9月8日付けのとあるスポーツ新聞で、ヨーロッパ選手権の予選、ドイツ対サンマリノ戦の一戦で、ドイツが予選最多記録となる13?0のスコアで大勝したという記事がありました。
その記事によると、ドイツが終了直前に得たペナルティキックのチャンスをGKのレーマン選手が蹴ろうとしたところ、別のフィールドの選手が予定通り蹴ったそうです。この一連の流れを試合後ドイツのレーウ監督が「相手への尊敬が必要」と、説明したようです。
やはり、親善試合や、オールスター戦などのファンサービスの要素を含む場合とは違い、国と国とが争う真剣勝負の場では、このような姿勢が特に必要なのでしょう。
力の差が歴然としている相手だからこそ、よりスポーツマンシップ(武士道の精神とも言えるでしょうか?)が求められ、それが、王者(強者)の風格となり、そこから尊敬される選手、チームと評価されると思います。そのような精神からは、試合終了後に、共に同じフィールドで全力で戦った相手だと認めあえるのでしょう。
と、偉そうなことを書いていますが、真剣な試合の場で自分はクリーンな(ファールの少ない)選手だとは思われていないようです。場合によっては、激しくアタックするのですが、相手のスピードに付いていけずファールになってしまうことも多いです。残念ながら…。ただし、けっしてわざと相手にけがをさせるようなタックルだけはしてきてはいないと自負しています。
おそらく長くサッカーを経験されている皆さんなら、この角度のタックルは危ないとか、このスピードなら大丈夫とか、相手との間合いを考えながらプレーされていると思います。また、そのへんのところが分かり合える相手だと、激しいプレーをしていても、お互い認め合える感覚があると思いますが、ベテラン(!?)選手の皆さんどうでしょうか? | |