スタッフ日記


柴田 吉徳

今年もよろしくお願いいたします!
新年明けましておめでとうございます。
 
 さて、すでに昨年の話となってしまいましたが、ワールドカップでは日本代表の戦いに盛り上がり、メッシ選手悲願のアルゼンチン優勝に世界も沸きました。このサッカー熱が2023年も冷めずに、地域のサッカーにも波及することを願っています。

 SSSも地域の総合型スポーツクラブとして、サッカーを中心とする前向きなスポーツの力で青少年の健全な育成と地域社会貢献活動に邁進したいと意を新たにしております。

 ご協力企業の皆様を始め、関係各位からのご支援、ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。本年もSSSと子どもたちをどうぞよろしくお願い申し上げます。
 

2023/01/03

 

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柴田 吉徳

今回の優勝国は・・・
 日本国内での盛り上がりが今までと比べて少なめという声も耳にしますが、世界のサッカーファン待望のワールドカップが始まりました。

 もしかするとテレビ放映の関係があるのかもしれませんが、日本代表戦はテレビで放送されますし、初戦のドイツ戦に勝てば、がらっと雰囲気も変わると期待しています。

 さて、他のスタッフも優勝国予想をしていましたので、私も乗り遅れないように参加したいと思います。既に堅い予想が出そろっている中、今回は若手の活躍が期待されるスペインの二度目の優勝にかけてみます。

 ワールドカップは約1か月間の長丁場でしょうし、ベテラン・中堅だけでなく、若手の爆発的な活躍も必要なのではと思います。

 では、日本の躍進に期待し、皆さんも優勝国予想や試合の振り返りなどでも世界のサッカーを話題に盛り上がっていただければと思います。
 

2022/11/22

 

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柴田 吉徳

子どもの観察眼と鋭い指摘
 最近はイベントの時などに、隠れキャラ的に指導現場に立つことが多くなっていましたが、久しぶりにサクセスコースの通常練習に参加しました。

 子どもによっては、「あっ、イベントで見たことあるコーチだ」などの反応もあったのですが、おそらく私を初めて見た子は「もしかして新人コーチ?」と、このSSS歴30年を優に超える(超)ベテランコーチを甘く見ていました。

 それはさておき、練習が終わった後、低学年の子が「見たことあるような気もするけど、本当は何コーチなの?」と改めて聞いてきます。すかさず私は「ダイエットに成功したト○○○コーチでーす!」と返します。

 するとその子は「ふーん。そうなんだー」と、納得顔。そして話をしている間、なぜかずっと私のお腹をさすりさすりと触りながら、「でもさ、あと7キロは痩せた方がいいんじゃない?」と、一点の曇りもない目と心配そうな表情でうったえてきました。

 これには私も「う・うん、そだねー・・・」と、力なく返答するしか出来ませんでした。子どもの鋭い観察眼と、遠慮のない意見に毎度負かされる現場からでした。
 

2022/10/19

 

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柴田 吉徳

サッカーの楽しみ方がさすがです
 夏のサッカー日和に、久しぶりにSSSの子どもたちとコーチたちで交流ゲームをする機会がありました。その時に子どもたちの様子がある意味「サッカーの玄人」のようだったのでご紹介したいと思います。

 暑い日の活動で、すでに子どもたち同士で試合を多くこなしていたこともあり、「もう終わりでもいいけど、最後にコーチと試合したい?」と聞くと、食い気味に「試合!? やりたい! やりたい!!」と、疲れも見せずに我先にと集まってきます。

 この日は低学年の子が中心だったのですが、試合(サッカー)をしたい気持ちが強く、相手が大人でも物おじしないところもSSSの子らしいです。

 試合が始まると、待っている周りの子たちが、「イケーイケー! 点取れー! ガンバレー!」と、仲間を応援し始めます。

 一方、コーチチームには、「○○コーチが守備してない! ○○コーチが一番走ってない! そのフェイントは嘘だー!」など、悪気のない絶妙なヤジ(?)も入れてきます。コーチたちはその声に負けずに加齢(かれい→華麗・・・)なプレーで対抗します。

 試合の最後は、コーチチームの逃げ切り勝利だったのですが、その瞬間子どもたちはピッチに倒れ込んで悔しがっていました。おそらく本気で勝負に挑んでいるからの反応だと思いますが、すぐさま「延長戦! ダメならPK戦! PK戦!!」と、あっさりと今の負けを無いものにする切り替えの早さはさすがです(どのコーチを見本にしたのでしょう・・・)。

 同じピッチに立てばどんな相手でも向かって行くたくましさと負けず嫌いも感じましたし、プレーはもちろん、応援の仕方などを含めてサッカーの楽しみ方を知ってるなぁと感心しました。
 

2022/08/20

 

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柴田 吉徳

SSSの指導の秘訣
 あけましておめでとうございます。今年もSSSをよろしくお願い致します。

 さて前回は、社会人サッカーと併せてSSSの指導理念もお伝えしましたが、今回はSSSの指導者像について少しお話したいと思います。

 現在のSSSは、特に近年、内部改革を推し進めてきた成果もあり、総勢36人のスタッフ(指導者)が所属する規模となりました。

 その中には、元Jリーガーだけでなく、現役の全国リーグ選手、社会人選手、生涯スポーツとしてプレーを楽しんでいるスタッフもおります。

 スタッフ兼ベテラン選手も多いので、自身がプレーをすることでのけがのリスクも年々大きくなり、大きなけがであれば仕事にも影響が出てしまいます。

 けがが標準装備の私としては、プレーの前に入念な準備が必要なのはもちろん「今日、サッカーが出来る最後かもしれない」と、常に感じています。スタッフに限らず、近い年代のプレーヤーたちも同じ気持ちかもしれません。

 ですので、1回1回の機会を大切に、仲間と思いっきりスポーツを楽しむ(真剣に遊ぶ)という感覚があると思います。この「真剣に夢中になって遊ぶ、スポーツの遊び心」と言うのは、人によっては捉え方が難しいのですが、特に導入期や、生涯スポーツでは重要な部分でもあります。

 導入期や育成年代では、遊び→楽しい→好き→熱中するから続く→自然とうまくなる→うまくなるともっと楽しい!。そしてこのサイクルが続くと競技力向上をもたらすだけでなく、生涯スポーツに自然とつながっていき、楽しみながらの運動は心身の健康にも直結するはずです。

 元々のスポーツの語源は、ラテン語の「Deportare」(デポルターレ)「運び去る、運搬する」という意味から転じて、その後、義務や仕事、家事といった日常生活から離れて、「気晴らしや遊び、楽しみ、休養」などを指すようになったそうです(諸説あるようです)。

 説明が長くなってしまいましたが、指導者たちもプレーをする(プレーを知る)ことで、先に述べた大切なスポーツの本質を外さず、楽しさの共有などプラス面の作用はもちろんのこと、猛暑の中や、終了間際に走るのがどんなにつらいか、ミスした時や負けた時の気持ち、けがからのリハビリの大変さも、子供たちと同じくプレーヤーの気持ちが分かることにもつながります。

 ですので、SSSの指導者は「なんで、出来ないんだ!」と言うようなマイナス面だけを強調する指導はほぼ無いと思います。

 プレーヤーの経験からは、サッカーの原則であるゴールを奪う、ゴールを守る、ボールを奪い、簡単にボールを奪われない(攻守の1対1で負けない)、相手より1点でも多く点を取る(1失点でも少なく)、その為の技術、戦術を的確に伝えることも可能になるでしょう。この原則を外さない個人スキルが身についていれば、どのチームに進んでも活躍できるチャンスが広がります。

 それらを踏まえた上で、SSSでは、幼少期から教え込みすぎずに(伸びしろを残しつつ)将来を見据えた指導をすることで、自分で考えられる自立したプレーヤーが多く巣立っていくことが高校年代以降で評価される理由でもあります。

 指導者も同じサッカーファミリーとして、共に“サッカーに学ぶ”謙虚な姿勢で、取り組むことが大切だと思っていますし、SSSの指導者にも忘れて欲しくない要素の一つです。
 

2022/01/03

 

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柴田 吉徳

サッカーを教え込むより・・・
 今シーズンも早いもので、各コースの外サッカーの公式戦も終了し、コースによってはフットサルに移行しています。

 最近は田古嶋コーチが、スタッフ日記で社会人チームの活動を伝えてくれていましたが、私も少し日頃の様子をご紹介したいと思います。

 この日はホーム施設でのナイター練習日、とあるベテラン選手が早めにグラウンドに入っていきました。

 その後、すぐさま周りの選手に声をかけながら積極的にゴールを設置しようとしていたので、「あれ? 珍しいね。自ら進んで仕事するのは」と、私が(嫌味で)言うと、「だって、早く試合したいんだもん!」と、目をランランとさせて、まるで小学生のような回答。

 ミドル・シニア世代に入っても、いつまでもサッカー小僧なんだなーと感心しました。そして、この選手は(性格が360度、曲がっていても?)サッカーのレベルは高いので、やはり、サッカー好きな選手は、自然とうまくなることとつながるのでしょう。

 少し真面目な話をしますと、SSSの育成部門では、一番大事なサッカー導入期に、「いかにサッカー好きの子どもを育てるか」=「それぞれの力量に合わせてサッカーを楽しませられるか」、が指導者の力量にもかかっています。

 このことからも、サッカーの本質を外さないベテラン指導者を重用し、一番大切なサッカー導入期の指導(普及・育成部門)にあたるのもSSSの特徴です。これはブラジルトップクラブの育成からも直接学んだことでもあります。

 また、若い指導者であれば、一緒になってサッカーを楽しむ(サッカーに教わる)雰囲気で子どもたちに接していれば、それが伝わると思います。

 SSSでは、「育てる(教え込む)」よりも、「サッカーに熱中して、自然と育つ環境」、そして「自分で考えて伸びる(自立)環境」を大切にする育成が40年以上変わらず、クラブの基本部分にあります(いち指導者の狭い視点だけでサッカーを教え込むより、サッカーをプレーすることで教わる、学ぶ)。

 ひいては、このような草の根からの普及と育成がサッカーファミリーの増大に寄与し、生涯スポーツにつながることで、健康と日頃の活力となり、人生が少しでも豊かになるような環境作りが、スポーツ関係者の使命でもあると思っております。
 

2021/11/25

 

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柴田 吉徳

2021年もよろしくお願い致します
明けましておめでとうございます。

 さて、激動の2020年を終え、今年こそは明るい年となって欲しいところですが、まだまだ気の抜けない状況が続いております。会員の皆様も、ご家族そろって健康管理には十分お気をつけください。

 SSSでは、ドリームプロジェクトも今のところ無事に進行し、春には新しい環境で活動が出来る予定で動いています。皆様には追ってお知らせ致しますが少しでも明るい話題と、安全性の向上につながるよう、鋭意努力していきます。

 では、子どもたち、SSS共々、今年もよろしくお願い致します。
 

2021/01/03

 

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柴田 吉徳

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
 さて、昨年創立40周年を迎えたSSSですが、さっそく次の5年に向けて、まずは内部で改革・改善を推し進めており、新年度に向けまた一歩着実なスタートが切れそうです。

 スポーツ活動環境の変化では、予定通りに進めば年度内で新型マイクロバスの導入。さらに新年度以降の中期計画では、ホーム施設の安全性や利便性の向上につながる計画も練っております。こちらも固まり次第、会員の皆さまにお知らせ致します。

 そして、今年ついに迎える東京オリンピック・パラリンピックの熱気を開催地や1年間だけに留まらせず、地域(草の根)のスポーツ活動や活力につなげていくことも大事なレガシーになると思いますので、街クラブで出来ることを全力で取り組みたいと意を新たにしております。

 SSSに通われている皆様も、スポーツを「観る、応援する、プレーする、関わる」など、楽しみながら日頃の活力や健康につなげていただきたいと切に願っております。その為にも、プレーする際には、大けがをしないよう、準備運動なども入念に行いましょう(自分自身にも強く言い聞かせています)。

 では、皆さん年始も何かとお忙しいとは思いますが、体調管理には十分お気を付けください!
 

2020/01/03

 

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柴田 吉徳

新しい歴史を期待しています!
 久しぶりのスタッフ日記となってしまいました。ですが、会員エリアには、ひっそりと登場していたので、内藤コーチ程のブランクは無いと思います。

 さて、ワールドカップでは日本代表がベスト16に進み、優勝候補に挙げられるベルギーとの対戦が決まりましたね。ここまでの1次リーグでは波乱もあり、前回優勝国のドイツがなんと最下位で敗退となってしまいました。この結果を大会前に予想できた人はいるのでしょうか?(4年前からドイツ優勝に賭けていたタコジマコーチは早くもやさぐれていました)

 そして私もタコジマコーチに負けず劣らず、ワールドカップtotoを買いまくりました。SSSのコーチとして、そしてサッカー歴40年のベテランとしては、当然に当たっているはずですが、かすりもしない程にまったく、まーったく当たりませんでした・・・。

 以前にも、何かで言ったような気もしますが、スポーツくじtotoを約10年弱休まず買いまくっていますので、もしtotoを一切買わないでお金を貯めていたら、そろそろ高級車ぐらいは買えたのかなーとも思います(しかしそんな過去は一切振り返りません。未来を信じるのみです)。

 ですが、自分が当たらなくてもtotoの売り上げに貢献することで、地域のスポーツ活動の助成に使われているはずなので、これはこれで良しとしています。

 ところで、ホームページ上では、SSSスタッフ内の優勝国予想が行われているようで、ベスト16が出そろった、ここからズルく私も参加します。と、言ってもtotoが当たらないので、何の自信もありませんが、他のスタッフが予想しないであろうクロアチアの初優勝に(全財産?)賭けてみます。もちろん日本にはベスト16の壁を破って、新しい歴史を作って欲しいと切に願っています。

 ちなみに、6月16日に開催したSSSのスポーツイベント内で、1次リーグの日本戦3試合の予想を行ったところ、参加者162人中、3戦的中者はなんと1名のみでした。ピタリと当てたこの5年生の子はすごいですね(何か景品でもあるのかな?)。今度からtotoを買う前にこの子に相談しようかなーと・・・。
 

2018/06/30

 

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柴田 吉徳

甘くはないコーチ業・・・
 少し時期がずれてしまいましたが、今年度が始まり、まだ屋内施設で行っていた練習時の出来事です。

 私が担当するサクセスコースでは、小学校高学年の子(地区によっては幼稚園の子も在籍)まで、3グループから4グループに分かれて練習を行っております。

 その中練習が終わり、後片づけをしてから送迎バスに移動しましょう、となりました。

 その時、まだ慣れていない低学年の子が、不意に「コーチ、かえるの?」と、ニコニコと質問してきます。

 私は、当然のごとく「うん。練習が終わったから、バスに移動して帰るよー」と、答えました。

 その子は「え?かえるの??」と、聞き直してきましたので、「まだサッカーしたかった?でも今日はもう帰らないとねー」と、返します。

 それでもその子は「いや、だから、か・え・る・の!」と、少し口調が強くなってきました。

 私はあれ、伝わっていないかな?もしくは、小さい子どもなりのなぞなぞ勝負かな?と、思い直し「蚊いる(かいる)の?、それとも室内施設だけと蛙いる(かえるいる)の?」と、おじさんのダジャレ力を駆使して、回答してみました。

 するとその子は「いや、だからコーチ! か・え・る・の!!」と、必死の形相になってきました。

 その様子から私は、『なっなにー! まさかコーチを代えたい(かえたい=かえる)のかー!!』と、内心動揺しながらも、そこはベテランの力で、なんとか持ちこたえます。

 「で、何をか・え・た・いのかな?・・・(内心コーチと言うなよ)」。と、更に聞き直すと、「だーかーらー、これ(↓)、かえるの!!」と、足先の方を指すジェスチャー付きで、聞いてきました。

 そこで、察しの悪い私もやっと気づきました。『あっ!靴を履き替える(かえる)か、どうかの質問だったのかー!』。。。

 で、「これから、外に出るから、靴は履き替えますよー」と伝えると、やっと本人も納得し、会話が成立しました。

 「今度からは、何をかえたいのか、伝えましょうね」と、言うが早いか、その子はクルリと反転し「じゃ、コーチ、バイバーイ!」と、このベテランコーチを置いてけぼりに、元気に帰っていきました。

 最後に言い訳のようになってしまいますが・・・。

 このように小さい子など(高学年でもありますが)には、伝える力を付けるためにも、コーチたちが、子どもの言いたいことを先回りして、察し過ぎてしまわないように気をつけております。これは時間や手間ひまがかかってしまいますが、なるべく子どもたちのコミュニケーション能力が向上するよう、対応していきたいところです。

 そして、指導現場で良くあることが、「コーチ!トイレ!」。このフレーズが出た時には、ゆっくりと対応するよりも、いろいろな意味で十分気をつけなければならないことは、ベテランコーチたちは知っていることでしょう。。。
 

2015/06/21

 

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