今回のスタッフ日記は、某テレビ局のあの名番組調でお送りいたします。ただし、ノンフィクションの部分とフィクション(話を誇張している?)部分もあるかもしれませんので、半(ハン)フィクションということでお許しください。。。
ある時ベテランコーチが言った―。
「子どもたちに全国を目指せと口で言うだけではなく、自分たちも、もう一度全国へ行くぞ!」
それを間近で聞いた、若手スタッフを中心に「何を今さら・・・。しかもこんな忙しい時期に・・・。」と社内はしらけムードだった―。
しかし、そのベテランコーチはその寒い雰囲気もお構いなしに、「こんな時だからこそ、無理をしてでも挑戦することに意義があーる!フーン!」と、鼻息荒く断言。その時ベテランコーチの脳裏には「風の中のすーばるー♪、砂の中のぎんがぁー♪」と、中〇みゆきさんの名曲が流れていた―。
この日からホームページでおなじみの「SSS虎の穴」での血のにじむような猛特訓がスタートした―。(その修行の様子は、ホームページ動画コーナーに新ストーリーでアップされます!)
そして、忘れもしないあの夏、厳しい修行によりボロボロになった体で社会人の全道大会(もちろん公式戦!)に出場した―。
と、物語のナレーションはここまでとして、さかのぼること全道大会の1か月前。まずは新たに選手登録する際のお話です。
現在、社会人チームで『23』を付けているDコーチ(レアルマドリー時代のベッカムと同じなので、気に入っているみたい・・・しかし共通点はなし)が、この大会規定に合わせたユニホームで番号を変えて出場することになりました。Dコーチは「何番でもいいです。」と前置きしながら、すかさず「やっぱりどの番号にしようかなー」と、勝手に悩み始めました。私としては、早く選手登録と大会参加申請をしなければならないのに・・・。
攻撃的なポジションの番号が空いている中、「この中でいったら、7番、9番、11番か・・・。うーん・・・プレーしているイメージが湧かない!!」と、早すぎるイメージトレーニングによりなぜか疲れています。。。
その様子を見かねたYコーチが「そんなに悩むのなら自分が今付けている10番を渡すから、どうぞ。」と提案すると、Dコーチは、選択肢が広がったのでますます悩む・・・悩む・・・悩む・・・。
「えへへ・・・。それじゃー10番にするかな?!?」と、やっと解決したようで、その時に私が「へぇー、Dコーチは自分が10番をつけているイメージはあるんだねー」となにげなく発言したところ、一連のやりとりを隅っこでずっと聞いていたであろう嶋〇コーチが耐えきれず「えっ10番??? ぷーぷぷぷーーーーーっ!」と吹きだしました!(笑いたくても我慢するのが後輩力です!)
それに熱くなったDコーチは「黙っていたけど、オレは高校の時にずっと10番をつけていたんだーだーだー!!」と衝撃の事実!?を明かしていました。それを聞いたYコーチは即座に「そのチーム間違いなく弱いな・・・」とポツリ。。。
で、結局Dコーチは考え直したのか(10番のプレッシャーに負けたのか)、今までつけたことのない『9』をつけることになりました(長かったーーー)。
はてさて、Dコーチは『自分の中の9番像』を打ち破れる真の『9番』になれたのでしょうか?? 次回予定の「全道大会編」をお楽しみにー。
ちなみにYコーチは背番号へのこだわりはないようで、チームで用意されたものでいいですと、謙虚に言っていましたが、いつも良い番号になるのは、裏の権力?でしょうか。。。 | |