コーチ紹介としては遂にラスボスの登場でしょうか?! というのも今回書く内容が吉徳コーチについてだからです。最近は指導の現場にあまり出ていないため、吉徳コーチと言われて頭にピンとこない子どもたちもいるとは思いますが、私が聞いたところによると現在SSSにある全てのカテゴリーを担当したことのある唯一のスタッフらしいです。
そこでまずはSSSが総合型地域スポーツクラブとして活動している内容やコースを紹介しますと、種目としてはサッカー・フットサル、バトミントン、フィットネス、ピンポンがあり、年代などによりコースが分かれております。
サッカーでは、幼稚園年代の幼稚園サッカースクール、キッズサッカー。小学生年代のクリニックコース(プラス特別コースの「虎の穴」)、サクセス、選手登録のサクセスU12、レギュラー。中学生年代のサクセスU15、ジュニアユース。社会人年代のSSSシェフィールド(若手チーム)、SSSアンティーゴス(ミドル)、SSSアンティーゴス40(シニア)。フットサルでは、競技専門のSSSarusa(フットサル)とエンジョイフットサルコース。
その他、サッカー以外のコースには、キッズフィットネスコース、エンジョイピンポンコース、エンジョイバトミントンコースがあります。
吉徳コーチはサッカー(フットサル)では幼稚園からシニアまでの全年代、そしてバトミントン、フィットネス、ピンポンも担当経験があり、確かに他のスタッフでは無い指導経験の持ち主だと思います。ちなみに以前に紹介した土橋コーチは、全ての担当では無いのですが、1人総合型スポーツクラブと呼ばれるぐらいに運動神経が良いとのことです(サッカーが上手いかは???)。
その全てのカテゴリーを担当し、現場を知っているからこそ、SSSのクラブとしての向上と業務の成果が直結しているのではと思います。
吉徳コーチの業務を知っている範囲で紹介しますと、私が見てきたプロサッカーの世界でいうクラブの社長、GM(ゼネラルマネージャー)という表現が一番しっくりくると思います(私のイメージでは現場の最高責任者が監督、フロントの最高責任者がGM)。SSSでいえばグラウンド、フットサルコート、クラブハウス、多目的屋内交流施設を作るなど環境の向上や運営面での責任者だと思います(SSSの現場では全体を統括するスポーツディレクター職となっているようです)。
私が指導者として戻った2年前にはすでに専用人工芝グラウンドとナイターという設備があるSSSでしたが(事務所は昔と同じ北区にありました)、初めて石狩のグラウンドに行った時にアマチュアクラブとしてはすごいなとは思いましたが、正直、強烈には驚いていなかったというのもあります。
というのも自分が高卒でプロの世界に入り、日本でもトップと言われる環境を経験しており、天然芝グラウンド、クラブハウス、選手寮、専用大型バスなど、サッカーをする上では恵まれた華やかな世界と同じ基準と目線でSSSを捉えていたからかもしれません。
しかしこの2年間で私自身の頭の中も変わってきている今、改めて年々向上していく環境面のすごさを実感できています。車でホーム施設に着くと目の前に多目的屋内交流施設があり、照明付きのグラウンドとフットサルコートがあり、自然の澄んだ空気を吸いながらクラブハウスに入って行く(鳥のさえずりも聞こえます)。グラウンド奥の林側から振り返るとグラウンドの奥に青と黄色のクラブカラーで塗られた大きなクラブハウスが見える、プロクラブでもないのにすごいホーム施設だなと最近改めて感じるようになりました。
ちなみに私が経験した当時のサガン鳥栖の例を出しますと、私がシーズン途中に移籍した時はまだJ2で、はっきり言ってお金のあるクラブではなく、環境もそこまで整っているチームではなかったと思います(スポンサーは大きかったのですが、まだJ2ということでそこまで出していなかった)。もちろん今はJ1に上がって環境も変わり、相当サポートされていると聞いています。
練習場は2つに分かれており、その日その日でどちらかを使用する感じでした。練習後に「明日は会場あっちになったから」などもよくありました。着替えは、グラウンドの横には2階建てのプレハブで行い、トイレも工事現場などにある簡易式のものでした。シャワーも簡易式が3つでした。
さらに土日など会場がとれない時には佐賀県で有名な吉野ヶ里遺跡公園内のはらっぱでトレーニングやランニングを行っていました。遺跡を見ながらのランニングなど楽しい思い出にはなりましたが、今のSSSの環境がアマチュアクラブとしてどれだけ恵まれているかが分かるはずです。
少し話がずれましたが今のSSSの環境が向上したのは、もちろん多くの皆さまのご協力があってのことですが、そのプロジェクトを企画し、けん引したのは吉徳コーチなのは間違いのないところだと思います(そこら辺のところを紹介するものが今後世に出ると噂に聞いています)。
と、途中からクラブ紹介と自身の経験の話が中心となってしまいましたので、吉徳コーチの紹介は次回パート2に持越ししたいと思います(紹介したくなくて意図的に話をずらした訳ではありません・・・)。 | |