今年のゴールデンウィークは、1泊2日の合宿形式で5月3日、4日と、大曲スプリングカップに参加してきました。北広島にある天然芝グラウンドのサンパークで行われ、SSSサクセスの5・6年生21人で参加。大会は、2日間ともに天候にも恵まれ、非常によい環境の中、実りの多い大会合宿となりました。
この年代は、昨年8人制のチビリンピックに参加したため、11人制の経験が少なく、広いピッチにも慣れていませんでした。そこで、全体の狙いとしては、11人制の攻撃の仕方と守備の仕方をチームで意思統一することと、新入会の子どもたちとのコミュニケーション、そしてチームワークの確立でした。
そのために合宿の課題として、下記の5つを掲げ、全員で取り組みました。
チームの課題
1、攻守の切り替え
2、コートを3つに分けてプレーを選択する
3、ボールを受ける前の動き
4、マークとカバーのポジショニング
5、ディフェンスラインのアップ
大会1日目の第1試合は、FC大曲ジュニア。完成度の高いチーム攻撃に守備が対応できず5失点・・・、攻撃でもあまりよい形は作ることが出来ませんでした(つっ強い・・・)。
試合後、ミーティングで、戦う気持ちと5つのチームの課題を確認しました。また、せっかくの芝生のグラウンドですので、試合までの時間は、空いているスペースでトレーニングを行いました。すると、試合を重ねるごとに子どもたちの動きが噛み合い始めます。
2試合目は、参加24チーム中準優勝をすることとなるジュニオーレ海陽に0?2(チャンスも作れました)、旭川高台に3?4と負けはしましたが、強い相手に競った試合をすることが出来ました。
さらに2日目は、1日目の結果から順位トーナメントに参加し、1回戦の旭川向陵に3?0と、勝利することが出来ました。このまま勢いに乗りたいところでしたが、続く小樽イレブンとの試合では、攻め込むものの、きれいにカウンターを食らい0?3で負けてしましました。これも、貴重な経験です。
今回参加したメンバーの中には、合宿に参加すること自体初めてという子もいましたが、子どもたちは、サッカーに対しての素直さと向上心を持って、本当によく頑張っていたと思います。もちろん、技術的にも戦術的にも、まだまだ課題はたくさんありますが、今回の合宿での頑張りは評価したいと思います。また、人なつっこいのもこのチームの長所です。多少のケンカもありましたが、それは仲良くなった証。コミュニケーションについても、上手くとれていたようです。
たった2日間ではありますが、試合の内容はもちろんのこと、生活面でもさまざまな変化が見られました。チーム内での競争も激しくなってきましたので、この合宿をきっかけとし、さらなる向上心を持って、これからの練習に励んでもらいたいと思います。 | |