最近、ベテランYコーチがスタッフ日記に社会人サッカーのことを書いていましたが、私もスタッフとして現場で見ているので少し紹介したいと思います。
今季の社会人の公式戦では、サクセスU-12担当の櫻井コーチと吉川コーチ、サクセスU-15担当の真嶋コーチ、レギュラー担当の太田コーチ、巡回指導担当の吉田コーチと高橋コーチ、社会人シェフィールド担当の芦澤コーチと北村コーチ、事務局長の内藤コーチ、ベテランYコーチも同じピッチに立つことがあります。若手では、佐々木コーチ、柴原コーチ、山本コーチ、濱田コーチも活躍中です。
またSSSの社会人部門以外のチームでプレーしているコーチもおり、SSSでは指導だけではなく選手で頑張っているスタッフが多いのも特徴です。加えて、暑い時期に自らも試合に出ていたので、子どもたちの大変さも身をもって理解していると思います。
その中、内藤コーチのポジションはボランチで、プレー自体は、中盤のきれいなつなぎ役と言うよりつぶし役が多いようです。そして相手はよくつぶすのに、自身が少しでもつぶされた時の痛がり方はネ〇マール選手のようです(良い子の皆さんはマネしないようにしてください)。
痛がり方はブラジル人選手のようでも、ベテランYコーチもスタッフ日記で書いていたように、内藤コーチのファンタジーなプレーは見たことはありません。それでも豊富な運動量で色々な局面に顔を出して味方を助けるチームの中心的な選手です。考えてみると、本人の性格や個性の部分がサッカーだけでなく日頃の仕事ぶりにも表れているように思います。
その内藤コーチは、今季の公式戦で約25mのミドルシュートを決めるなど、ロングキックにも自信を持っているようです。試合後、久しぶりのゴールで興奮していた内藤コーチは、「僕のシュート70m級で決まりましたよね!!」と、小学生でも言わないような自慢をしていましたが、チームメイトは無反応でした。さらに翌日にも若手コーチたちを(わざわざ)集めてまったく同じ自慢話をしていたので、よっぽどうれしかったのでしょう。
そしてベテランYコーチも、内藤コーチと同じ公式戦のピッチに立つことがあります。このベテランYコーチは監督兼選手ということもあり、フル出場の多い内藤コーチとは違い、たまにしかピッチに立ちません。
本人曰く、「説得力を保つ為に選手たちと一緒にトレーニングはしますが、試合は自分以外の選手を多く出してあげたい」とのことで、主に練習試合での出場が多いようです。
その中、今季の公式戦で、内藤コーチ、太田コーチが先発するとスコアレスの拮抗した展開の試合がありました。さらに相手のシュートがバーを直撃するピンチと、けが人の状況もあり、前半残り約5分で監督Yコーチの(肉厚で)重い腰が上がりました。
静かにピッチに入ると、定位置の左サイドの前線に張り付いています。すると直後にペナルティーエリア左角手前で待っていたベテランYコーチに大きなボールが入ると、ワントラップから流れるように右足コントロールシュートでゴール。いつも通り数分のワンプレーで結果を出して前半終了。ハーフタイムでそそくさとお役御免の交代となりました。
試合は、チームメイトの頑張りもあり1点リードを守る形で勝利。試合後にベテランYコーチは「試合前にやってきた草むしりの方が汗かいたわー」と、プレー後も汗もかかずに清々(「すがすが」orサッカー選手なら「きよきよ?」)しく振り返っていました。
いつもの見慣れた光景ですが、数分のワンプレーで結果を出すのは凄い集中力なのかもしれません。と言いながら、数分でけがをするシーンもよく見ますので、本当のところ凄いのかどうかはわかりません。
ちなみにそのゴールの瞬間、遠くの距離にいた内藤コーチは直前のプレーで相手と絡んで倒れ込み、ピッチ上でゴロゴロと転がってファールアピールをして、あやうくベテランYコーチのゴールを取り消そうとしていました。さらにチームメイトが喜んでいる時もゴロゴロしていました。。。 | |