7月1日、全道サッカー少年団大会札幌予選に参加したSSSサクセスは、前評判の高い北郷少年団を相手に0?0の引き分け、PK戦の末、惜しくも負けてしましました・・・。しかし、5月の会長杯での敗戦とは違い、内容の向上はもちろんのこと、最後までどちらが勝つか分からない緊迫した試合を経験できたことが大きな収穫だったと言えます。
試合開始から、実力で勝る相手チームに押し込まれるシーンは多いものの、1対1の局面での粘り強い守備や勝ちたいという気持ちを前面に出したガッツあふれるプレーでしのぎ、攻撃においても、SSSらしい繋ぎのパスや、自由な発想からの好プレーも見られ、度々訪れる得点チャンスで会場を沸かせることもありました。
そして、むかえたPK戦。リードされ→逆転し→追いつかれ、まさにどちらが勝利するのか全く分からない展開。終止符を打ったのは、相手チームの6番目のキッカーでした。放たれたシュートはゴールに突き刺り、試合終了のホイッスルが吹かれ、SSSのキーパーをしていた子がその場に泣き崩れてしまいました。その瞬間、センターサークルからチームメイトの名前を叫び駆け寄り、肩を貸して慰めながら支ている子供たちの姿がそこにはありました・・・。今年4月のスタート時にはバラバラだった、子供たちの勝ちたいという気持ちや、負けたときの悔しいという感情が一つになって、チームとして徐々にですが成長しているなと感じられた大会でした。
負けてしまったことはとても残念ですが、肩を落とすことはありません。悔しいという気持ちが成長の基です。もっともっと、今まで以上に日頃の練習を頑張り、次の試合に臨みましょう。 | |