10月の全日本フットサル予選、12月の全道少年フットサル予選、1月の札幌フットサル予選とフットサル公式戦3大会を終え、6年生の今年度すべての公式戦が終了しました。
大会の結果としては、いずれも予選で破れ、残念ながら決勝リーグに進むことは出来ませんでしたが、内容としては、僅差の試合も多く、負けた試合でも決して悪い内容ではなかったと思います。特にフットサルシーズンに入ってからの大きなテーマとして取り組んできた、「切り替えの速さ」と「判断のあるプレーをする」という部分が大きく成長できたと感じています。
外サッカーから室内に入ったばかりの当初は、ボールがコートの外に出た時の攻守の切り替え、ミスからボールを失った時、特に自分がミスをしてしまった時の切り替えが出来ずに、ピンチを招いたり、チャンスを逃していましたが、今では自分たちで声を掛け合いながら、素早く対応しようとする姿勢が多く見られるようになりました。
また当初は、外サッカーに比べコートサイズが狭くなり、プレッシャーが速くなったことで、慌ててボールを蹴ってしまう場面がありました。しかし、常日頃から、プレッシャーを怖がって慌てて蹴るのではなく、簡単に取られないためにも、しっかりと判断をした上でプレーしようと取り組んできました。最近では、個人差はありますが、苦しい場面でも「何とか判断をしよう、そのために回りを見ていい準備をしよう」という意識が持てるようになったと思います。
この2つのテーマは、試合中のみならず、生活面でも子どもたちを成長させているようです。次に何をするべきか、自分で考えて素早く行動できる子どもたちが多くなったと感じています。
6年生は卒業まであと少し、サッカーはもちろんですが、生活の部分でも中学に向けて、よい準備をするためにも、一つひとつの練習を無駄にせず、更なる向上心を持って頑張りましょう! | |