スタッフ日記


鈴木 政裕

新年度の良い変化
 今年度、SSSサクセスU―15のスタッフとなりました、鈴木政裕です!よろしくお願いします!

 さて、4月からサクセスU―15も新体制で活動をスタートし、約2か月が過ぎました。コーチの話に真剣に耳を傾け、チャレンジする姿から、君たちのやる気を感じるとともに、コーチが君たちからエネルギーをもらっている日々です。

 以前から君たちにもっていた印象は、「誠実さ」、「直向きさ」をもっているということ。しっかりあいさつをしたり、ゴミ拾いに汗を流したりしている素晴らしい光景を何度も見てきました。そういう真面目さは、サッカーのプレーの上でも、大きなストロングポイントとなります。オン・ザ・ピッチとオフ・ザ・ピッチのつながりは、言うまでもありません。しかし、実際に共に過ごし、サッカーをしてみるとプレーは、不真面目なところが多い…。守備のときに勤勉に足を運べなかったり、攻撃のときにポジションを取るのが遅かったり…。

 「なぜだろう…?」と考えたときに、君たちのひとつひとつのプレーや行動のエネルギーは、どこからきているかということでした。つまり、自主的か否かということです。自分からすすんで行動したり、自分で速く決断してプレーしたり、そこには「○○○のために」という他者意識や集団意識が必要になります。簡単に言うと、「やさしさ」でしょうか。みんなのために、ゴミ拾いをする。チームのために守備をする。そのとき「めんどくさい」とか「しんどい」という感情が生まれますが、それを自分でコントロールして、自分の信念で行動したりプレーしたりすることが大切なのです。環境をきれいにすること、チームを勝たせること、自分がうまくなること。本気であれば、できるはずなのです。チームの大きな課題として浮かび上がってきた「集団のために全力を尽くすこと」。これに取り組んできた中、少しずつ少しずつ変化も出てきています。

 そして、この課題を解決する方法のひとつとして実施したのが、「サクセス・デー」。1?3年まで全員で集まり、チームを縦割りにし、6つのグループに分かれて9人制サッカーでリーグ戦をしました。監督は3年生。もちろん真剣勝負です。誰ひとり手を抜かないような、雰囲気を3年生が見事につくってくれました。

 この活動の趣旨は、2つ。1つ目は、SSSサクセスU―15という1つのチームとして、1?3年までが仲良くなるということ。全体の人数が多くなると、同じチームに所属していながら、顔と名前が一致しないという悲しい現状。リーグ戦の結果が、後輩たちへと受け継がれていく中、自分のチームを応援したいという感情が生まれてこないのは、残念なことだと思います。すべての選手に、サクセスU―15というチーム、そして、仲間を大切に思ってほしいのです。人の心のつながりは、集団を強くします。全員でつながることができれば、チームとして大きく成長できることは間違いありません。

 2つ目は、監督役である3年生が、サクセスU―15が目指すべきサッカーを下の学年に伝えるということ。普段、3つのグループに分かれてトレーニングしていますが、3年生がコーチたちと築いてきているサッカーの大切なポイントを伝達してほしいのです。3年生は、ミーティングしてきたことを整理する貴重な場となり、1、2年生は、サクセスU―15のサッカーを理解する大切な場となります。

 今回、優勝したグループは、全グループの中で最もコミュニケーションを図っていました。チームが勝つために大切なことを実践してくれました。1、2年生は3年生のすごさを垣間見ることができたのではないでしょうか?3年生は、サッカー理解が深まるとともに、1、2年生のことを知ることができたのではないでしょうか?この取り組みは、月に1度、実施していく予定です。サクセス・デーを通して、チームや仲間を大切にする気持ちが大きくなることを期待しています。

 これからブロックカブス、地区カブス、ともにリーグ戦が進んでいます。仲間を応援する数も少し増えてきました。オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチどちらも少しずつ、集団のために自主的に動ける選手が増えてきています。サクセスU―15が、大きく成長していきそうです。今後が楽しみでわくわくします。目標を忘れずに、謙虚に頑張っていこう!

 みなさん、今後も応援よろしくお願いいたします!
 

2016/05/26

 

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鈴木 政裕

「全道フットサル選手権大会2016 U-12」を終えて
 2月20日(土)・21日(日)に帯広市総合体育館で行われた全道フットサル選手権大会に、札幌ブロック代表として、参加してきました。札幌の予選が行われたのが、12月中旬で、予選突破後は、昨年末の全日本少年サッカー大会もあり、フットサルに取り組むゆとりのないまま迎えた全道大会でした。

 ですが、全日本少年サッカー大会で見つけた課題を意識してトレーニングに励むことは、フットサルにおいても、十分効果的であったと感じています。1、足の運び 2、考えるスピード 3、メンタル。3つの課題に取り組むことは、フットサルの全道大会に向けての準備としても、十分なものでした。
 
 1次ラウンド。宗谷地区の枝幸ジュニアサッカークラブと対戦。初戦の緊張からか、動きが壊れたロボットのようにギクシャク…。ピッチ内での躍動感は感じられず、相手のしっかりとしたブロックを作った守備を崩せず、コーナーキックから失点し、0-1で敗戦スタート。いいイメージをもってピッチに立つことや、ミスの後に自分たちで会話をして修正することなどができず…つまり、たくましいメンタルをもてず、残念なゲームでした。失点場面も、マークの確認はしていたものの、考えるスピードをあげて、相手のプレーの予測をすることが遅れ、足を運ぶこともできず、簡単に失点しました。課題を意識してトレーニングしてきたつもりでしたが、メンタルコンディションがしっかりとできていないと、普段できることもできなくなってしまう…という典型的なゲームでした。
 
 1次ラウンド2戦目は、緑陽台サッカー少年団(帯広市)と対戦。1戦目の課題…つまり、昨年末から見つけた課題をもう一度見直して、ゲームに入り、6-0で勝利。攻撃ではゴール前での落ち着きや、ゴールを奪うまで、足を運び続ける攻撃の連続性が見られました。守備では、ボールの争点を見極め、相手や味方の状況によって、ポジショニングを変えて、積極的にボールを奪う勤勉性が見られました。これにより、得失点差で1次ラウンド1位となり、決勝トーナメント進出。

 決勝トーナメント1回戦は、同じ札幌代表のLIV FC U-12と対戦。いいプレーのイメージをもってピッチに立てた選手たちは、立ち上がりから、攻守ともに躍動感を見せてくれました。選手たちの会話も活発で、ゲームの主導権を握り、リードして前半を終了。しかし、後半は、相手に主導権を握られました。GKを経由したボールの配球に、対応が後手後手を踏み、守備のほころびが何度も見えました。相手のストロングポイントを感じたときに、どう対応するかに注目していましたが、会話はするものの、うまく改善できずに4-3で辛勝。改善しきれなかったものの、自分たちで、何とか問題を解決しようとしていた姿を見ることができました。
 
 2回戦も札幌代表のAGGRE FCと対戦。相手は、前線からどんどんプレッシャーをかけて守備をしてくるので、選手たちがどんなプレーを魅せてくれるのか楽しみでした。前半は、考えるスピードをあげて、早い判断でボールを動かし主導権を握りますが、ゴールは奪えず。さらにはフリーキックから失点し、いやな流れに…。しかしハーフタイムで、相手のゴールネットを揺らすまで、かかわり続けることを確認し、後半スタート。ミーティングで伝え合ったことに、意欲的にチャレンジし、3-1と逆転で勝利することができました。
 
 準決勝は、室蘭大沢FCと対戦。前評判で、かなり個の能力が高いこともわかっており、SSSを倒すことに対する並々ならぬ雰囲気を感じました。技術、フィジカルともに優れた選手に対する個の守備の判断と足の運びがどれくらいできるかと思っていました…が、あっという間に3失点。これで、気持ちが折れてしまうかと、少し心配しましたが、君たちのメンタルはすばらしかった!「1対1負けるな!ついていけ!」と自分たちで声を掛け合って気持ちを鼓舞し、守備の改善を図るとともに、速攻と遅攻を使い分け、1本の縦パスに対しても連続してかかわり、攻撃も改善。一気の5得点を奪うと、5-3と逆転勝利!チームの成長を強く感じたゲームでした。

 決勝は、旭川末広サッカー少年団と対戦。フィジカルに優れた選手がいて、ミドルレンジからのシュートが脅威でした。SSSはキックオフ直後に得点し、幸先よくスタートしますが、相手のストロングポイントに、まともにはまり、連続失点。スドンズドンとミドルシュートを決められました。リードされていたハーフタイムでは、相手のパスに対し、カバーのポジションから、ファーストディフェンスをする際、アプローチのスピードや角度を意識して、対応しないと厳しい状況だと確認。攻撃は、自分たちがプレーしやすい距離ですすめること、そして、最後まで足を運ぶこと。君たちが会話している内容は、コーチが伝えたいこととほとんど同じでしたよ(今大会全試合を通して!)。そして、後半スタート。話し合ったことにどんどんチャレンジし、攻守ともに躍動感あふれるプレーを発揮し、6-4とまたも逆転で見事優勝。おめでとう!

 大会を振り返り、リードされても慌てず、気持ちは熱く、頭は冷静に、自分たちでチームのスイッチを入れられるようになった君たちを見て、「たくましくなったなぁ…」と、最高にうれしくなった。甘えん坊集団だった君たちが、こんなにタフになるなんて…。自立したたくましいチームを誇りに思うと同時に、小学校年代の最後の大会を優勝で締めくくれた君たちの力に、感動しました。

 また、遠征出発前日のトレーニング後に、大会に帯同しないメンバーが、「みんなで円陣組もうぜ!」の声で、できあがった1つの輪。ピッチに立つメンバーだけでなく、ともに頑張ってきたすべての仲間で、1つのチームという意識。そして、大会中は、学級閉鎖で遠征に帯同できなかった仲間や、大会にエントリーされなかった仲間のことをいつも試合前に語り合う君たちの姿。さらに、ベンチ入りしている「5年生に何を残し、何を伝えるか」を考える君たちも、自立して見えたし、それが、当たり前であるという雰囲気が、かっこよかった。

 その中、出場チャンスをつかんだ5年生が、得点できずにベンチに戻ってきて号泣していた理由…コーチにはなんとなくわかったよ。何度も6年生からのナイスパスを受けて、ゴールできず、悔しかったんだね。6年生からのパスは、単なるパスじゃなくて、5年生は、それ以上の何かをきっと感じ取ったのでしょう…。それをゴールという形で応えられなかった自分が悔しかったんだね。でも、気持ちは届いたはずだから、そのゴールはきっと新年度の大会で発揮されることでしょう。

 今回、君たちの成長を感じられて、コーチにとっても、忘れられない大会となったよ。ありがとう!どんなにリードされても、コーチは君たちがどういうプレーで対処するか本当に楽しみでした。強い意識があったから、今の君たちの成長があるんだから、これからもサッカーも普段の生活もがんばってほしい!そして、これからの君たちの活躍を想像すると、わくわくするよ!君たちのさらなる成長を大いに期待しています!

 最後になりましたが、今大会にかかわって、悪天候の中、帯広まで駆け付けてくれた皆様をはじめ、たくさんの心温まる応援をいただきました。本当にありがとうございました!
 

2016/03/06

 

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鈴木 政裕

全日本少年サッカー大会を終えて
 12月25日から29日に、鹿児島市で「第39回全日本少年サッカー大会」が行われ、SSSは、北海道代表として参加してきました。今大会からは、長期のリーグ戦を経て、勝ち抜いてきたチームによる全国大会の開催というJFAの理念に基づき、初の冬開催となりました。北海道としては、積雪期間なので、大会に向けた調整が大変難しいところでありましたが、多くの方々のご協力で、最大限の準備をすることができました。ありがとうございました。

 さて、決勝トーナメント進出をめざした1次リーグでは、初戦でセントラルFC(宮崎県代表)と対戦。前半と後半立ち上がりにSSSらしい積極的な攻撃で3点先取。しかし、その後、相手の前線からのハイプレッシャーからSSS選手の足が止まり、ショートカウンターから2失点。結果は3対2で勝利となります。

 次は、FC今治(愛媛県代表)と対戦。相手の俊足FWを中心とした縦に速い攻撃とショートカウンターに苦しめられ、前半だけで3失点。ハーフタイムのミーティングでは、相手のストロングポイントを押さえるための手立てとSSSらしい攻撃の見直しをして、後半スタート。よい判断からの積極的なプレーが数多く見られ、見事に4得点!最後の逆転となる4点目は、アディショナルタイムラスト1秒。劇的な勝利でした。

 引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる3戦目は、FC ENFINI(岐阜県代表)と対戦。ワイドなポジショニングからのスピードとテクニックのある積極的な仕掛けに翻弄され、3失点。SSSも反撃するものの、1点しか返せず、敗戦。と同時に決勝トーナメント進出を逃してしまいした。

 ですが、3試合を通してSSSらしいアイディアあふれる攻撃をたくさん見ることができました。多彩な仕掛けとパスの判断を楽しむアグレッシブなプレーが随所に見られ、ピッチ内から躍動感を感じることができました。その中、自分たちで声を掛け合って、チームとしてのつながりを感じる守備もあり、成長を感じました。

 今回、冬開催となったことで、3試合共に感じたことが2つあります。1つ目は、フィジカル的に優れた選手がたくさんいるということ。2つ目は、8人制サッカーでフィニッシュにたどり着くまでの型をもっていて、選手たちがそれに自信をもっているということ。SSSとしても、柔軟な判断力を高め、考えるスピードを上げ、自分たちでコミュニケーションを図って対応できるよう、準備をしてきたつもりでしたが、3試合で8失点という結果からもわかるとおり、相手のストロングをまともに受けてしまう形となってしまいました。

 大会の優勝チームは、埼玉県代表のレジスタFC。身体の大きさは、SSSの選手と大きな差は感じませんでした。しかし、3つの違いを感じました。1つ目は、足の運び。相手がどんなに速くて強くて大きくても、粘り強く足を運び、食らいついて、ボールを奪う。それを連続する勤勉な守備。2つ目は、考えるスピード。攻守ともにボールの争点の状況を見極め、次…次…次…と予測し、先に先に動ける判断の速さ。3つ目は、個とチームのメンタルの強さ。どんな状況になっても、チームのために「あきらめない」「我慢する」。仲間を動かしたり、認めたり、叱咤したりする声。自分たちでサッカーをしている(自立し責任をもってプレーしている)空気がピッチ内からひしひしと伝わってきました。自分を表現することができる選手、そして、そういう選手の集団が、タフなゲームでも躍動感のあるサッカーができるのだと再認識できました。この3つは、どんなスタイルのサッカーをめざすにしても、とても重要なことだと感じました。

 自分たちの目標に手が届くまで、あと一歩だった6年生。敗戦後も、その夜のミーティングでも、感じた悔しさと流した涙…ずっと忘れないことでしょう。足の運び、考えるスピード、メンタル…君たちは、悔しさから学び、今後、きっと自分たちの力に変えてくれると信じています。甘えん坊集団だった君たちが、このステージまでたどり着き、あと一歩のところまできました。5年生の時に、コーチが初めて君たちのプレーを見たときには、このステージに立つ君たちを想像することはできませんでした。それだけ大きく成長したということです。

 FC今治戦の後半、あれが君たちのもっている力です。終了のホイッスルが鳴るまで、自分を信じ、仲間を信じ、考えて走り続けていました。次々とボールを要求し、SSSらしい積極的な攻撃。ハーフウェーラインを越えさせないほど、声をかけあい連動した守備。ベンチにいる選手も必死に送る仲間への声。躍動する君たちに感動しました。なぜ、そんな試合ができたか…しっかりとした根拠がある。オン・ザ・ピッチもオフ・ザ・ピッチも、自分たちでよりよくなるよう、本気で取り組んできた。嫌なことも面倒くさいことも、本気で…。だから輝ける瞬間があったのです。すばらしい試合を魅せてもらった…ありがとう!

 でも…全国でわかったことがあるよね、我々よりもっと本気で積み上げてきていた選手たちがいたということ。1年後、3年後…追い越せるように…。感じた悔しさ、見つけた課題、大切にしてほしい。自分と仲間を大切にしてほしい。夢や目標を大切にしてほしい。前を向いて、なりたい自分に近づいていってほしい。悔しさと夢に向かう期待は、その歩みを力強くするエネルギー。これからの君たちに、ますます期待しています。

 最後になりましたが、今大会では、遠く鹿児島まで、多くの方々に足を運んでいただき、また、札幌からもたくさんの応援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです!みなさんのあたたかい声援にささえられ、最後まで頑張ることができました。本当にありがとうございました!
 

2016/01/26

 

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鈴木 政裕

全日本少年サッカー大会北海道予選を終えて
 10月10日(土)から12日(月)に恵庭市で、第39回全日本少年サッカー大会北海道大会が行われました。SSSは札幌予選を勝ち抜き、今大会に参加することとなりました。

 すべてのサッカー少年少女が憧れる全国大会。SSSの選手たちも4月から、この大会への思いは大きかったと思います。昨年度、一学年上の先輩たちが全国大会に出場していることや、5月に参加したチビリンピックの全国大会での悔しい経験が、今大会への思いをさらに大きくしたのだろうと思います。

 長期のリーグ戦を経て、自分たちの課題を明確にし、トレーニングに励んできました。技術・グループ戦術を何度も見直し、それがゲームや大会で発揮できるよう、チャレンジし続けてきました。うまくいかないことの連続でした。トレーニングでできることが、大会でできない・・・。緊張感あふれる大会で、SSSらしい躍動感のあるプレーをするために必要なタフなメンタルを身に付けることができるように、ミーティングを繰り返してきました。

 今大会に入ってからも、1・2回戦は、相手の強い思いがあふれるプレーに受け身になり、今まで積み上げてきた力を発揮することはできませんでした。しかし、勝負どころでは、随所に楽しいアイディアのあるプレーを魅せ、辛うじて、勝利することができました。この大会に賭ける思いは、どのチームも大変大きいというのを実感させられた2日間でした。自分たちの目標に、本気になって、突き進む強いメンタルが求められる大会であると再認識させられました。

 そして、迎えた最終日。準決勝の相手は、室蘭大沢FC U12。技術的に優れ、戦う気持ちの強い選手が揃い、何よりチームとして一体感が感じられるチームでした。しかし、立ち上がりからSSSの選手は、自分たちの判断で積極的にプレーし、ミスはあるもののピッチ内で躍動していました。その結果、全員が出場し、5対1で勝利。

 決勝の相手は、強豪のコンサドーレ札幌U12。夏の全道大会でSSSは、ベスト8で対戦し、PK戦の末敗戦。その後、コンサドーレは全道優勝を飾っていました。全国大会出場の目標と夏の悔しさが重なり合い、試合前のチームの空気は、最高潮!さらには、ベンチ入りできない仲間や中学生もその輪に加わってくれ、チーム、そしてクラブとしての強い絆が、選手たちに大きな勇気を与えてくれました。

 試合では、キックオフ直後から高い集中力を見せる選手たち。ハイプレッシャーの中でも、ゴールをめざして、攻撃的にボールポゼッションをしようとする選手が多かったです。トレーニングしてきた、ワンタッチプレーも選べる準備を連続でする選手が多く、フィニッシュも落ち着いていました。攻撃的なチャレンジの結果、ボールを失う場面も多々ありましたが、攻撃から守備への切り替えの速さ、1対1の守備の判断が研ぎ澄まされていました。1年前とは比べものにならないほど、ピッチ内で会話があり、自分たちでコーチングし合う場面は、チームとしての成長とたくましさを感じました。結果は、3対2で勝利。全道優勝とともに全国大会出場の切符を獲得できました。

 選手たちは、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチのどちらでも「チームのために何ができるか」を本気で考え、自己表現していました。1人1人の思いの強さと、チームとしての太く強いつながりが、今大会の結果に表れたと思っています。

 12月の全国大会に向けては、課題も見つかりました。1.ハイプレッシャーの中でも、ボールを失わずにゴールへと進むために必要な技術やオフ・ザ・ボールの動きの質。2.仲間のかかわりを意識した仕掛けと連続したかかわり。3.チームとしてのより速い守備の決断力。4.1対1の守備力。5.フルタイム、ハードワークできるフィジカル。そして、1から5までの課題に本気で向き合ってトレーニングする中、鍛え上げられるであろうタフなメンタル。メンタル面の強化は、オフ・ザ・ピッチ、つまり日常生活の過ごし方が、大きなカギを握っています。みんなで声を掛け合って、課題を克服していこう!

 君たちが掲げている目標は、ここで終わりではないはず。確かに1つの大きなヤマは、みんなの力で乗り越えました。しかし、目標に向かって本気なら、ここで歩みを止めてはいけません。みんなで前に進もう!!目標は1つ!!

 最後になりましたが、今大会も多くの方々に会場まで足を運んでいただき、あたたかい応援を感じることができました。選手たちは、大きな勇気をもらいプレーすることができました。本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!
 

2015/10/23

 

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鈴木 政裕

チビリンピック全国決勝大会を終えて
 5月のゴールデンウィークに、横浜で行われた「JA全農杯チビリンピック2015小学生8人制サッカー 全国決勝大会」に、北海道代表として参加してきました。7年振りの参加となるこの大会では、強豪揃いの予選リーグ(横浜Fマリノスプライマリー・名古屋グランパスU12・サガン鳥栖U12・小野FC)を勝ち抜き、決勝トーナメントに進出できるように、目標をもって準備をすすめていきました。
 
 開幕戦のサガン鳥栖U12との対戦では、第1ピリオドで、緊張からか動きが硬く、普段ならできていたチームとしての守備の準備ができず、相手の能力の高いFWに次々と得点を奪われてしまいました。この第1ピリオドが、今年の6年チームの課題がはっきりと表れた試合だったように思います。普段できることが、できなくなってしまう…。中には、冷静さを失い、何も考えることができなくなってしまう選手もいました。これは、大きな課題です。そんなメンタルの状態では、勝負になりません。それを痛感させられた場面が、あの第1ピリオドには凝縮されていたように思います。

 マリノスとの試合は、いい緊張感の中、すばらしいプレーが随所に見られました。やはり、君たちの力は十分にあることはわかります。しかし、一瞬の集中力の欠如から、失点。試合中に考えることや伝え合うことを一瞬でも止めてしまうと、こういう結果になってしまうのです。

 予選リーグ4試合を戦った結果、1勝3敗で、残念ながら決勝トーナメントにはすすめませんでした。

 いつもならできることが、できなくなってしまう…。今後、この課題をどうしていくか?

 まず、どんな練習や試合でも「考える」ことや「伝え合う」ことを忘れずに、習慣性を身につけること。相手や仲間の状態によって、自分のポジショニングやプレーは変わるはずです。それが、サッカーにおける「考える」ということ。相手がどんな相手であろうと、仲間がどんな状態であろうと、ただ何となくプレーしている選手が、ハイプレッシャーで、なおかつ緊張感が高まる試合で、活躍できるはずがありません。相手や仲間の状態が根拠となり、自分のプレーを決断することを繰り返して、自信となっていくのです。だから、普段のトレーニングから「考える」ことを徹底しなければならないのです。そして、その考えを出し合い、聴き合い、実行し合うこと。これも繰り返すのです。その繰り返しは、チームの自信となるのです。その自信は、試合の中で、どんな状況でも揺るがない、タフなメンタルとなり、厳しい状況の中でも、自分たちの意思のあるサッカーへとつながっていくのです。

 夢や目標に向かって、「本気」になり始めた君たち。しかし、君たち以上に、「本気」で、その気持ちをピッチ内で表現できる選手たちと、今大会で対戦することができました。痛感したよね…自分たちの「本気」は、まだまだ足りない…。自分たちの表現力は、まだまだ足りない…。「本気」だった選手たちは、喜び、悔しさ、自分への厳しさ、仲間に伝える心…すべてをピッチ内で、全力で表現していたよね。心が、頭と体を動かすのです。技術、戦術…大切です。でも、それをピッチで活かすためには…もうわかるよね。

 そういうメンタルをもった選手たちは、1対1の攻防(特に球際)は、力強く、賢かった。ポジショニングも、すばやく、判断が伴っていた。全試合で、走りきるフィジカルをもっていた。宿舎での食事の様子も、君たちと比べると、学年が1つ上かと思う程、バランスよくたくさん食べていた。

 その中、今大会ではフェアプレー賞をいただきました。これは、君たちが、「チームのために自分は何ができるか」と「考える」ようになってきている成長の証でもあります。すばらしいです。でも、今のままでは、まだまだ足りないとわかった現在、歩みを止めるわけにはいきません。今大会の様々な場面を思い出し、悔しさを高めてください。越えられなかった壁を乗り越えるために、悔しさをエネルギーにして、課題を克服しよう!

 目標は1つです!わざわざ口に出す必要はないね。「本気」でめざすぞ!
 期待しているよ!信じているよ!

 最後になりましたが、今大会にかかわり、現地まで足を運んで応援してくださった保護者やOBの方々をはじめ、たくさんの皆様のささえを感じることができました。本当に、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いします!
 

2015/05/23

 

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鈴木 政裕

今の自分を乗り越えろ!
 新年度の活動に向けて、新5・6年のメンバーで、道外遠征となる宮城(3月26から29日)と、道内遠征の伊達(3月29から31日)に行ってきました。ですが正直、がっかりしました。宮城遠征も伊達遠征も、どちらのメンバーも共通して言えることが、モチベーションの低さ。自分のサッカーに対する夢や目標、自分の課題に対して、きちんと向き合えていないことがよくわかりました。つまり、本気になれていないのです。

 自分自身と向き合えていないので、チームのこともあまり考えられていません…。「チームのために」という気持ちも希薄で、プレーは人任せ、さらには、自分の好きなやりやすいプレーをして、ボールを失う場面ばかり…。連続したサポート、勤勉な守備は少なく、そういうミスに、自分自身に対しても、仲間に対しても、無関心・無干渉…。冬の間に、一人ひとりにあるはずの課題を克服するための努力はどれくらいしていたのか…?

 しかし、「君の夢は?」「君たちの目標は?」と伝えると、しっかりと答えられる。なのに、その夢や目標のために、本気で向かっていけない。とても残念です。自分の夢や目標を大切にできていないのですから…。

 遠征中、オフ・ザ・ピッチでも、コーチたちからの指示待ちの場面が多かったです。普段から、「集団(チーム)のために何ができるか」ということを考える習慣が必要なのかもしれません。そのように考える習慣性から、「今、自分は何をすべきか」という自立した発想につながり、それがピッチでの自己表現力になっていくのではないのでしょうか。

 大事なからだを作る食事に関しても、意識が低く感じました。「食」の重要性は、知っているはずなのに…。将来の夢や目標があるはずなのに…。

 遠征中に、そんな自分たちに危機感を覚え、自分たちで、ミーティングをする場面が多く見られるようになりました。これはすばらしいことです。しかし、ミーティングをすることがいいのではなく、ミーティングしたことを行動に移すことが必要なのに、キックオフのあとは、何も考えられなくなってしまう選手が大多数でした。

 4月です。新年度がスタートしました。どうでしょう…?今一度、自分自身をしっかり見つめてみませんか?よわい自分も、逃げちゃう自分も、ずるい自分も、すべて受け入れてみませんか?そして、つよい自分でありたいと、自分に言い聞かせて、スタートしませんか?夢や目標にまっすぐに突き進む自分を追い求めてみませんか?仲間のために、常に考えて、動ける自分をつくってみませんか?それが、サッカーなのかもしれませんよ。

 君たちのよさは、仲間にやさしいところ。けど、やさしさの方向性を間違っていない?大切な仲間のために、今の自分でいいの?大切な仲間が、よくないままでいいの?本当のやさしさを表現するには、自分のつよさが必要になるんだよ。

 コーチは、君たちの夢や目標が、すばらしいと思うよ。君たちの夢や目標を叶えたり、その手助けをすることが、コーチの目標です。だから、君たちと真剣に向き合うし、全力を尽くします。コーチもまだまだ力不足だけど、全力を尽くします。

 みんなで、一緒に、すすんでいこう!それしかないよ!
期待してるよ!信じているよ!
 

2015/04/05

 

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鈴木 政裕

全道フットサル選手権大会を終えて・・・
 2月21日22日に、きたえーるで、全道フットサル選手権大会(U12)が行われました。

 バーモント全道大会で悔し涙を流したメンバーが、課題を意識して1か月トレーニングを積み重ね、臨んだ大会でした。マイボールをポゼッションし続けるためのパスの基本の見直し、微妙なポジショニングのズレをなくして真面目に続ける守備…。自分たちのよさを見失いかけた時期もありましたが、一声かけるだけで、自分たちで修正し、プレーで表現するたくましさも見られるようになりました。

 日頃のトレーニングの積み上げから1人1人が、仲間を尊敬し合っている雰囲気が感じられ、自信をもって迎えた全道大会。本大会に入ると、対戦相手も素晴らしく接戦ばかりでした。相手に先制されることも多かったのですが、焦らずに、いい流れでフィニッシュまで行く場面を多くつくりだすことができました。決定力不足…という言葉で片付けられてしまいそうですが、選手たちと話し合っていたのは、「5本に1本しか決まらないのであれば、10本打って2点取ろう!15本打って3点取ろう!その繰り返しが、フィニッシュの自信になる!」。選手たちが、焦らずに堂々と戦うことができたのは、メンバー1人1人の個性をわかりあい、それを大切にし、信じ合っていたから…。

 そして、客席には、札幌市室内サッカー大会メンバーと4・5年生の後輩たち、ジュニアユースの先輩たち。選手たちは、試合前や重苦しいハーフタイムに顔をあげ、大応援団に目を向け、気持ちをセットすることができました。特に、決勝戦は、何度も心が熱くなりました。自分たちでつくりあげてきた攻撃のイメージが共有でき、フィニッシュまで行き、ゴールネットを6度も揺らすことができました。

 決勝戦前に、選手たちは、「全員がピッチに立てるように、ゲームの流れをよくしたい…そのために、絶対、点取ろう!!」と話し合う姿は、自律したたくましい選手に見えました。ベンチも応援席も、仲間のいいプレーを認め合い、つかんだ優勝。涙を流して、感動して喜ぶ選手たち。本気で、優勝をめざして、本気で、自分の課題と向き合った選手たち。だから、あれだけ感動したのです。そして、その感動は、次への課題に前向きに取り組めるエネルギーになるのです。悔しさを自分に向けることができるのが、このメンバーのいいところ…常に、仲間のよさを大切にすることができれば、すばらしい選手に成長していることでしょう。

 メンバーは違えど、全市、全道とどちらの大会へも、本気で臨んだから、これだけ君たちの心が様々に動いたのです。本気になるって大切なことなのです。そして、2つの大会のお互いのメンバーがそれぞれ、相手を尊敬していたのが、一番のすばらしさ。その姿勢に、後輩たちが尊敬し、憧れているよ。それぞれの大会前に、応援する側のメンバーが、何度もコーチに伝えに来たね…「コーチ、優勝させてあげてください!」って。そんな君たちをコーチは誇りに思うし、そんなつながりをつくりだした君たちを尊敬しているよ。ありがとう!そして全選手たちの成長を大いに期待しているよ!

 2つの大会を始め、今年度も多くの方々にあたたかいご声援をいただきました。本当にありがとうございました。
 

2015/03/04

 

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鈴木 政裕

次につながる戦いに期待が持てました!
 1月25日に、札幌市室内サッカー大会(6年生の部)の全市大会が行われました。

 これまで、なかなか出場機会に恵まれなかった選手も多かったのですが、今まで、みんなでトレーニングしてきた成果が大いに発揮され、すばらしいパフォーマンスを見せてくれました。手稲区予選をたくましく勝ち抜き、つかみ取った全市大会の切符でした。

 この1年間、力はあるのに、ゲームでその力を発揮できずに、悔しい思いを繰り返してきていた選手たち。その原因は、やはりメンタルのコントロールが保てないということ。プレーの好不調の波が大きくなり、試合中、うまくいかないと消極的になる選手が多くなっていました。力はあるのに、ピッチで自分を表現できない選手たちでしたが、今大会は、見違えるようでした!

 その選手たちに勇気と自信を与えたのは、ズバリ「チームのつながり」でした。この大会にエントリーしていない選手たちも、自主的に、応援に足を運んでくれました。そして、試合前に、応援メンバーも含めて組んだ円陣は、選手1人1人の心に、熱いメッセージとなって、深く届き、ピッチは自己表現が輝く場となりました。

 全市大会は、1回戦でアンフィニに善戦するも敗北。自分たちで声を掛け合って、粘り強く対応できたグループでの守備。積極的にボールを受け、ドリブルとパスの判断を選手が共有して、ゴールをめざした攻撃。今まで、みんなでめざしてきたプレーの連続でした。結果は敗戦でしたが、今までトレーニングしてきたことをピッチで表現した選手たちは、大変誇らしく、心から拍手を送りたいと思いました。

 本気で、優勝をめざして、本気で、自分の課題と向き合った選手たち。だから、あれだけ悔しかったのです。そして、その悔しさは、次への課題に前向きに取り組めるエネルギーになるのです。

 仲間にやさしいのが、このメンバーのいいところ…自分に厳しくなることができれば、3年後、すばらしい選手に成長していることでしょう。期待しているよ!
 

2015/03/02

 

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鈴木 政裕

チビリンピック北海道予選を終えて・・・
 10月11日から13日に、北見市で行われた「第12回JA全農杯チビリンピック小学生8人制大会北海道予選」に参加してきました。札幌予選も含め、どの試合も、苦しく難しい試合の連続でした。毎試合、しっかりと課題をもって試合に臨み、1つ1つ積み重ねをしながら、勝ち進むことができました。結果は、6年ぶりの優勝という形で、終えることができました。

 決勝戦は、同じ市内でいつも胸を借りているコンサドーレ札幌U12との試合でした。札幌予選での一戦は0対1で敗れおり、点差以上の力の差を感じたゲームでした。選手たちは、あのゲームで明確になった課題を意識して、日々トレーニングに励んできました。

 攻撃面では、今まで何となくポジションを取り、何となくボールを受けて、誤魔化してきた悪い習慣を取り払い、しっかりと周りを観て、きちんとした自分の意思をもって、ポジションを取り、よいタイミングでボールを受けることをトレーニングしました。守備面でも、流れの中で、しっかりと自分の考えをもち、仲間と伝え合ってポジションを取り、ボールを奪うことを意識しするなど、攻守における基本的なポジショニングの徹底をしてきました。

 共通して言えることは、「1、自分の考えや意思をもつこと」、「2、仲間に伝えたり、実践したりする表現力」ということでした。少しずつ改善されていきましたが、僅差のハイプレッシャーなゲームや流れの悪い時間帯では、まだまだ、人任せなプレーや無責任なプレーが相次いでいました。

 決勝戦では、PK戦の末、勝つことはできましたが、ゲームの中ではコンサドーレにボールを支配され、トレーニングしてきたことが発揮できない時間帯が続きました。それでも、無失点で試合を終えることができたのは、ギリギリのところで気持ちを出して、体を張って守備ができたからです。その集中力は評価できますが、守備のポジショニングやプライオリティを意識した守備は、まだまだ足りなかったと感じています。さらに奪ったボールを意図的に動かしてフィニッシュまで行くために、よいポジションを取って、ボールを受けることもできていませんでした。

 頭ではわかっていることや、普段はできることができなくなるのは、すべてメンタルの問題だと思います。気持ちだけ熱くなり、ボールだけ見ていて、考えることができず、自分の意思をもてなかったり、いいプレーができずに落ち込んだり、緊張しすぎて慌ててしまったり・・・まだまだよわさを感じました。自分で自分の心をコントロールして、自分が一番いいパフォーマンスができる状態を自分でつくりだせるたくましいハートをもった選手になってほしいと思いました。

 札幌予選が終わってから、自分たちの課題を意識してがんばってきた成果と課題がはっきりと表れた全道大会。課題に向かって、みんなで必死になってがんばってきたから「優勝」という形で終わることができました。5月の全国大会という目標にしてきたステージをつかみ取ったことは自信にしていいと思います。黙々とトレーニングに励むみんなのひた向きさは、君たちのストロングポイントです。でも、与えられたことをただ坦々とこなし、汗を流しているだけでは、今後の成長は期待できません。自分で考え、判断し、一番いいと思うこと・正しいと感じたことに一生懸命チャレンジし、仲間に広めていく選手が増えてくることを期待しています。

 そして、全道大会に出発する前日のトレーニングの最後に、先輩たちの声かけで遠征に帯同できない仲間たちも含め、先輩たちが一緒につくってくれた気持ちのこもった円陣・・・。君たちのこころに熱いエネルギーを注入してくれたに違いありません。また、全道大会中に毎日送られてくる応援メール、優勝後に送られてきた激励の動画。君たちのナイスプレー1つ1つ、君たちの勝利1つ1つをまるで自分たちのことのように感情を表現してくれる先輩たちをもてたことを誇りに思ってください。人と人がつながることのすばらしさや仲間を思う心の大切さ・・・先輩たちは君たちを応援しつつ、大事なことを教えてくれました。だから、君たちはもっともっとつよくならなくては! 期待されているのだから! これからは、さらに自分に厳しくトレーニングしていこう!!

 最後になりましたが、今回の遠征にかかわり、会場まで足を運んで応援してくださった保護者の方々をはじめ、数々のご支援をいただいた皆様に、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 

2014/11/13

 

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鈴木 政裕

全日本少年サッカー大会を終えて・・・
 夏休み中に、静岡県御殿場市で行われた「第38回全日本少年サッカー大会」に参加してきました。札幌予選から北海道大会の決勝まで、たくさんの強豪チームの胸を借り、伯仲したゲームが続き、成長しながら勝ち抜いて辿り着いた全国大会でした。

 北海道419チームの代表として臨んだ全国大会でしたが、結果は一次リーグ2敗1分けの3位で、上位トーナメントには進出することができませんでした。セレッソ大阪や栃木SCというJ下部チームと、チビリンピック全国準優勝のBUDDY・FC(福岡)と同じグループで、予選リーグでありながら、全国のファーストランクのチームと対戦できたことは、SSSにとって、大変貴重な財産となりました。

 その中でも、今大会で優勝したセレッソ大阪U12との対戦は、学ぶべきところが大変多い試合でした。スコアは0対6。個人の技術、戦術理解、走力、スピード、メンタル・・・どれもすべてセレッソ大阪の選手の方が、SSSの選手よりも上でした。1本のパスを見てもスピード、コースなど、とても質が高く、苦しめられました。

 すばやい展開に対応しようと、SSSの選手たちも必死に足を運びますが、セレッソの選手たちは、SSS守備のズレを見逃しませんでした。さらにボールの持ち方がすばらしいので、SSSのカバーの選手のステップまで見透かされ、パスorドリブルのアグレッシブな判断ができていました。

 6失点のパターンが多様だったことからも、セレッソの選手たちの能力の高さを痛感させられました。個の能力が高い上に、チームとしての強さも感じました。点差がついても、最後まで走り切るメンタル。ベンチにいる選手たちの応援やコーチングの声。きれいに並べられたボトルや整頓されたジャージが置いてあるベンチ。オフ・ザ・ピッチも含めた様々な面で、勉強になることばかりでした。

 SSSの選手たちも下を向かずに40分間全力で戦いました。最後まで諦めずに、何とかして1点を取ろうと声を掛け合って戦い、随所にSSSらしい攻撃をすることができました。アバウトなジャッジのプレーは、すべて相手ボールになってしまう中で、マイボールを大切にすることの重要性も、ゲームの中で強く感じたようでした。1対1の駆け引きやコンタクトスキルなども、ゲーム中に刺激され、自分を成長させようとする選手が多かったことも、すばらしかったです。最後まで全力を尽くすメンタルがあったからこそ、わずか40分間で大きく成長できたのではないかと思います。

 また、SSSのベンチの選手たちも、ピッチ内の選手と同じ緊張感で戦っていました。メンバー全員で、コーチングし合ったり、アイディアを出し合う姿は、JFAの方々にも高く評価されていました(JFA―TV「自立した選手を育てるためのコーチング」)。さらには、全国大会に帯同できなかった選手が作ってくれた応援メッセージ付きのうちわをいつもベンチに置き、円陣の中央に輝かせた君たちの熱い気持ちは、コーチはうれしくてたまりませんでした。

 悔しさは、人をつよくし、人を成長させます。前回、チビリン予選が終わった後の日記で書かせてもらいました。あれから、大きく成長した君たち。悔しさの方向性を間違わず、自分やチームの課題を明確にしてチャレンジを重ね、一つ一つ積み上げをしてきた君たちを誇りに思います。そんな君たちが、また新しい悔しさを経験しました。コーチは、これはすばらしいことだと思っています。悔しさを力に変える方法を知っている君たちが、新しい悔しさを経験できたのですから。今の自分に満足せず、いつもセレッソ大阪U12とのゲームの刺激と悔しさを忘れずにすすんでいこう!(自分だけの経験とせず、仲間に伝えて共有しよう)そしてチーム全員でもっともっと力をつけるぞ!!

 最後になりましたが、今回の遠征にあたり、会場まで足を運んで応援してくださった保護者の方々をはじめ、OBの皆様、数々のご支援をいただいた皆様に、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 

2014/10/06

 

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