4月から学校の進級と合わせ、練習のグループも新学年となりました。また、新しく入会した子も参加し、新鮮な気持ちで練習を行っています。
担当しているサクセスコースでは、人数や会場の状況から、低、中、高学年と3つのグループに分けて練習を行うこともあります。新学年によっては、今までのグループから一つ上のグループへ加わることとなり、子供たちも新しい刺激を受けていると思います。
そのような中、先日の練習で、子供の成長を感じ取れる場面がありました。その子は、サッカーは大好きなのですが、多少弱気な面も感じていました。それまでの練習では、相手とのボールの取り合いなどで、体がぶつかるとすぐに「ぐすん…」と、涙目になることもしばしばでした。
そして、新学年での練習となり、ゴールに向って1対1の練習をした時のことです。その子が攻撃側となり、ドリブルで攻め上がると、一生懸命体をはって守った子と「ドン!」と、体ごとぶつかってしまいした。
その時に、ももを強くぶつけたらしく、私もこれは痛いだろうな、また泣いちゃうかな、と思いながら「大丈夫かい?」と、問いかけると、その子は「だ、だい、じょう、ぶ…。が、がんばる!」と、痛みに耐えながら、次の練習に向いました。
このように、学年が上がるにつれて、子供たちの精神的な成長を発見したり、感心させられることが多くあります。今年も多くの子が、体の部分だけではなく、精神面もたくましく成長してほしいと願っています。
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