こんにちは!山瀬です。昔のコーチの様子や練習での出来事などをなるべく多く紹介できるよう、鈍ってきた?頭をフル回転させ自分の記憶をたどっているところです。
私はSSSで多くのコーチに指導してもらいましたが、中でも1番長く指導してもらったのは岩越コーチだと思います。今回と次回の日記では当時の岩越コーチの指導や練習のことなど、自分の記憶の範囲内ですが紹介できればと思います。
当時の練習では、まずみんなでブラジル体操をしてから練習に入っていました。それから基礎練習をして、対人の1対1や2対2という流れが多かったような気がします。特に岩越コーチは対人練習が多かったと思います。
もちろん他の練習もありましたが、やはり私は対人練習の記憶がとても強く残っています。1対1などはやっていても楽しく、そして実際のプレーの中でも、とても重要な部分です(私のサッカー選手としての経験の中でも、1対1の強さとその重要性を強く感じました)。
当時、自分の代と1つ上のチームは、対人が強い選手が集まっていた印象があり、中でもFW、MF、DFの中心ラインに1人ずつは道内トップレベルの選手が居たと思います。
私の代の場合はDFの矢野君(SSSホームページにも載っていますが、高卒で柏レイソル入団)と、よく対人練習をしていました。私も1対1には自信を持っていましたが、矢野君も本当に強く、高いレベルで練習を繰り返したことがお互いのためになったんだと思います。
実際に当時の試合では矢野君ぐらい守備が“つよっ(強い)、おもっ(重い)”と思う選手はいなかったと思います。普段の練習から高いレベルで行うことで実際の試合の相手が軽く感じました。そういう意味では同期にプロレベルのDF(というかプロになったのですが)がいてラッキーでしたし、そのおかげで対人の強さを手に入れることができたと振り返っています。
ですが、プロの世界に入り、対人にはかなり自信のあった私なのですが入団したチームで上には上がいるというか、“あの人は絶対抜けない”くらいのレベルの選手が何人も出てきました。
さて、みなさんはチーム内にお互いに高いレベルで高めあって、ガチンコの真剣勝負をできる相手がいるでしょうか?
試合で1対1の局面でほぼ抜ける、またはほぼ抜かれないくらいの一つ飛びぬけた能力の高さをつける、そのくらいの意識で取り組んで欲しいです。(全国レベルは当たり前で、世界レベルを意識してプレーできるぐらいの選手が育ってほしいものです!)。
このように高い意識を持って1対1などの対人練習を繰り返すことで強い選手が生まれてくると思います。これが、SSSの選手育成の良い伝統でもあり、ストロングポイントとして挙げられることだと思います。
ちなみに今練習を見ているジュニアユース1年生たちも1対1などでは、楽しそうに積極的に取り組んでおり、伝統は継承されているようです(本当は基礎のパスやリフティングも対人練習ぐらい積極的に取り組んでほしいものです・・・)。 | |