熱戦が繰り広げられているワールドカップの影響でしょうか、先日小学生の練習を担当した時に「ゴールキーパーをやりたい!」という子が増えているように感じました。
その日は主に低学年の子の紅白戦だったので、どちらかのチームに1点が入る毎にキーパーの交代としていましたが、失点しても「まだキーパーやりたい!」と、続ける子が何人かいました。
その伏線かもしれませんが、紅白戦の中で一方のチームが大きくリードし始めたので、負けているチームのキーパーに急きょ私が入ることにしました。ベテラン指導者の私の頭では、負けている方のチームの助っ人として入り、大量失点を防ぐことでゲームの面白みを失わせないという意図がありました。
すると、ワンプレー目にいきなり相手チームに攻め込まれ、私の方に向かってボールがコロコロと転がって来ます。経験豊富な私は楽々と手でキャッチしにいくと、相手の子がトップスピードで走り込み足のつま先に当て、なんと私の股(また)抜きシュートでゴール!
その瞬間味方チームの子が絶望の眼差しで、「えー!いきなり決められるのー! 若い〇〇〇コーチの方がよかったなー・・・」と、素直すぎる反応でした。それを聞いていた別なチームメイトはすかさず私をフォローしようと、「しょうがないしょ、〇〇コーチは年なんだし」と、まったく嫌みの無いストレートな言葉で助けて?くれました。
この後、私がキーパーを任されることは無く、フィールドプレーヤーに転身。子どもたちの頑張りもあり、一気にゴールを取り返す展開となりました。終了後には「やっぱり、〇〇〇コーチより良かったかもー」と、チームメイトも手のひらを反してくれ、なんとか指導者として生き残れそうでした。
子どもたちで感心するのは、コーチ(大人)が同じゲームに入っても、SSSの子はイベントでの交流ゲームでの経験が多いせいか、「大人が入ってずるい」などの文句は言わずに、ピッチ上での年齢差は気にしないようです。
サッカー王国のブラジルでも、今は少なくなっていると言われているストリートサッカーや遊びのゲームでは、年齢は問わない場合もありますし、ボール一つで多世代が一緒に遊べるのもサッカーの魅力でもあります。
ゴールキーパーの話に戻って、日本代表のGK鈴木彩艶(スズキザイオン)選手の好影響で人気も高まっているでしょうし、ワールドカップでも各国のゴールキーパーの大活躍が目立っていますので、子どもたちもどんどんキーパーにチャレンジしてもらいたいものです(0?0の試合でもキーパーのスーパーセーブの連続で見応え十分です。ぜひハイライトで見てみてください)。 | |