先日、U12の札幌市サッカースポーツ少年団フットサル大会の北区予選が行われました。今までなかなか出場機会に恵まれなかった選手も、すばらしいパフォーマンスを発揮してくれ、全市大会の出場を決めることができました。
攻守どちらの場面でも、いいポジショニングとプライオリティを意識したプレーが見られました。粘り強いディフェンスや積極的な1対1の仕掛けもあり、よい結果につながりました。この中で、攻守の切り替えが遅いところや、ディフェンス時のコーチングなど、課題も見つかりましたが、それは選手たちが全力を尽くしたからこそ見つかってくるものなので、評価できることだと思います。
気になるのは、1人1人が試合によって調子の波が大きく、チームや個人としての課題を忘れてしまうところです。これでは、日頃の練習やトレーニングマッチが積み上げになっていかないので、課題を常に意識してプレーして欲しいと思います。
大会の中では、お互いに声を掛け合い、ピッチに出場している選手も、ベンチにいる選手も、1つになろうと懸命になっている姿は、成長を感じさせられました。でもまだまだです! みんなはもっともっとできるはずです! 自分のことだけ淡々と、黙々とこなしているだけでは上のレベルには手が届きませんよ!! 大きな成長と変化を期待しています!!!
また、この大会にエントリーされていない選手も会場に足を運んでくれて、一緒にウォーミングアップやミーティングに参加し、気づいたことを力強い声で伝えてくれていました。その効果は絶大で、大会に参加している選手たちを大いに勇気付けてくれたと思います。人数が多いゆえに、別々の会場でプレーすることが多かった選手たちも、1つのクラブ“SSS”として、一緒になってくれていることを実感することができました。次の全市大会も、SSSらしいパフォーマンスに期待しています!! | |