久しぶりのスタッフ日記となってしまいました。北海道の子供たちも夏休み期間に入り、子供たちには短い夏をけが無く有意義に過ごしてほしいと思っています。
さて、今回はタイトルにも書きましたが、サッカーに対する素直さについて考えてみたいと思います。
今年度は、SSSとしても、少年部門の2チーム化や、社会人部門でも外サッカーとフットサルを同時に活動するなど新しい試みを始めました。
どちらの新事業についても、開始前から推進の立場に属しており、軌道に乗るまでは自ら従事することを考えておりました。まだ始まったばかりで、多くの問題もありましたが、それを乗り越え、両部門とも非常に良い効果がでてきていると感じています。
そのサッカーを通じた活動の中で、やはりサッカーに対する素直さがどの年代でも非常に重要な成長の要素だと感じています。
これは、サッカーだけに限りませんが、例えば他の人からの外的な要因(アドバイスなど)により、その後自分でどのように考え選択するとしても、まずは人の話しを聞くことから始まると思います。
その情報をまずは頭に入れてから、自ら必要かどうかの判断をし、そこから理解して言動に移す。大人であれば責任を伴った言動に移す、ということになると思います。
今までも、少年部門では急激に伸びる年代があると認識していましたが、一緒に活動している社会人の年代でも、このようなサッカーに対する素直さを持っていると、技術的に急激に上達する事は難しくても、その他の部分でかなり伸びている選手も多いと実感しています。別な言い方をすると、自分が上手くなりたいと思う欲求に対して、真摯に素直で居続ける事(終わりなき向上心を持ってトレーニング)ができれば、成長し続ける可能性もあると思います。
もちろん、素直さというところで間違えて欲しくないのは、子供たちには、コーチたちの言った事をそのまま行動してほしいと言うわけでは決してありません。
言われた事を自分で何も考えずに行動してしまう方が、色々な状況を自分で解決しなければならないサッカーにはマイナスの部分が大きいと思います。
ですので、自ら判断し行動(プレー)する為にも、人からの情報をまずは聞いて、それを判断材料の一つとしてほしいと思っています。
と、言いながらも自分も含めてある程度の大人になってくると、厳しい社会に揉まれて、素直さや純粋さが無くなってしまうんですよね…。ははは。 | |