北海道では小学校の夏休みも終わり、サクセスコースの通常練習は18日から再開しております。
さて、みなさんは夏休みをどのように過ごしましたか? サクセスコースとしての思い出は夏の合同合宿があげられると思います。
8月1日、2日の日程で行われた高学年合宿は、各地区サクセスコースの4年生から6年生までの49人が参加しました。会場は新十津川町の天然芝グラウンドを利用し、隣接の施設に宿泊。初日には紅白戦を中心に練習し、2日目には、明苑ジュニアさん、赤平少年団さんと交流試合をさせていただき、とても良い経験になりました。
続いて低学年の合宿は、8月6日、7日、各地区サクセスとレギュラーのコース合同合宿として札幌市内で開催。1年生から3年生まで34人の子が元気に参加しました。1日目はSSSホームグラウンドで思い切りサッカーを堪能。2日目は、あいにくの雨模様で体育館での交流試合となりましたが、対戦相手の西野第二少年団さんと一緒に楽しくボールを追いかけました。
この2つの合宿でコーチの思い出となったのは、参加をした子どもたちの「負けず嫌い」の部分です。低学年の合宿では、コーチとのドリブル対決で何度負けても挑んでくる子や、高学年の合宿では、コーチたちとの交流戦で、終了間際に決勝点を奪われた時の悔しそうな表情が印象的でした。
SSSでは、このように大人との対戦(年齢差のある交流試合)を行うことも子どもたちに経験させます。それは体格差や、実力差があった場合にも、自分たちが勝てる部分を探して何とか工夫して勝負に持ち込んで欲しいからです。
サッカーの勝負をする際に年齢は関係ありません。と、言っても大人たちが子ども相手に体を無理にぶつけるなどはしませんが、ピッチに立ったら、お互いに負けず嫌いを存分に発揮し、ボール1つで一緒に楽しめるのがサッカーの良さでもあると思います(各国のトップリーグでも10代の選手が沢山活躍していますし、日本ではカズ選手の例もあります)。
どんな相手にも果敢にチャレンジし、勝てなかったときには、その悔しさをバネに努力できる「負けず嫌い」の子が上達していくのだと思います。今回の合宿に参加した子の中には、負けず嫌いがいっぱいいました。合宿で得た経験を生かし、大きく成長してくれることを期待しています。
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