こんにちは!山瀬です。今回は、前回の予告通り、岩越コーチからのお言葉パート2をアップしたいと思います。
私の記憶に残っている2つ目は、「試合中、他の誰かがやってくれると思ったらだめだ!毎試合自分が決めるぐらいのつもりでプレーしないと!」と、この言葉を高円宮杯全道大会の決勝の前にもらい、実際に“自分が点を決める”という強い覚悟をもって試合に臨むと、ハットトリックをして全国大会行きを決めることができました(できすぎの話ですが、本当のことなので。えっへん)。
その後のサッカー人生でも“自分が試合を決める(点を取るだけじゃなく決定的なことをするという意味で)”とはっきりと気持ちを持って臨めた試合は、良いパフォーマンスから、結果にもつながっていたと思います。
それは1試合だけの話ではなくシーズンを通してもそうでした。私は2009年シーズンの途中(夏のマーケット)で、横浜F・マリノスからサガン鳥栖へ移籍したのですが、シーズン途中という事もあって即戦力(助っ人外国人的な立ち位置)として結果に直結する活躍を期待されました。監督からも「低迷するチームを引き上げてくれ!」と直接言われプレッシャーも大きかったです。
もし、自分がサガン鳥栖に貢献できないと「こいつ何でわざわざビッククラブから来たの?」、「なんでこんな奴、高い金出してとったんだよ」など色々なことを言われるな、といような不安も正直ありました。ですが、そういうものを跳ねのける強い意志で“選手生命をかけるつもりで臨もう”と、良い意味で危機感を持って臨めたシーズンでした。
結果論になるのですが、この年は自分でも納得のパフォーマンスを出せたシーズンでしたし、チームも昇格争いまで引き上げることができたと思っています。
メンバー、メンバー外、スタメン、ベンチなどの立場に関わらず、練習や試合に対して、常にポジティブに臨む姿勢や、練習後のケア、自主練、コンディション管理など、この辺りも自分の気持ちの持ちようで変えることができると思います(逆に言うと、気持ちの部分で戦っていないと、良いパフォーマンスも良い結果もでません・・・当たり前ですが)。
さて、皆さんもまずは気持ちの部分(精神面)を鍛えて、試合に臨んでみましょう! 今までより高いパフォーマンスで、結果もついてくるかもしれませんよ! | |