外シーズンのとある練習後、クラブハウスに戻って来た内藤コーチが「いやー! うーん! すごくうまくなった!!」と、大声で報告してきた。
私はすかさず「どの子がうまくなったの?」と、聞き返しました。すると内藤コーチは「僕ですよ!!」と、予想外の回答でした。。。
詳しく聞くと、その日はホームグラウンドで札幌NFCさんとの恒例の練習試合もあり、試合終了間際に内藤コーチが同点ゴールを決めたようです。そのシュートが、とっさのトーキック(足の先で蹴る事)で決めたらしく、北海道に来てSSSでフットサルをやるようになって身に付いたとの事でした。
確かに、外サッカーだけの地域ではトーキックシュートの機会は少なく、フットサル特有の技術なのかもしれませんね。
それを横で聞いていたベテランYコーチは「トーキックシュートよりも、この年代で成長を実感して、さらに自分を褒めまくれる内藤コーチのメンタルがすごい…」と、感心していました。
ちなみに札幌NFCさんと今季の練習試合を振り替えると、MF内藤コーチが8試合出場で計2ゴール(シュート25本程度・枠内4本・場外ホームラン1本)。同じく8試合出場でFW北村コーチも2ゴール(シュート30本程度・シェフィールド監督兼務)。そしてほぼ出場しないベテランYコーチは、年間計90分出場で3ゴール(シュート3本・総走行距離900m?)と決定率はトップだったようです。
得点数が少ないようにも見えますが、札幌NFCさんはスピード感あふれる若手を中心に、全国大会の常連チームです。さらにSSSとの練習試合では、サッカー専門のスタッフの方も各ポジションで出場しており、いつも1点差を争うような力関係です。
また別の日程では、社会人の若手シェフィールドとシニアメンバーでフットサルの試合を行う機会があり、若手チーム相手に内藤コーチは得意技となったトーキックで2ゴール、ベテランYコーチが1ゴールを奪うも3ー6のスコアで若手に敗戦。それでも若手と一緒に試合を楽しめるのは素晴らしい機会だと思います。
子どもたちも、外サッカーとフットサル両方の良いところを合わせ技で身に付けてどんどんうまくなってくださいね。 | |