前回の日記を書きながら、ふと外シーズンを振り返ってみると、自身も参加した社会人ミドル・シニア部門の練習での出来事を思い出しましたので、気軽にアップさせていただきます。
SSSの社会人ミドル・シニア部門では、今シーズンも全国大会に向かう札幌NFCさんと恒例の合同練習を月に1回のペースで行いました。ミドル・シニア世代のSSSスタッフも業務の後に(フラフラになりながら?)楽しく参加し、またSSSの子のお父さんも主力で活躍しています。ナイター練習の参加にあたっては、本当のサッカー好きでないと、皆さん仕事の後に集まれないと思いますし、そのような大人たちの気持ちが、子どもたちにも良い影響となるのではと思っています。
その中、9月の交流試合では、30分×3本で行い、1本目はSSSが1-0でリード、2本目は0-0といつもながらの接戦で進みました。
ディフェンスリーダー櫻井コーチは、B級指導員資格の研修もあったので、体も絞れており、往年のキレが戻ってきているようでした。
土橋コーチは、この日は得意のスピードをあまり生かせず、DFを切り裂く驚異的なスルーパスを自陣の方に向けて通していました(大ピンチ!)。
よしのりコーチは、確か2本目に出場していたと思いますが、1試合の走行距離が10m級なので、印象に残っていません。
もちろん私は、メキメキと存在感を増してきた力(体脂肪)を燃焼させようと、得意の空回り?で攻守に活躍していたはずです。
そして、3本目に入り、相手の若さあふれるスピィーディーなカウンターから2失点。合計1-2とリードされる展開に。時間は残り1分、『あー今日は、負けるのかー・・・』と、ほぼ諦めムードになっていた時、確か3本目のスタートには出ていなかった(ピッチの外でゴロゴロしていた)よしのりコーチが、気が付けばピッチに居ました。ですが、今回の主役ではありません。
チームメイトたちが『えっ、ピッチに居たの?』と、思った瞬間、そのよしのりコーチが、見たことも無いトップスピード(おそらく時速5キロ程度。一般的に歩くスピードは時速3ー4キロ程度だそうです)で、ペナルティーエリアに侵入。すぐに2人のDFに囲まれると、『えっ、(その太い体で)どこ抜けてきたの?』というヌルリとした突破から、コースを狙ったスローシュート。これをこの日当たりまくっていた相手GKが片手一本のファインセーブ! ぎりぎりゴールライン上で掻き出します。
ここでついに、今回主役の手塚コーチが颯爽と登場! 若い頃には強豪校で「ディエゴ」との異名を持った手塚コーチが、ゴールライン30センチ手前から、走りこみながら華麗に同点ゴーーール!・・・と思いきや、放ったシュートは何故か強烈なバックスピンがかかっていて、ボールがライン上でピタリと止まり、惜しくも得点ならーず(ヘイヘイ!30センチは決めないと!)。
直後に慌てたチームメイトが押し込み何とか同点でタイムアップとなりました(これでゴール前の難しさを手塚コーチも身を持って体験したことでしょう)。
最後はその殊勲の同点ゴールを決めたチームメイトの後ろで、(数分しかプレーしていないのにフラフラしていた)よしのりコーチが「オーイ、褒めるべきは俺のプレーだろ! みんな諦めかけたところのナイスプレーだろ!」と、主張していましたが、すかさず「いや、一発目のかわしたところで決められるしょ。らしくないっしょ。いや、むしろ期待外れでしょ。」と、(おそらく性格の悪い)味方選手に言い返されていました。
と、ここは相変わらずの展開でしたが、合同練習の成果もあり、シニアチームは10月6日に行われた今シーズン最後の公式戦を2連勝で締め、来年度初の全道大会への道が開かれました(レギュレーションに変更が無ければとのことです)。そしてNFCさんは、SSSのニュースでもお伝えしていますが、茨城県で10月12日から14日で開催予定だった「第19回全国障がい者スポーツ大会サッカー競技」への全国大会出場を決めていましたが、台風19号の影響により、残念ながら全日程中止となりました。
12月に入り北海道は本格的な冬シーズンとなり、これからはフットサルとなっています。子どもたちには、室内でこそ磨ける技術や切り替えの大切さなどを習得していって欲しいと思います。私も外サッカーシーズン同様に体を動かしていきたいと思っている内藤からでしたー。
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