかで守備をやらせなかったのが失敗だった」と言っているように攻撃ばかりで攻め残りしている間に走れる体質を失っていたのかもしれませんね(岩越コーチには自分が小、中学生の時に指導してもらいました。これもSSSならではの歴史ですね)。

 またこれはマリノスユースの時の話で、技術では負けていなかったつもりですが、とにかく走れなかった自分は練習後にクールダウンのランニングをしたり、休みの日に走ったりした時期もありました。しかしスタミナの改善というまではいかなかったので、同じ学年の1番ミドルランニングが速い子に「なんでそんな走れるの?」と聞いてみました。すると毎朝走ってると返答があり、そこまでする選手がいるのか―とびっくりしました(当時の自分の中では、そこまでする熱意も意志も持っていなかったので・・・)。

 さらに話を続けていると、なんと中学の時からずっと継続していると言っていました。おそらく彼のスタミナを考えると中学時代から欠かさずに走り込みをした成果なのでしょう。あまりクイックな選手じゃなかっただけにスタミナの必要性を彼は中学生ながら感じていたのかもしれませんね。

 彼のエピソードを聞くと同時に、自分の行っていた努力がどれほどちっぽけなものだったか、選手を引退して指導者の道にきてから感じました(遅かったかな・・・)。そして、よく能力を表す時に「上には上がいる」という言葉がありますが「努力」という世界でも使えるんだなと思いました。

 と自分の経験を紹介させてもらいましたがどこか、何か参考にしてもらえればと思います。だからと言って「走り込みなさい」ということでは全然ないです。自分の経験上も、強制的できついことは長続きしないこともあるので、今取り組んでいることとうまく調整して継続性を持てるようにしてみてはどうでしょうか? 特にこの時期ですので自分の健康に十分気をつけて出来る努力をしてみましょう!
 

2020/04/26

 

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山瀬 幸宏

体調管理を基本に自主トレーニングもしましょう1(細マッチョ?!編)
 みなさん、こんにちは! SSSコーチの山瀬です。久しぶりにスタッフ日記を投稿させてもらいます。

 SSSも現在、札幌市の小・中・高校の休校にともない活動を自粛しています。そこで今回は自宅で出来ることやランニングなどを自分の経験談と一緒に紹介したいと思います(SSSのホームページからリンクしているYou Tube公式チャンネルでもコーチたちがトレーニングを紹介しています)。

 まずはストレッチと簡単な筋トレの紹介です。40周年事業の一環としてみなさんに配ったSSSの書籍「100万円も借りられなかったNPOが、街クラブ日本一の施設を造った奇跡の物語」の258Pから280Pに石垣トレーナーがモデルになっている身体づくりを掲載しているので参考にしましょう!

 石垣トレーナーとは「現代の子はとにかく股関節が硬く、日常でもスポーツでも股関節をうまく使えていないように感じます。和式のトイレは使えないのでは? の前に和式トイレのことを知らないかも・・・」と、話したこともありました。

 SSSの本では体幹やインナーマッスルのことも紹介されており、このインナーマッスルというのが現代のサッカーにも非常に重要なのではと感じています。一昔前は筋トレをいっぱいして横幅も大きい選手がパワーもあるような時代でしたが、今は言葉が合っているかはわかりませんが「細マッチョ」という体型の選手が増えているのかなと感じています。

 そして細いからと言って弱い訳ではありません。ちょっと前にコンサドーレにいた兵藤選手もスラっとしているように見えて、マリノス時代、彼と練習などで体をぶつけると「硬っ…」といつも思っていました。私の場合、ぶつかった瞬間に硬いと感じる選手はだいたい体幹が強いという印象があります。体幹やインナーマッスルは体の大きさアップという点では見えづらく効果がわかりにくいかもしれませんが非常に大事なことなのでみなさんも意識してみてはどうでしょうか?
 
 ちなみに私が選手時代に日課にしていたのが寝る前の20分程を体幹・筋トレにあてるというものでした。やっていた内容は長友選手の体幹トレーニング本のメニューや、空気椅子、足振り、腕立て、ゴムチューブトレーニングなど、その日の気分でいろいろと変えて長続きするように気楽にやっていました。

 その中、腹筋と腸腰筋(ちょうようきん)という筋肉のトレーニングは欠かさずにやりました。腸腰筋というのは選手時代にフィジカルコーチから教えてもらったものなのですが、簡単に言うと足を上げる時に使う筋肉らしいです。これが私にはすごく大事で、もも上げする時に使う、おしりや腰の横の筋肉と併せ、この動きがスムーズ(軽い)ときは次の日のサッカーでも足が軽く感じたり、跳ねるように動けたり、とにかくキレがありました。

 逆に重く感じたりスムーズに動かないコンディションだとだいたい次の日の練習も体にキレがないなど、自分の中でコンディションバロメーターの一つになっていました。興味がある人は腸腰筋のトレーニングについては自分で調べてみたり、個人的にコーチに聞いてみましょう!

 今回、私の現役時代のことを話していましたが、みなさんは育成年代であるので体幹、筋トレをするときはくれぐれも無理はせず自分の体と相談しながらあまり追い込むことはやめましょう!

 
 

2020/04/25

 

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土橋 竜也

新たな役割でもよろしくお願い致します
 SSS会員の皆様、新型コロナ関連で大変な時期かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

 早速、私事で大変恐縮ですが、クラブ員の皆様にはSSS新聞などでお知らせしておりました通り、今年3月でSSSの指導現場を離れ、クラブアドバイザーという新しい役割でクラブのサポートをしていくこととなりました。これについては、クラブ改革の一環として数年前から水面化で進めていたもので、更なる発展を目指してのことです。

 担当していた子どもたちには、2月中旬から順次お伝えしておりましたが、全ての子どもたちに直接伝え終える前に、クラブ全体が休止期間に入ってしまいましたので、この場を借りてご報告させていただきます。

 直接の指導現場から離れることは、色々と感慨深い気持ちですが、一番は大勢の方に支えられ、様々な仕事、サッカーを経験し、成長させていただきました。中でも、ふれあった子どもたちから気付きを貰い、指導をしながら、逆に子どもたちから学んだことの方が多かったと感じています。これまで、一緒に活動してきた子どもたち、ご家族の皆様、ご協力団体・企業様、その他関係各位、全ての皆様に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

 現在SSSに在籍している皆さんはもちろん、3月に卒業された皆さんも、今は困難な状況ですが、これからの未来は、自分次第で可能性は無限大です。これまでと変わらず、大好きなSSSをサポートしながら、皆さんのご活躍を心から祈念しております。それではまた、ホームグラウンドでお会いできるのを楽しみにしております。
 

2020/04/24

 

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岩越 英治

こんにちは、SSS札幌サッカースクール校長の岩越です。
 現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止策で、全国的にも学校の休校措置となるなど、子どもたちの生活にも影響が出ていると思います。

 SSSでも、クラブ制定の感染症拡大防止策に基づき、学校の休校措置期間に併せて、活動休止となっております。今後の活動についてはSSSホームページなどでお知らせしていきます。

 その中、行動を制限されている子どもたちの心身のストレスも考慮し、しかるべきタイミングで練習活動再開を検討しておりますが、前例のない、ある意味では簡単な答えのない状況とも言えますので、まずは、皆様の体調と健康管理を第一に過ごしていただければと思っております。

 この間、SSSの子どもたちには、作文作成などの課題は与えておりますが、SSSの子に限らず、家にいる時間の長い子どもたち向けにトレーニング動画も作成しましたので、取り組んでみてください。

 もちろん、家でのトレーニングだけではなく、この間は勉強をする時間も十分にありますので、食事、休息、勉強、軽い運動など、それぞれのバランスと自己管理を大事に、有意義な時間としましょう。また、家でのお手伝いも大事です。積極的にやりましょう!!
 

2020/03/13

 

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田古嶋 愛子

北海道らしさ全開となりました
 今冬の北海道は、1月までは記録的な降雪の少なさで、道路も比較的走りやすく、日頃の雪かきも楽をしていたように思います(運動量が減って代謝が悪くなったのはそのせいか・・・)。

 しかし、2月に入ってからは、ラスボスの冬将軍がやってきて、帳尻合わせのように降雪量も一気に増えました。道路も、排雪が進まないところは道も狭く、渋滞となったり、吹雪の際はホワイトアウトのように見えない時もあります。

 このような中、サクセスコースの無料送迎バスを運転するスタッフは本当に大変だと思います。また、子どもたちも待っている時や、歩いている時も車からは見えにくい(むしろ、雪山の陰では車からは見えない!)と意識して、自分自身で十分周囲の安全を確認しながら通ってくださいね(飛び出したり、道端の雪山に上って遊んだりしては絶対にダメですよ! あとは、体調管理と、手洗いなどもしてください)。
 

2020/02/09

 

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鈴木 政裕

2019年度のサクセスU15をふり返って
今年度のサクセスU15の活動をふり返ってみたいと思います。

 まずは、3年生、本当にお疲れ様でした。よく頑張りました。3年生が掲げたテーマは、今までの先輩たちと同様に「躍動感」。「躍動感」=「チームのために、集団のために、自分のベストを尽くすこと」。目標も先輩たちと同じく「1.カブスの3チーム昇格。2.クラブユース選手権でインターシティカップ出場。3.全道フットサル選手権の全道大会出場」。

 コーチが今まで指導してきたサクセスU15の各学年の中で、一番早く躍動感の意味を理解し、プレーや態度、行動で示せていたと思います。君たちが、2年生のときから、主体的にサッカーに取り組んできた証拠だと思います。思い返せば、2年生の夏ごろに、すでに「サッカーで思いっきり自己表現するには、どうしたらいいか?」という課題と向き合う選手が多かったと感じています。

 これはサクセスU15というチームの毎年の課題でもありました(目標は掲げるが、本気になれない。本気の相手・本気の自分と向き合えない。だから周りに無関心。好きなこと・楽なことはのびのびできるが、困難なことから逃げてしまう)。その中、2年生のときから、課題と向き合えていた選手が多かったので、カブスに出場し、3年生と意見をぶつけ合う場面がしばしば見られました。君たちが自治的な集団をつくるために努力し合い、声を掛け合い、受け入れ合ったこと、その日々を誇りに思い、胸に刻み込んでください。と、同時にそういう道を作ってくれた先輩たち、見守ってくれた保護者や家族、君を支えてくれた全ての人に感謝ですね。これからも、自分が所属する集団の中で、その一員として、目標に向かって、自分のベストを尽くすことができる人間であってほしいです。

 そんな素晴らしいチームでしたが、3つの目標のうち1つも達成することができませんでした。この結果から、君たちは何を学び、高校年代やこれからの人生につなげていくのでしょう。負けてしまった試合、失敗に終わったあのプレー…思い返してみてください。「絶対に勝つんだ! 成功させるんだ!」という負けず嫌いな熱い気持ちがあったか。自分の中にその熱い気持ちがあったとしたら、その瞬間の自分をコントロールできる冷静な思考力があったかどうか。さらには、その試合を迎えるまでの日々、1秒前まで、最高の準備ができたか。自信はあったか。自信を裏付ける根拠はあったか。自信と同時に、努力の源となる謙虚さはあったか。

 目標達成までに、あと一歩…でした。手が届きそうでした。コーチもベンチで何度も心が熱くなりました。本当にありがとう! そこまで来れたのは、君が自分と向き合って、プレーで「躍動感」を表現できたからです。そして、熱意ある自治的な集団づくりができたからです。サッカー選手として、一人の人間として、目標に向かって仲間と共鳴する心と技術の土台…根はしっかりしてきたと思います。この根の上に、どんな幹を、枝を伸ばしていくのか、コーチはすごく楽しみにしています。そして、大きくイケてる花をたくさん咲かせてください。そのときに、思い出してくれたらうれしいです。サクセスの仲間を…意地悪な鈴木コーチの言葉を…(笑)
 3年生、ありがとう!
 

2020/02/06

 

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柴田 吉徳

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
 さて、昨年創立40周年を迎えたSSSですが、さっそく次の5年に向けて、まずは内部で改革・改善を推し進めており、新年度に向けまた一歩着実なスタートが切れそうです。

 スポーツ活動環境の変化では、予定通りに進めば年度内で新型マイクロバスの導入。さらに新年度以降の中期計画では、ホーム施設の安全性や利便性の向上につながる計画も練っております。こちらも固まり次第、会員の皆さまにお知らせ致します。

 そして、今年ついに迎える東京オリンピック・パラリンピックの熱気を開催地や1年間だけに留まらせず、地域(草の根)のスポーツ活動や活力につなげていくことも大事なレガシーになると思いますので、街クラブで出来ることを全力で取り組みたいと意を新たにしております。

 SSSに通われている皆様も、スポーツを「観る、応援する、プレーする、関わる」など、楽しみながら日頃の活力や健康につなげていただきたいと切に願っております。その為にも、プレーする際には、大けがをしないよう、準備運動なども入念に行いましょう(自分自身にも強く言い聞かせています)。

 では、皆さん年始も何かとお忙しいとは思いますが、体調管理には十分お気を付けください!
 

2020/01/03

 

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木村 瞭太

やっぱり本場スペインはすごいです!
 皆さんこんにちは! SSSで指導して4年目を迎えますが、今回初めての日記を書かせてもらいます(スタッフ日記では初めましてですね)。

 まずは、僕を知らない人がいると思いますので、軽く自己紹介。

 中学からSSSジュニアユースに所属し、北海高校に進み卒業と同時にSSSでGKコーチをやらせてもらっています。ちなみに、僕の一個上には進藤選手や粟飯原選手などいて一緒に試合に出ていたのは唯一の自慢です(てへへ)。

 さて、自己紹介を終えたところで、僕はSSSに少しお休みを頂き、11月にスペインにGKコーチとしての研修に行ってきました!

 今回は、本場で感じたことを少し書きたいと思います。

 何はともあれ、まず感じた事はサッカーに対する情熱と根付いているサッカー文化です。中学の時に行かせてもらったブラジルでも同様ですが、育成年代でも一年ごとに所属契約が切られてしまうこともあるということです。良い選手は強豪に引き抜かれ、評価が良くない選手は来年どこでプレーするか決まっていないのです。中学一年生の子が「来年はどのチームにいられるか?」と考えるぐらいなので、日頃のサッカーに対する取り組み方、熱量はものすごいものになりますよね。日本ではあまり想像できないです。

 二つ目は施設です。今回レバンテUD、レガネスなどリーガ1部クラブの練習や施設を見学させてもらいましたが、中でも凄かったのはアスレチックビルバオです。アスレチックビルバオはバスク人だけのチームで育成にも定評のあるチームです。そこの施設はコートが8面もあって、中でもびっくりしたのはGK専用のコートがあるという事です。キーパーがどれだけ重要か理解されている証拠ですね!

 帰国後、さっそく「SSSにもキーパー専用コートを作ってください!」と吉徳コーチに頼んだところ「それおもしろいねー。実は別な秘密の計画もあったり…なかったり…。へっへっへ。それまでは、フットフットコート(屋外サブグラウンド)でやってみたら」と、回答をしてくれました(また怪しげな?プロジェクトでしょうか・笑)。

 今回はここまでとしますが、他にも書ききれない事がありましたので、また次の機会にでも書こうと思います。
 

2019/12/19

 

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内藤 拓海

サッカーは、年代問わず楽しめる?!
 前回の日記を書きながら、ふと外シーズンを振り返ってみると、自身も参加した社会人ミドル・シニア部門の練習での出来事を思い出しましたので、気軽にアップさせていただきます。

 SSSの社会人ミドル・シニア部門では、今シーズンも全国大会に向かう札幌NFCさんと恒例の合同練習を月に1回のペースで行いました。ミドル・シニア世代のSSSスタッフも業務の後に(フラフラになりながら?)楽しく参加し、またSSSの子のお父さんも主力で活躍しています。ナイター練習の参加にあたっては、本当のサッカー好きでないと、皆さん仕事の後に集まれないと思いますし、そのような大人たちの気持ちが、子どもたちにも良い影響となるのではと思っています。

 その中、9月の交流試合では、30分×3本で行い、1本目はSSSが1-0でリード、2本目は0-0といつもながらの接戦で進みました。

 ディフェンスリーダー櫻井コーチは、B級指導員資格の研修もあったので、体も絞れており、往年のキレが戻ってきているようでした。

 土橋コーチは、この日は得意のスピードをあまり生かせず、DFを切り裂く驚異的なスルーパスを自陣の方に向けて通していました(大ピンチ!)。

 よしのりコーチは、確か2本目に出場していたと思いますが、1試合の走行距離が10m級なので、印象に残っていません。

 もちろん私は、メキメキと存在感を増してきた力(体脂肪)を燃焼させようと、得意の空回り?で攻守に活躍していたはずです。

 そして、3本目に入り、相手の若さあふれるスピィーディーなカウンターから2失点。合計1-2とリードされる展開に。時間は残り1分、『あー今日は、負けるのかー・・・』と、ほぼ諦めムードになっていた時、確か3本目のスタートには出ていなかった(ピッチの外でゴロゴロしていた)よしのりコーチが、気が付けばピッチに居ました。ですが、今回の主役ではありません。

 チームメイトたちが『えっ、ピッチに居たの?』と、思った瞬間、そのよしのりコーチが、見たことも無いトップスピード(おそらく時速5キロ程度。一般的に歩くスピードは時速3ー4キロ程度だそうです)で、ペナルティーエリアに侵入。すぐに2人のDFに囲まれると、『えっ、(その太い体で)どこ抜けてきたの?』というヌルリとした突破から、コースを狙ったスローシュート。これをこの日当たりまくっていた相手GKが片手一本のファインセーブ! ぎりぎりゴールライン上で掻き出します。

 ここでついに、今回主役の手塚コーチが颯爽と登場! 若い頃には強豪校で「ディエゴ」との異名を持った手塚コーチが、ゴールライン30センチ手前から、走りこみながら華麗に同点ゴーーール!・・・と思いきや、放ったシュートは何故か強烈なバックスピンがかかっていて、ボールがライン上でピタリと止まり、惜しくも得点ならーず(ヘイヘイ!30センチは決めないと!)。

 直後に慌てたチームメイトが押し込み何とか同点でタイムアップとなりました(これでゴール前の難しさを手塚コーチも身を持って体験したことでしょう)。

 最後はその殊勲の同点ゴールを決めたチームメイトの後ろで、(数分しかプレーしていないのにフラフラしていた)よしのりコーチが「オーイ、褒めるべきは俺のプレーだろ! みんな諦めかけたところのナイスプレーだろ!」と、主張していましたが、すかさず「いや、一発目のかわしたところで決められるしょ。らしくないっしょ。いや、むしろ期待外れでしょ。」と、(おそらく性格の悪い)味方選手に言い返されていました。

 と、ここは相変わらずの展開でしたが、合同練習の成果もあり、シニアチームは10月6日に行われた今シーズン最後の公式戦を2連勝で締め、来年度初の全道大会への道が開かれました(レギュレーションに変更が無ければとのことです)。そしてNFCさんは、SSSのニュースでもお伝えしていますが、茨城県で10月12日から14日で開催予定だった「第19回全国障がい者スポーツ大会サッカー競技」への全国大会出場を決めていましたが、台風19号の影響により、残念ながら全日程中止となりました。

 12月に入り北海道は本格的な冬シーズンとなり、これからはフットサルとなっています。子どもたちには、室内でこそ磨ける技術や切り替えの大切さなどを習得していって欲しいと思います。私も外サッカーシーズン同様に体を動かしていきたいと思っている内藤からでしたー。
 

2019/12/11

 

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内藤 拓海

サクセスU15のご報告!
 さて、日記のアップが遅くなってしまいましたが、私が担当しているサクセスU15の3年生を中心とした2ndチームの外サッカー最終結果をご報告したいと思います。

 前回の日記の段階では、10チーム中6位でしたが、他チームの結果によりリーグ7位となり、入替戦に回りました。この入替戦は、地区カブス2部で上位1位となったチーム3チーム(2部は3グループあるため)とトーナメント方式で争いました。1回戦は、2部からの昇格を目指す相手チームの勢いもあり、苦しみながらも勝利。続いての2回戦も勝利し、残留を決めることができました。

 この結果により、来年度もサクセスU15としては、ブロックカブス1部(1st)、地区カブス1部(2nd)、2部(3rd)でスタートすることが決まりました。これで外サッカーの公式戦も終わり、室内へ移行となっていきますが、今後も春に向けてチーム内で競争しながらお互いに切磋琢磨していって欲しいと思います。

 その中、外サッカーシーズンが終わることもあり、先日、サクセスU15の1、2年生の練習後に、子どもたちと一緒にホームグラウンドの冬囲いを行いました。北国ならではの積雪に備える為、ゴールのネットやグラウンド周辺の防球ネット上げなどを実施。2年生は、昨年同じ作業をしているので、1年生にやり方などを説明しながら手際良く行動してくれました。

 2019年も早いもので残り1ヶ月。「今年もあっという間だったなぁ」と、しみじみ感じている内藤からのご報告でした(歳のせい?)。
 

2019/12/06

 

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