スタッフ日記


田古嶋 愛子

女子ワールドカップも開幕! なでしこリーグも注目です!
 現在、なでしこリーグの浦和レッズレディースに所属している白木星さんのニュースがSSSホームページにもアップされていましたので、うれしい思い出話をご紹介します。

 中学生時代、SSSサッカークリニックU15コースに所属していた白木さんは日本代表メンバーに選ばれ、『AFC U16女子選手権中国大会2011』大会でも大活躍でした。その大会で得た優勝メダルと使用したユニホームを見せてくれたのです!

 「ASIA CHAMPION」と書かれてあるメダルの燦然とした輝きに、感動するとともに、SSSに入ってきた頃に比べて更にたくましくなったんだなー、と感慨深いものがありました。

 白木さんは小学生の時、SSSのサクセスコースに入り、男の子たちとそん色なくボールを蹴っていました。当時「SSS初のなでしこリーガーはあの子だろう」と、とあるコーチが予言(!?)のように話をしていたこともありました。

 ちなみに、最近になってどの部分が良かったのかと、そのコーチに聞いたところ「体の中心軸がしっかりしていたことと、膝の使い方が良かった。あと、技術面を磨ければ」と、いう印象だったとのこと。「でも、一番は負けず嫌いで努力家だったこと。1対1の練習では、男の子相手だけではなく、コーチにも負けないぞと、挑んでくる強い気持ちがあった。」

 その時の1対1では、もちろんコーチが簡単に負ける訳にもいかず、何とか技でねじ伏せ「まだまだドリブルを磨かないとな」と、渋く言いたいところ、実は体力的に追い込まれ過ぎて内心は「ぶはー、ふーふーふーはーはーはー、おいおい何回1対1やるんだ。もはや心拍数が200超えてるぞ、これで話せるのか、気を抜いたらピッチに倒れてしまうぞ・・・いやいやここで倒れたらコーチ失格だ・・・」と、プレッシャーがかかっていたそうです。。。

 また、最近では、サッカー審判資格更新用システム『JFA eラーニング』で、高校在学中の白木さんがゴールを決めたあとにチームメイトとハイタッチしているというステキな場面が『サッカーの楽しさ』と言うような章でピックアップされていました。

 今は厳しい世界で頑張っていますが、苦しい時にはSSSで学んだ『サッカーの楽しさ』を思い出して頑張って欲しいなーと、陰ながら応援しております。
 

2015/06/10

 

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鈴木 政裕

チビリンピック全国決勝大会を終えて
 5月のゴールデンウィークに、横浜で行われた「JA全農杯チビリンピック2015小学生8人制サッカー 全国決勝大会」に、北海道代表として参加してきました。7年振りの参加となるこの大会では、強豪揃いの予選リーグ(横浜Fマリノスプライマリー・名古屋グランパスU12・サガン鳥栖U12・小野FC)を勝ち抜き、決勝トーナメントに進出できるように、目標をもって準備をすすめていきました。
 
 開幕戦のサガン鳥栖U12との対戦では、第1ピリオドで、緊張からか動きが硬く、普段ならできていたチームとしての守備の準備ができず、相手の能力の高いFWに次々と得点を奪われてしまいました。この第1ピリオドが、今年の6年チームの課題がはっきりと表れた試合だったように思います。普段できることが、できなくなってしまう…。中には、冷静さを失い、何も考えることができなくなってしまう選手もいました。これは、大きな課題です。そんなメンタルの状態では、勝負になりません。それを痛感させられた場面が、あの第1ピリオドには凝縮されていたように思います。

 マリノスとの試合は、いい緊張感の中、すばらしいプレーが随所に見られました。やはり、君たちの力は十分にあることはわかります。しかし、一瞬の集中力の欠如から、失点。試合中に考えることや伝え合うことを一瞬でも止めてしまうと、こういう結果になってしまうのです。

 予選リーグ4試合を戦った結果、1勝3敗で、残念ながら決勝トーナメントにはすすめませんでした。

 いつもならできることが、できなくなってしまう…。今後、この課題をどうしていくか?

 まず、どんな練習や試合でも「考える」ことや「伝え合う」ことを忘れずに、習慣性を身につけること。相手や仲間の状態によって、自分のポジショニングやプレーは変わるはずです。それが、サッカーにおける「考える」ということ。相手がどんな相手であろうと、仲間がどんな状態であろうと、ただ何となくプレーしている選手が、ハイプレッシャーで、なおかつ緊張感が高まる試合で、活躍できるはずがありません。相手や仲間の状態が根拠となり、自分のプレーを決断することを繰り返して、自信となっていくのです。だから、普段のトレーニングから「考える」ことを徹底しなければならないのです。そして、その考えを出し合い、聴き合い、実行し合うこと。これも繰り返すのです。その繰り返しは、チームの自信となるのです。その自信は、試合の中で、どんな状況でも揺るがない、タフなメンタルとなり、厳しい状況の中でも、自分たちの意思のあるサッカーへとつながっていくのです。

 夢や目標に向かって、「本気」になり始めた君たち。しかし、君たち以上に、「本気」で、その気持ちをピッチ内で表現できる選手たちと、今大会で対戦することができました。痛感したよね…自分たちの「本気」は、まだまだ足りない…。自分たちの表現力は、まだまだ足りない…。「本気」だった選手たちは、喜び、悔しさ、自分への厳しさ、仲間に伝える心…すべてをピッチ内で、全力で表現していたよね。心が、頭と体を動かすのです。技術、戦術…大切です。でも、それをピッチで活かすためには…もうわかるよね。

 そういうメンタルをもった選手たちは、1対1の攻防(特に球際)は、力強く、賢かった。ポジショニングも、すばやく、判断が伴っていた。全試合で、走りきるフィジカルをもっていた。宿舎での食事の様子も、君たちと比べると、学年が1つ上かと思う程、バランスよくたくさん食べていた。

 その中、今大会ではフェアプレー賞をいただきました。これは、君たちが、「チームのために自分は何ができるか」と「考える」ようになってきている成長の証でもあります。すばらしいです。でも、今のままでは、まだまだ足りないとわかった現在、歩みを止めるわけにはいきません。今大会の様々な場面を思い出し、悔しさを高めてください。越えられなかった壁を乗り越えるために、悔しさをエネルギーにして、課題を克服しよう!

 目標は1つです!わざわざ口に出す必要はないね。「本気」でめざすぞ!
 期待しているよ!信じているよ!

 最後になりましたが、今大会にかかわり、現地まで足を運んで応援してくださった保護者やOBの方々をはじめ、たくさんの皆様のささえを感じることができました。本当に、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いします!
 

2015/05/23

 

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田古嶋 愛子

古いんだぁ。。。(-''-;)
 先日、サクセスコース練習開始前に管理のためホームグラウンドで先に準備していたところ、時間通りにSSSバスが到着し子供たちが続々と降りて来ました。

 そのうち、一人の子が練習の用意をしながら「今日はなぜかたくさんコーチがいるー・・・見たことがないコーチもいれば・・・そして(私を見て一瞬の間を空けてから)古いコーチもいるー・・・」

 『古い』という言葉に軽くショックを受けながらも「確かにSSSに長くいる方かもしれないけれど、いつだって気持ちはおNewなんだよ・・・」と力なく言いましたが、その「おNew」という言葉自体Old(古い)だったなぁーと自分の『古さ』を自覚。。。(昔はよく使っていたような??)

 その子によると、自分が幼稚園の頃(5年前)からいるコーチ=長くいる=『古い』という表現だったようです(私が明らかに落胆したのを見て、子どもながらに気を使った言い訳をさせちゃいました。反省・・・)。

 ・・・しかーし!ここでいじけてばかりもいられません!!子供たちに負けないようにコーチたちも日々進化を遂げなければならないと意を新たにした次第であります!!(ケロ○軍曹風にまとめてみました←これも古い!?)
 

2015/05/20

 

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鈴木 政裕

今の自分を乗り越えろ!
 新年度の活動に向けて、新5・6年のメンバーで、道外遠征となる宮城(3月26から29日)と、道内遠征の伊達(3月29から31日)に行ってきました。ですが正直、がっかりしました。宮城遠征も伊達遠征も、どちらのメンバーも共通して言えることが、モチベーションの低さ。自分のサッカーに対する夢や目標、自分の課題に対して、きちんと向き合えていないことがよくわかりました。つまり、本気になれていないのです。

 自分自身と向き合えていないので、チームのこともあまり考えられていません…。「チームのために」という気持ちも希薄で、プレーは人任せ、さらには、自分の好きなやりやすいプレーをして、ボールを失う場面ばかり…。連続したサポート、勤勉な守備は少なく、そういうミスに、自分自身に対しても、仲間に対しても、無関心・無干渉…。冬の間に、一人ひとりにあるはずの課題を克服するための努力はどれくらいしていたのか…?

 しかし、「君の夢は?」「君たちの目標は?」と伝えると、しっかりと答えられる。なのに、その夢や目標のために、本気で向かっていけない。とても残念です。自分の夢や目標を大切にできていないのですから…。

 遠征中、オフ・ザ・ピッチでも、コーチたちからの指示待ちの場面が多かったです。普段から、「集団(チーム)のために何ができるか」ということを考える習慣が必要なのかもしれません。そのように考える習慣性から、「今、自分は何をすべきか」という自立した発想につながり、それがピッチでの自己表現力になっていくのではないのでしょうか。

 大事なからだを作る食事に関しても、意識が低く感じました。「食」の重要性は、知っているはずなのに…。将来の夢や目標があるはずなのに…。

 遠征中に、そんな自分たちに危機感を覚え、自分たちで、ミーティングをする場面が多く見られるようになりました。これはすばらしいことです。しかし、ミーティングをすることがいいのではなく、ミーティングしたことを行動に移すことが必要なのに、キックオフのあとは、何も考えられなくなってしまう選手が大多数でした。

 4月です。新年度がスタートしました。どうでしょう…?今一度、自分自身をしっかり見つめてみませんか?よわい自分も、逃げちゃう自分も、ずるい自分も、すべて受け入れてみませんか?そして、つよい自分でありたいと、自分に言い聞かせて、スタートしませんか?夢や目標にまっすぐに突き進む自分を追い求めてみませんか?仲間のために、常に考えて、動ける自分をつくってみませんか?それが、サッカーなのかもしれませんよ。

 君たちのよさは、仲間にやさしいところ。けど、やさしさの方向性を間違っていない?大切な仲間のために、今の自分でいいの?大切な仲間が、よくないままでいいの?本当のやさしさを表現するには、自分のつよさが必要になるんだよ。

 コーチは、君たちの夢や目標が、すばらしいと思うよ。君たちの夢や目標を叶えたり、その手助けをすることが、コーチの目標です。だから、君たちと真剣に向き合うし、全力を尽くします。コーチもまだまだ力不足だけど、全力を尽くします。

 みんなで、一緒に、すすんでいこう!それしかないよ!
期待してるよ!信じているよ!
 

2015/04/05

 

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嶋田 雄二

2014年度を振り返って 「レギュラーコース」
皆さま初めまして。スタッフ日記に初登場の嶋田です。

 本当は、気軽にスタッフ日記を書きたかったのですが、SSS裏の編集長が怖く、なかなか書くことができませんでした。

 さて、4月から始まる新学期に向けて、子どもたちも準備を進めていることと思いますが、ここで2014年度を振り返りながら、各学年のターニングポイントや成長のヒントを探したいと思います。

 今年は各学年で大会の成績につながりましたが、それは日頃のトレーニングでの課題克服の積み上げが土台となったと思います。

 まずは6年生。小学生年代では一番上の学年となり自覚と責任のでてきた昨年の4月。全員で集まり、将来に向けての目標やチームのこと、オン・ザ・ピッチとオフ・ザ・ピッチはつながっているのだということについてミーティングをしましたね。そのなかで仲間の大切さや夢、目標に向けてどういったことが大事かということを再確認したのではないでしょうか。

 特に仲間とのつながりについては、自分の意見を仲間に伝え、相手の話も聞いてあげて、擦り合わせをしていくことを繰り返すようになりました(たまに言い過ぎだったこともあったようですが・・・)。これがチームの一体感や信頼関係が生まれた要因となり、大会でも苦しい場面で頑張れて、その後の結果に表れたと思います。

 5年生で大きかったのはチビリンピックの札幌予選。強豪ぞろいの予選グループに入り、厳しい戦いの連続でしたが、そのなかで個人やグループとして、必死に戦う姿勢を前面に出せたことが、全国切符獲得につながったと思います。

 全国大会に向けては、まだまだ技術も体力も精神も課題の多い5年生ですが、あのファイトする姿勢をいつでも前面に出せるように、自分の意見や目指すプレーを主張することが必要です。誰かに任せるのではなく自分から、自分の意思で行動を起こしましょう。

 4年生を振り返ると、岩内の全道大会で負けたことが大きかったのではないでしょうか。勝って高いレベルの試合を経験し学ぶこともありますが、負けることからも学ぶことは沢山あります(ただし、負けた後に何を考え、行動するかがすごく大事です)。実際、負けた後のみんなの取り組みは大会前よりも良くなって、ぐんぐんと成長してきた選手も大勢いました。今後は自分のプレーをしっかりと分析し、何か出来て、何が足りないかを考え実行する、また、出来ない苦手なことにも挑戦することが重要となるでしょう。

 2年生、3年生たちは、ドリブルで相手をかわせる選手が増えてきました。ここからもっと上手になるためには、しっかりと相手のことを見て、いろんな種類のドリブル(右足?左足?フェイント?)をするようにしましょう。また、ドリブルからシュートやパスまでを連続して成功できるようになるとより良いと思います。

 と、子どもたちには『何を考え、行動するかがすごく大事です』や『誰かに任せるのではなく自分から、自分の意思で行動を起こしましょう。』などと、偉そうに言いましたが、私自身も日頃の業務で(厳しい先輩たちに指導を受け、パ〇ハラ?)特に実感しているところです。そしてそのストレスから、本当はサッカーや人間的にも成長したいのに、体重だけが右肩上がりに伸びてしまうことに悩んでいるユウジ・シマダ28歳の春でした。
 

2015/04/02

 

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柴田 得光

もうすぐ新年度です!
4月から新年度が始まり、学年が1つ上がりますが、学年ごとの課題にしっかりと取り組んでいますか?
 出来ていない部分があったら、今のうち(3月中に)に復習をしておきましょう! 特に4年生以下の子はリフティング練習は大丈夫かな?
 雪も解けてきましたので、安全な場所を見つけて自主練習をすることも上手くなるには欠かせません。ひとつの学年が上がるごとに、自分自身で成長できたことを実感できるよう頑張りましょう!!
 

2015/03/26

 

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柴田 得光

平成26年度卒業式を終えて
 3月7日土曜日にレギュラーコース6年生の卒業式がありました。1人はすでにニュージーランドに旅立ってしまい19名の卒業式でした。
 今年度の6年生はチームとしての一体感の強さが持ち味で、その良さが試合や大会結果につながったと思います。
 単なる仲良し軍団とは違い、意見の食い違いによる言い合いなども多くありましたが、お互いをリスペクトしながら行われていると感じることができました。これは、過去に悔しい試合も経験して共に乗り越えてきた戦う集団(チーム)の姿でした。
 その姿を見てきた在校生も、卒業生の良い部分を参考にして自分たち流のチームを作ってくれることを今から期待しています。
 

2015/03/21

 

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田古嶋 愛子

謎が解けました。。。
 前回のC級指導員講習会の続きになりますが、実技と指導実践が重なった日は、参加者がプレーヤー役で動いたり、実際にトレーニングしたりと、1日で多い日は5時間ほど走りまくりました(通常の日程では4時間で、もちろん1時間毎に5分ぐらいの小休憩はあります)。

 その期間中、SSSのあるベテランスタッフから「とにかく全力で取り組んで動くためには、期間中の体調管理が何より大事ですよ」と助言をいただき、さらに「寒い時期に疲れた体で動く時の体調管理のコツは・・・」と、疲れ切った私が正に必要としている話を続けてくれました。

 私が興味津々に聞こうとすると、「話をするより、実践あるのみであーる!ほっほっほ」と、だんだんSSS仙人化し、怪しくなってきました・・・。

 すると「ほれほれ、倒れそうなぐらい疲れた時には、この仙豆(ドラゴ○ボールでおなじみの「せんず」)を食べるのじゃ」と、気づけばとあるお店で、次から次へと満漢全席ばりのフルコースをいただくこととなりました。

 「ほっほっほ。疲れる前に食べる!これが基本じゃ!」と、SSS仙人は満足げに完食していましたが、私が講習会終了後にダイエット効果が無かったのはこのせいだったと後悔するはめとなりました。。。

 一応、付け加えますと講習会に参加したのは、指導者としての勉強を目的としており、ダイエット目的で参加したのではないと、予めお断りしておきます・・・(いろいろな意味で逃げのコメントでまとめてみました)。
 

2015/03/08

 

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鈴木 政裕

全道フットサル選手権大会を終えて・・・
 2月21日22日に、きたえーるで、全道フットサル選手権大会(U12)が行われました。

 バーモント全道大会で悔し涙を流したメンバーが、課題を意識して1か月トレーニングを積み重ね、臨んだ大会でした。マイボールをポゼッションし続けるためのパスの基本の見直し、微妙なポジショニングのズレをなくして真面目に続ける守備…。自分たちのよさを見失いかけた時期もありましたが、一声かけるだけで、自分たちで修正し、プレーで表現するたくましさも見られるようになりました。

 日頃のトレーニングの積み上げから1人1人が、仲間を尊敬し合っている雰囲気が感じられ、自信をもって迎えた全道大会。本大会に入ると、対戦相手も素晴らしく接戦ばかりでした。相手に先制されることも多かったのですが、焦らずに、いい流れでフィニッシュまで行く場面を多くつくりだすことができました。決定力不足…という言葉で片付けられてしまいそうですが、選手たちと話し合っていたのは、「5本に1本しか決まらないのであれば、10本打って2点取ろう!15本打って3点取ろう!その繰り返しが、フィニッシュの自信になる!」。選手たちが、焦らずに堂々と戦うことができたのは、メンバー1人1人の個性をわかりあい、それを大切にし、信じ合っていたから…。

 そして、客席には、札幌市室内サッカー大会メンバーと4・5年生の後輩たち、ジュニアユースの先輩たち。選手たちは、試合前や重苦しいハーフタイムに顔をあげ、大応援団に目を向け、気持ちをセットすることができました。特に、決勝戦は、何度も心が熱くなりました。自分たちでつくりあげてきた攻撃のイメージが共有でき、フィニッシュまで行き、ゴールネットを6度も揺らすことができました。

 決勝戦前に、選手たちは、「全員がピッチに立てるように、ゲームの流れをよくしたい…そのために、絶対、点取ろう!!」と話し合う姿は、自律したたくましい選手に見えました。ベンチも応援席も、仲間のいいプレーを認め合い、つかんだ優勝。涙を流して、感動して喜ぶ選手たち。本気で、優勝をめざして、本気で、自分の課題と向き合った選手たち。だから、あれだけ感動したのです。そして、その感動は、次への課題に前向きに取り組めるエネルギーになるのです。悔しさを自分に向けることができるのが、このメンバーのいいところ…常に、仲間のよさを大切にすることができれば、すばらしい選手に成長していることでしょう。

 メンバーは違えど、全市、全道とどちらの大会へも、本気で臨んだから、これだけ君たちの心が様々に動いたのです。本気になるって大切なことなのです。そして、2つの大会のお互いのメンバーがそれぞれ、相手を尊敬していたのが、一番のすばらしさ。その姿勢に、後輩たちが尊敬し、憧れているよ。それぞれの大会前に、応援する側のメンバーが、何度もコーチに伝えに来たね…「コーチ、優勝させてあげてください!」って。そんな君たちをコーチは誇りに思うし、そんなつながりをつくりだした君たちを尊敬しているよ。ありがとう!そして全選手たちの成長を大いに期待しているよ!

 2つの大会を始め、今年度も多くの方々にあたたかいご声援をいただきました。本当にありがとうございました。
 

2015/03/04

 

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鈴木 政裕

次につながる戦いに期待が持てました!
 1月25日に、札幌市室内サッカー大会(6年生の部)の全市大会が行われました。

 これまで、なかなか出場機会に恵まれなかった選手も多かったのですが、今まで、みんなでトレーニングしてきた成果が大いに発揮され、すばらしいパフォーマンスを見せてくれました。手稲区予選をたくましく勝ち抜き、つかみ取った全市大会の切符でした。

 この1年間、力はあるのに、ゲームでその力を発揮できずに、悔しい思いを繰り返してきていた選手たち。その原因は、やはりメンタルのコントロールが保てないということ。プレーの好不調の波が大きくなり、試合中、うまくいかないと消極的になる選手が多くなっていました。力はあるのに、ピッチで自分を表現できない選手たちでしたが、今大会は、見違えるようでした!

 その選手たちに勇気と自信を与えたのは、ズバリ「チームのつながり」でした。この大会にエントリーしていない選手たちも、自主的に、応援に足を運んでくれました。そして、試合前に、応援メンバーも含めて組んだ円陣は、選手1人1人の心に、熱いメッセージとなって、深く届き、ピッチは自己表現が輝く場となりました。

 全市大会は、1回戦でアンフィニに善戦するも敗北。自分たちで声を掛け合って、粘り強く対応できたグループでの守備。積極的にボールを受け、ドリブルとパスの判断を選手が共有して、ゴールをめざした攻撃。今まで、みんなでめざしてきたプレーの連続でした。結果は敗戦でしたが、今までトレーニングしてきたことをピッチで表現した選手たちは、大変誇らしく、心から拍手を送りたいと思いました。

 本気で、優勝をめざして、本気で、自分の課題と向き合った選手たち。だから、あれだけ悔しかったのです。そして、その悔しさは、次への課題に前向きに取り組めるエネルギーになるのです。

 仲間にやさしいのが、このメンバーのいいところ…自分に厳しくなることができれば、3年後、すばらしい選手に成長していることでしょう。期待しているよ!
 

2015/03/02

 

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