スタッフ日記


柴田 得光

平成26年度卒業式を終えて
 3月7日土曜日にレギュラーコース6年生の卒業式がありました。1人はすでにニュージーランドに旅立ってしまい19名の卒業式でした。
 今年度の6年生はチームとしての一体感の強さが持ち味で、その良さが試合や大会結果につながったと思います。
 単なる仲良し軍団とは違い、意見の食い違いによる言い合いなども多くありましたが、お互いをリスペクトしながら行われていると感じることができました。これは、過去に悔しい試合も経験して共に乗り越えてきた戦う集団(チーム)の姿でした。
 その姿を見てきた在校生も、卒業生の良い部分を参考にして自分たち流のチームを作ってくれることを今から期待しています。
 

2015/03/21

 

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田古嶋 愛子

謎が解けました。。。
 前回のC級指導員講習会の続きになりますが、実技と指導実践が重なった日は、参加者がプレーヤー役で動いたり、実際にトレーニングしたりと、1日で多い日は5時間ほど走りまくりました(通常の日程では4時間で、もちろん1時間毎に5分ぐらいの小休憩はあります)。

 その期間中、SSSのあるベテランスタッフから「とにかく全力で取り組んで動くためには、期間中の体調管理が何より大事ですよ」と助言をいただき、さらに「寒い時期に疲れた体で動く時の体調管理のコツは・・・」と、疲れ切った私が正に必要としている話を続けてくれました。

 私が興味津々に聞こうとすると、「話をするより、実践あるのみであーる!ほっほっほ」と、だんだんSSS仙人化し、怪しくなってきました・・・。

 すると「ほれほれ、倒れそうなぐらい疲れた時には、この仙豆(ドラゴ○ボールでおなじみの「せんず」)を食べるのじゃ」と、気づけばとあるお店で、次から次へと満漢全席ばりのフルコースをいただくこととなりました。

 「ほっほっほ。疲れる前に食べる!これが基本じゃ!」と、SSS仙人は満足げに完食していましたが、私が講習会終了後にダイエット効果が無かったのはこのせいだったと後悔するはめとなりました。。。

 一応、付け加えますと講習会に参加したのは、指導者としての勉強を目的としており、ダイエット目的で参加したのではないと、予めお断りしておきます・・・(いろいろな意味で逃げのコメントでまとめてみました)。
 

2015/03/08

 

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鈴木 政裕

全道フットサル選手権大会を終えて・・・
 2月21日22日に、きたえーるで、全道フットサル選手権大会(U12)が行われました。

 バーモント全道大会で悔し涙を流したメンバーが、課題を意識して1か月トレーニングを積み重ね、臨んだ大会でした。マイボールをポゼッションし続けるためのパスの基本の見直し、微妙なポジショニングのズレをなくして真面目に続ける守備…。自分たちのよさを見失いかけた時期もありましたが、一声かけるだけで、自分たちで修正し、プレーで表現するたくましさも見られるようになりました。

 日頃のトレーニングの積み上げから1人1人が、仲間を尊敬し合っている雰囲気が感じられ、自信をもって迎えた全道大会。本大会に入ると、対戦相手も素晴らしく接戦ばかりでした。相手に先制されることも多かったのですが、焦らずに、いい流れでフィニッシュまで行く場面を多くつくりだすことができました。決定力不足…という言葉で片付けられてしまいそうですが、選手たちと話し合っていたのは、「5本に1本しか決まらないのであれば、10本打って2点取ろう!15本打って3点取ろう!その繰り返しが、フィニッシュの自信になる!」。選手たちが、焦らずに堂々と戦うことができたのは、メンバー1人1人の個性をわかりあい、それを大切にし、信じ合っていたから…。

 そして、客席には、札幌市室内サッカー大会メンバーと4・5年生の後輩たち、ジュニアユースの先輩たち。選手たちは、試合前や重苦しいハーフタイムに顔をあげ、大応援団に目を向け、気持ちをセットすることができました。特に、決勝戦は、何度も心が熱くなりました。自分たちでつくりあげてきた攻撃のイメージが共有でき、フィニッシュまで行き、ゴールネットを6度も揺らすことができました。

 決勝戦前に、選手たちは、「全員がピッチに立てるように、ゲームの流れをよくしたい…そのために、絶対、点取ろう!!」と話し合う姿は、自律したたくましい選手に見えました。ベンチも応援席も、仲間のいいプレーを認め合い、つかんだ優勝。涙を流して、感動して喜ぶ選手たち。本気で、優勝をめざして、本気で、自分の課題と向き合った選手たち。だから、あれだけ感動したのです。そして、その感動は、次への課題に前向きに取り組めるエネルギーになるのです。悔しさを自分に向けることができるのが、このメンバーのいいところ…常に、仲間のよさを大切にすることができれば、すばらしい選手に成長していることでしょう。

 メンバーは違えど、全市、全道とどちらの大会へも、本気で臨んだから、これだけ君たちの心が様々に動いたのです。本気になるって大切なことなのです。そして、2つの大会のお互いのメンバーがそれぞれ、相手を尊敬していたのが、一番のすばらしさ。その姿勢に、後輩たちが尊敬し、憧れているよ。それぞれの大会前に、応援する側のメンバーが、何度もコーチに伝えに来たね…「コーチ、優勝させてあげてください!」って。そんな君たちをコーチは誇りに思うし、そんなつながりをつくりだした君たちを尊敬しているよ。ありがとう!そして全選手たちの成長を大いに期待しているよ!

 2つの大会を始め、今年度も多くの方々にあたたかいご声援をいただきました。本当にありがとうございました。
 

2015/03/04

 

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鈴木 政裕

次につながる戦いに期待が持てました!
 1月25日に、札幌市室内サッカー大会(6年生の部)の全市大会が行われました。

 これまで、なかなか出場機会に恵まれなかった選手も多かったのですが、今まで、みんなでトレーニングしてきた成果が大いに発揮され、すばらしいパフォーマンスを見せてくれました。手稲区予選をたくましく勝ち抜き、つかみ取った全市大会の切符でした。

 この1年間、力はあるのに、ゲームでその力を発揮できずに、悔しい思いを繰り返してきていた選手たち。その原因は、やはりメンタルのコントロールが保てないということ。プレーの好不調の波が大きくなり、試合中、うまくいかないと消極的になる選手が多くなっていました。力はあるのに、ピッチで自分を表現できない選手たちでしたが、今大会は、見違えるようでした!

 その選手たちに勇気と自信を与えたのは、ズバリ「チームのつながり」でした。この大会にエントリーしていない選手たちも、自主的に、応援に足を運んでくれました。そして、試合前に、応援メンバーも含めて組んだ円陣は、選手1人1人の心に、熱いメッセージとなって、深く届き、ピッチは自己表現が輝く場となりました。

 全市大会は、1回戦でアンフィニに善戦するも敗北。自分たちで声を掛け合って、粘り強く対応できたグループでの守備。積極的にボールを受け、ドリブルとパスの判断を選手が共有して、ゴールをめざした攻撃。今まで、みんなでめざしてきたプレーの連続でした。結果は敗戦でしたが、今までトレーニングしてきたことをピッチで表現した選手たちは、大変誇らしく、心から拍手を送りたいと思いました。

 本気で、優勝をめざして、本気で、自分の課題と向き合った選手たち。だから、あれだけ悔しかったのです。そして、その悔しさは、次への課題に前向きに取り組めるエネルギーになるのです。

 仲間にやさしいのが、このメンバーのいいところ…自分に厳しくなることができれば、3年後、すばらしい選手に成長していることでしょう。期待しているよ!
 

2015/03/02

 

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田古嶋 愛子

再勉強の為、サッカーC級指導者講習会を受講しました。
 1月末から2月中旬にかけ、栗山町で行われましたサッカーC級指導者講習会を受講してきました。

 「結構キビシイよー」という話を聞いていたので、覚悟を決めて参加しましたが、私にとっては噂にたがわずキビシかったです。。。でも、『指導者が本気でやらなくちゃ子どもには伝わらないよ!』というお言葉も頂き、他の参加者の方々に助けられながら、全日程を終えることができました。

 今回、改めて再認識させられる事柄もあり、とても実りある講習会でした。インストラクターの方々、参加者の皆様本当にお世話になりました。またどこかの試合会場でお会いすることがあると思いますので、よろしくお願いいたします!

 受講後、体はボロボロになりながらも、一応、合格をいただける結果になりました。。。これだけ動いて頑張ったんだからダイエット効果もあったはず・・・。期待して体重計に乗ったら、あれれ??ガックリ。。。なぜ・・・(・_・、) グスン
 

2015/03/01

 

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土橋 竜也

各コース合同の冬期強化合宿を行いました
 冬休み期間恒例の各地区サクセスコースとレギュラーコースの合同強化合宿を、高学年と低学年に分けて、札幌市内の会場で実施しました。

 1月8日、9日に行った高学年合宿には45人が参加。1日目は、ボールを使った様々なトレーニングと紅白戦を中心に行い、2日目は、アスルクラロさんと一緒に多くの交流試合を行うことができました。

 続いて1月13日、14日に行われた低学年合宿には42人が参加しました。低学年合宿では、初めて参加をする子もいましたが、最初はとまどう場面も、すでにベテランのような合宿に慣れている子に引っ張られ、元気に乗り切りました。こちらも2日目には、西野第二少年団さんと一緒に交流試合を行い、1日中楽しくボールを追いかけました。

 両合宿ともにサッカーはいつも以上に頑張っていた子どもたちですが、あいさつやマナーの面など、合宿を通じてまだまだ成長しなければならない部分も多かったと思います。

 生活面はもちろんサッカーでも必要となることですが、『今は何をする時間なのか』、『自分は何をするべきか』など、「自分で考えて行動する!」ということは大きな課題です。SSSでは、自立した子どもたちの育成を目指し、自らが考えて行動し、自分のことは自分で出来るように、指導しております(コーチたちが安直な正解を与えすぎないように心掛けています)。

 当たり前ですが、サッカーが上手くなるだけでは、一流の選手にはなれません。生活の部分で「自立」していくことが、サッカーの成長にも繋がっていきます。今回の合宿で得た経験を日頃の生活に生かし、サッカーも人間的にも大きく成長してくれることを期待しています。
 

2015/02/05

 

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鈴木 政裕

チビリンピック北海道予選を終えて・・・
 10月11日から13日に、北見市で行われた「第12回JA全農杯チビリンピック小学生8人制大会北海道予選」に参加してきました。札幌予選も含め、どの試合も、苦しく難しい試合の連続でした。毎試合、しっかりと課題をもって試合に臨み、1つ1つ積み重ねをしながら、勝ち進むことができました。結果は、6年ぶりの優勝という形で、終えることができました。

 決勝戦は、同じ市内でいつも胸を借りているコンサドーレ札幌U12との試合でした。札幌予選での一戦は0対1で敗れおり、点差以上の力の差を感じたゲームでした。選手たちは、あのゲームで明確になった課題を意識して、日々トレーニングに励んできました。

 攻撃面では、今まで何となくポジションを取り、何となくボールを受けて、誤魔化してきた悪い習慣を取り払い、しっかりと周りを観て、きちんとした自分の意思をもって、ポジションを取り、よいタイミングでボールを受けることをトレーニングしました。守備面でも、流れの中で、しっかりと自分の考えをもち、仲間と伝え合ってポジションを取り、ボールを奪うことを意識しするなど、攻守における基本的なポジショニングの徹底をしてきました。

 共通して言えることは、「1、自分の考えや意思をもつこと」、「2、仲間に伝えたり、実践したりする表現力」ということでした。少しずつ改善されていきましたが、僅差のハイプレッシャーなゲームや流れの悪い時間帯では、まだまだ、人任せなプレーや無責任なプレーが相次いでいました。

 決勝戦では、PK戦の末、勝つことはできましたが、ゲームの中ではコンサドーレにボールを支配され、トレーニングしてきたことが発揮できない時間帯が続きました。それでも、無失点で試合を終えることができたのは、ギリギリのところで気持ちを出して、体を張って守備ができたからです。その集中力は評価できますが、守備のポジショニングやプライオリティを意識した守備は、まだまだ足りなかったと感じています。さらに奪ったボールを意図的に動かしてフィニッシュまで行くために、よいポジションを取って、ボールを受けることもできていませんでした。

 頭ではわかっていることや、普段はできることができなくなるのは、すべてメンタルの問題だと思います。気持ちだけ熱くなり、ボールだけ見ていて、考えることができず、自分の意思をもてなかったり、いいプレーができずに落ち込んだり、緊張しすぎて慌ててしまったり・・・まだまだよわさを感じました。自分で自分の心をコントロールして、自分が一番いいパフォーマンスができる状態を自分でつくりだせるたくましいハートをもった選手になってほしいと思いました。

 札幌予選が終わってから、自分たちの課題を意識してがんばってきた成果と課題がはっきりと表れた全道大会。課題に向かって、みんなで必死になってがんばってきたから「優勝」という形で終わることができました。5月の全国大会という目標にしてきたステージをつかみ取ったことは自信にしていいと思います。黙々とトレーニングに励むみんなのひた向きさは、君たちのストロングポイントです。でも、与えられたことをただ坦々とこなし、汗を流しているだけでは、今後の成長は期待できません。自分で考え、判断し、一番いいと思うこと・正しいと感じたことに一生懸命チャレンジし、仲間に広めていく選手が増えてくることを期待しています。

 そして、全道大会に出発する前日のトレーニングの最後に、先輩たちの声かけで遠征に帯同できない仲間たちも含め、先輩たちが一緒につくってくれた気持ちのこもった円陣・・・。君たちのこころに熱いエネルギーを注入してくれたに違いありません。また、全道大会中に毎日送られてくる応援メール、優勝後に送られてきた激励の動画。君たちのナイスプレー1つ1つ、君たちの勝利1つ1つをまるで自分たちのことのように感情を表現してくれる先輩たちをもてたことを誇りに思ってください。人と人がつながることのすばらしさや仲間を思う心の大切さ・・・先輩たちは君たちを応援しつつ、大事なことを教えてくれました。だから、君たちはもっともっとつよくならなくては! 期待されているのだから! これからは、さらに自分に厳しくトレーニングしていこう!!

 最後になりましたが、今回の遠征にかかわり、会場まで足を運んで応援してくださった保護者の方々をはじめ、数々のご支援をいただいた皆様に、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 

2014/11/13

 

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田古嶋 愛子

みなさん練習時には防寒具を忘れずに!
 いきなりですが、ここ最近急に冷えてきましたねー。すでに事務局や家でも暖房のお世話になって、ぬくぬくと過ごしている今日この頃です(そろそろみかんが欲しいな・・・)。

 ところで皆さんは、秋や、冬の訪れをどのように感じて(察知)していますか? 最近他のスタッフに聞いたところ、このような答えが返ってきました。

 それは、「まず8月のどこかのタイミングで無意識にラーメンを頼んだ瞬間に秋が始まり、10月のどこかのタイミングで鍋料理を食べた瞬間が冬の始まり。これが、北海道民が四季を図る最も効果的且つ信頼の高い方法であーる!」と、高らかに宣言しておりました。

 うーん少し納得・・・。でも、北海道はでっかいどーなので、道北地区にお住いの方は、もっと早いのかもしれません(1年で暖房に頼らない期間は夏の1か月程度という噂も・・・ただし真偽のほどは確かめておりません。あしからず)。

 さて話は戻りまして、おかげさまでナイター設備が完備されたSSSホームグラウンドでは、まだまだ練習が出来ます。参加をする皆さんも、風邪などを引かないように防寒具や着替えなどをしっかりと準備してください。そして、お家では暖かいものを食べて、体力を付けておきましょうね!(好き嫌いをせず、お鍋で野菜も食べましょう)
 

2014/10/11

 

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鈴木 政裕

全日本少年サッカー大会を終えて・・・
 夏休み中に、静岡県御殿場市で行われた「第38回全日本少年サッカー大会」に参加してきました。札幌予選から北海道大会の決勝まで、たくさんの強豪チームの胸を借り、伯仲したゲームが続き、成長しながら勝ち抜いて辿り着いた全国大会でした。

 北海道419チームの代表として臨んだ全国大会でしたが、結果は一次リーグ2敗1分けの3位で、上位トーナメントには進出することができませんでした。セレッソ大阪や栃木SCというJ下部チームと、チビリンピック全国準優勝のBUDDY・FC(福岡)と同じグループで、予選リーグでありながら、全国のファーストランクのチームと対戦できたことは、SSSにとって、大変貴重な財産となりました。

 その中でも、今大会で優勝したセレッソ大阪U12との対戦は、学ぶべきところが大変多い試合でした。スコアは0対6。個人の技術、戦術理解、走力、スピード、メンタル・・・どれもすべてセレッソ大阪の選手の方が、SSSの選手よりも上でした。1本のパスを見てもスピード、コースなど、とても質が高く、苦しめられました。

 すばやい展開に対応しようと、SSSの選手たちも必死に足を運びますが、セレッソの選手たちは、SSS守備のズレを見逃しませんでした。さらにボールの持ち方がすばらしいので、SSSのカバーの選手のステップまで見透かされ、パスorドリブルのアグレッシブな判断ができていました。

 6失点のパターンが多様だったことからも、セレッソの選手たちの能力の高さを痛感させられました。個の能力が高い上に、チームとしての強さも感じました。点差がついても、最後まで走り切るメンタル。ベンチにいる選手たちの応援やコーチングの声。きれいに並べられたボトルや整頓されたジャージが置いてあるベンチ。オフ・ザ・ピッチも含めた様々な面で、勉強になることばかりでした。

 SSSの選手たちも下を向かずに40分間全力で戦いました。最後まで諦めずに、何とかして1点を取ろうと声を掛け合って戦い、随所にSSSらしい攻撃をすることができました。アバウトなジャッジのプレーは、すべて相手ボールになってしまう中で、マイボールを大切にすることの重要性も、ゲームの中で強く感じたようでした。1対1の駆け引きやコンタクトスキルなども、ゲーム中に刺激され、自分を成長させようとする選手が多かったことも、すばらしかったです。最後まで全力を尽くすメンタルがあったからこそ、わずか40分間で大きく成長できたのではないかと思います。

 また、SSSのベンチの選手たちも、ピッチ内の選手と同じ緊張感で戦っていました。メンバー全員で、コーチングし合ったり、アイディアを出し合う姿は、JFAの方々にも高く評価されていました(JFA―TV「自立した選手を育てるためのコーチング」)。さらには、全国大会に帯同できなかった選手が作ってくれた応援メッセージ付きのうちわをいつもベンチに置き、円陣の中央に輝かせた君たちの熱い気持ちは、コーチはうれしくてたまりませんでした。

 悔しさは、人をつよくし、人を成長させます。前回、チビリン予選が終わった後の日記で書かせてもらいました。あれから、大きく成長した君たち。悔しさの方向性を間違わず、自分やチームの課題を明確にしてチャレンジを重ね、一つ一つ積み上げをしてきた君たちを誇りに思います。そんな君たちが、また新しい悔しさを経験しました。コーチは、これはすばらしいことだと思っています。悔しさを力に変える方法を知っている君たちが、新しい悔しさを経験できたのですから。今の自分に満足せず、いつもセレッソ大阪U12とのゲームの刺激と悔しさを忘れずにすすんでいこう!(自分だけの経験とせず、仲間に伝えて共有しよう)そしてチーム全員でもっともっと力をつけるぞ!!

 最後になりましたが、今回の遠征にあたり、会場まで足を運んで応援してくださった保護者の方々をはじめ、OBの皆様、数々のご支援をいただいた皆様に、厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 

2014/10/06

 

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土橋 竜也

夏休みの思い出は
 北海道では小学校の夏休みも終わり、サクセスコースの通常練習は18日から再開しております。

 さて、みなさんは夏休みをどのように過ごしましたか? サクセスコースとしての思い出は夏の合同合宿があげられると思います。

 8月1日、2日の日程で行われた高学年合宿は、各地区サクセスコースの4年生から6年生までの49人が参加しました。会場は新十津川町の天然芝グラウンドを利用し、隣接の施設に宿泊。初日には紅白戦を中心に練習し、2日目には、明苑ジュニアさん、赤平少年団さんと交流試合をさせていただき、とても良い経験になりました。

 続いて低学年の合宿は、8月6日、7日、各地区サクセスとレギュラーのコース合同合宿として札幌市内で開催。1年生から3年生まで34人の子が元気に参加しました。1日目はSSSホームグラウンドで思い切りサッカーを堪能。2日目は、あいにくの雨模様で体育館での交流試合となりましたが、対戦相手の西野第二少年団さんと一緒に楽しくボールを追いかけました。

 この2つの合宿でコーチの思い出となったのは、参加をした子どもたちの「負けず嫌い」の部分です。低学年の合宿では、コーチとのドリブル対決で何度負けても挑んでくる子や、高学年の合宿では、コーチたちとの交流戦で、終了間際に決勝点を奪われた時の悔しそうな表情が印象的でした。

 SSSでは、このように大人との対戦(年齢差のある交流試合)を行うことも子どもたちに経験させます。それは体格差や、実力差があった場合にも、自分たちが勝てる部分を探して何とか工夫して勝負に持ち込んで欲しいからです。

 サッカーの勝負をする際に年齢は関係ありません。と、言っても大人たちが子ども相手に体を無理にぶつけるなどはしませんが、ピッチに立ったら、お互いに負けず嫌いを存分に発揮し、ボール1つで一緒に楽しめるのがサッカーの良さでもあると思います(各国のトップリーグでも10代の選手が沢山活躍していますし、日本ではカズ選手の例もあります)。

 どんな相手にも果敢にチャレンジし、勝てなかったときには、その悔しさをバネに努力できる「負けず嫌い」の子が上達していくのだと思います。今回の合宿に参加した子の中には、負けず嫌いがいっぱいいました。合宿で得た経験を生かし、大きく成長してくれることを期待しています。
 

2014/08/27

 

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