7月と8月初旬にかけて、夏らしい日が少なかった北海道も、やっと夏らしい天気となりました(でもすぐ終ってしまいますけど…)。
その夏日の中、12日にSSSシェフィールドが道央リーグを戦いました。その試合内容については、山居コーチに任せるとして、チームの活動について少し触れてみたいと思います。
今年から、SSSシェフィールドは30人を超える人数となり、全員が試合感を養いながら、個人のレベルアップを図るためにも、外サッカーとフットサルの活動を同時に行ってきました。これにより、選手間の競争はもちろんのこと、けが明けの選手のフォローも行えるようになり、入れ替え戦の権利を獲得した道央リーグでの結果にもつながったと思っています。
ですが、チームの所属人数が増えたということは、外サッカーの場合、試合日によってはメンバー登録に入れない選手も出てきてしまいます。このような状況は、社会人チームでは珍しく、所属している選手たちの中には、試合に出れないストレスもあったと思います。
しかし、今年のチームはその日、外の試合に出れなくとも、フットサルの試合で動きがよければ、外のメンバーに入ることも可能であり、そこから活躍した選手もいました。
そのような中、私が特に感心したのは、当日外のメンバーに入れなかった選手と、交代枠の関係で試合に出れなかった選手が、チームのために非常に献身的に動いてくれた姿です。出場する機会の多いメンバーもその姿を見て、頑張らない訳にはいかないはずです。そういうところからもチームとして向上できる部分だと思います。
もしかしたら、自分が楽できる方が良いし、自分だけが楽しければ良い。というような考え方もあるでしょうが、それではチームはまとまりません。
このチームには、いきの良い若手から、仕事のできる中堅選手、そしてチームのために嫌われ役もできるベテランもいます。すべての所属選手が満足できる状況はどのチームでも難しいですが、選手たちにはなんとか上のステージを経験してほしいと思います。ですがその道は厳しく、また自分たちの手で掴むしかありません(私も老体?にムチを打ち頑張ります)。
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