新年度の活動に向けて、新5・6年のメンバーで、道外遠征となる宮城(3月26から29日)と、道内遠征の伊達(3月29から31日)に行ってきました。ですが正直、がっかりしました。宮城遠征も伊達遠征も、どちらのメンバーも共通して言えることが、モチベーションの低さ。自分のサッカーに対する夢や目標、自分の課題に対して、きちんと向き合えていないことがよくわかりました。つまり、本気になれていないのです。
自分自身と向き合えていないので、チームのこともあまり考えられていません…。「チームのために」という気持ちも希薄で、プレーは人任せ、さらには、自分の好きなやりやすいプレーをして、ボールを失う場面ばかり…。連続したサポート、勤勉な守備は少なく、そういうミスに、自分自身に対しても、仲間に対しても、無関心・無干渉…。冬の間に、一人ひとりにあるはずの課題を克服するための努力はどれくらいしていたのか…?
しかし、「君の夢は?」「君たちの目標は?」と伝えると、しっかりと答えられる。なのに、その夢や目標のために、本気で向かっていけない。とても残念です。自分の夢や目標を大切にできていないのですから…。
遠征中、オフ・ザ・ピッチでも、コーチたちからの指示待ちの場面が多かったです。普段から、「集団(チーム)のために何ができるか」ということを考える習慣が必要なのかもしれません。そのように考える習慣性から、「今、自分は何をすべきか」という自立した発想につながり、それがピッチでの自己表現力になっていくのではないのでしょうか。
大事なからだを作る食事に関しても、意識が低く感じました。「食」の重要性は、知っているはずなのに…。将来の夢や目標があるはずなのに…。
遠征中に、そんな自分たちに危機感を覚え、自分たちで、ミーティングをする場面が多く見られるようになりました。これはすばらしいことです。しかし、ミーティングをすることがいいのではなく、ミーティングしたことを行動に移すことが必要なのに、キックオフのあとは、何も考えられなくなってしまう選手が大多数でした。
4月です。新年度がスタートしました。どうでしょう…?今一度、自分自身をしっかり見つめてみませんか?よわい自分も、逃げちゃう自分も、ずるい自分も、すべて受け入れてみませんか?そして、つよい自分でありたいと、自分に言い聞かせて、スタートしませんか?夢や目標にまっすぐに突き進む自分を追い求めてみませんか?仲間のために、常に考えて、動ける自分をつくってみませんか?それが、サッカーなのかもしれませんよ。
君たちのよさは、仲間にやさしいところ。けど、やさしさの方向性を間違っていない?大切な仲間のために、今の自分でいいの?大切な仲間が、よくないままでいいの?本当のやさしさを表現するには、自分のつよさが必要になるんだよ。
コーチは、君たちの夢や目標が、すばらしいと思うよ。君たちの夢や目標を叶えたり、その手助けをすることが、コーチの目標です。だから、君たちと真剣に向き合うし、全力を尽くします。コーチもまだまだ力不足だけど、全力を尽くします。
みんなで、一緒に、すすんでいこう!それしかないよ!
期待してるよ!信じているよ! | |