9月19日、23日、26日、10月2日の4日間で、「第16回じょうてつグループ杯少年サッカー大会」が行われ、SSSサクセスは、チーム一丸となって全力を出し切り、準優勝という結果で6年生最後の外サッカーを締めくくりました。
19日に行われた、1回戦は中の島少年団に6?0、続く2回戦も昨年度準優勝チーム札幌開成少年団に3?1で勝利しました。札幌開成との試合は、先制点を奪われて苦しい展開だったにも関わらず、うまく気持ちを切り替え、逆転することが出来ました。この試合は、気持ちの持ち方が重要でした。春の会長杯で清田南少年団に敗戦した時の悔しい経験が生きて、今回は子どもたち自身で試合の流れを引き寄せることが出来たのだと思います。
23日の3回戦は、会長杯でも互いに好ゲームを演じたFCデノバとの再戦を3?0で乗り切り、続く4回戦の相手は、先日までのポカリスエットリーグで同じブロックだった石狩FCでした。ポカリリーグでのサクセスとの戦績は、1勝1敗でしたが、石狩FCはブロック優勝をしているチームで大きな山場となりました。試合は緊張感のある良いゲームでお互いチャンスを作りながらも、気持ちの入った守りでゴールを死守。両チームスコアレスドローでもつれ込んだPK戦をサクセスが制し、苦しみながらも接戦をものにしました。
サクセスチーム結成以来、初の全市ベスト8入りに勢いづいた子どもたちは、26日の準々決勝の相手、強豪札幌ジュニアFC戦を2?0、10月2日に行われた準決勝の札幌緑丘少年団戦を1?0で勝利し、ついに決勝戦に駒を進めました。
決勝の相手は、アンフィニMAKIFC。試合開始5分、センターリングのこぼれ球を頭で押し込まれ、先制点を奪われてしまいました。結局この1点が決勝点となり、負けてしましましたが、内容としては十分に胸を張れる試合が出来たと思います。常にチャレンジャー精神を忘れずに試合に臨んできたサクセスは、全道の常連チーム相手にも、全く引きませんでした。中盤でのプレッシャーを速くして、次のディフェンダーがパスを狙う、2人で挟んで奪う、チャレンジ&カバーを繰り返し、奪ったボールから何度か決定的なチャンスも作りました。何より、出場した選手はもちろん、ベンチのメンバーもチーム一丸となり力を出し切れた試合だったと思います。
今回は、これまでの経験や各自の努力の積み重ねが、結果として表れた大会でした。夏の全道札幌予選での敗退から、課題として取り組んできた、ルーズボールをマイボールにすること、しっかりとドリブルとパスを使い分けてボールを運ぶことが、厳しい試合の中でも出来るようになってきたと思います。そして、この大会では、登録した選手全員がいずれかの試合に出場することが出来ました。また、出場していない試合でも、ベンチからの声や気持ちがチームの力になったはずです。まさに、チーム全員の力で掴んだ準優勝だと思っています。
しかし、本当に大切なのはこの経験を今後に生かしていくことです。万が一、少しでも今回の結果に満足して努力を怠るようでは、長い目で見たら悪い結果となってしまうでしょう。試合を振り返ってみると、まだまだ数え切れないほどの課題があります。後々振り返ってみても、良い結果と言えるように、より一層高い意識を持って日々の活動に取り組みましょう! | |