スタッフ日記


土橋 竜也

ゴール前での味付け?!
 9月13日から、クラブのヨーロッパチャンピオンを決めるのチャンピオンズリーグが始まりました。放送は深夜なので、録画して少しずつですが楽しみに観戦しています。どのチームもチャンピオンズリーグに出場できる程のチームですので世界トップレベルの試合なのですが、まだ予選の段階、多少力に差を感じるカードもあります。

 では、実際にどんな違いがあるのでしょうか?トラップの技術、パスの正確さ、まわりの選手のサポートの速さ、判断力など、細かく言えば多くあるとは思いますが、最近の試合を見ていて、この違いは、是非とも子供たちに見習って欲しいと感じた事がありました。それは、「ゴール前での味付け」です。強いチームになればなるほど、相手ゴール前までボールを運んだ後、そこからの攻撃パターンが多彩で、アイディアやひらめきが感じられます。細かいパスまわし、ループシュートや股抜き、タイミングのずらし方など…相手選手が予測できないプレーで、得点を奪えるチームや選手はワンランク上だなと思います。

 練習でできないプレーは、試合で成功させるのは難しいはずです。普段の練習から、どういうプレーで得点を奪うのか?いろいろなイメージを持って、失敗を恐れずにチャレンジしてもらいたいと思います。コーチや観ている人たちが「その場面でそんなプレーをっ!すごい!!」とビックリするような、プレーに創造性のある選手を目指しましょう!
 

2006/09/17

 

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柴田 吉徳

ある新聞で共感したお話しより…。
 9月8日付けのとあるスポーツ新聞で、ヨーロッパ選手権の予選、ドイツ対サンマリノ戦の一戦で、ドイツが予選最多記録となる13?0のスコアで大勝したという記事がありました。

 その記事によると、ドイツが終了直前に得たペナルティキックのチャンスをGKのレーマン選手が蹴ろうとしたところ、別のフィールドの選手が予定通り蹴ったそうです。この一連の流れを試合後ドイツのレーウ監督が「相手への尊敬が必要」と、説明したようです。

 やはり、親善試合や、オールスター戦などのファンサービスの要素を含む場合とは違い、国と国とが争う真剣勝負の場では、このような姿勢が特に必要なのでしょう。
 力の差が歴然としている相手だからこそ、よりスポーツマンシップ(武士道の精神とも言えるでしょうか?)が求められ、それが、王者(強者)の風格となり、そこから尊敬される選手、チームと評価されると思います。そのような精神からは、試合終了後に、共に同じフィールドで全力で戦った相手だと認めあえるのでしょう。
 
 と、偉そうなことを書いていますが、真剣な試合の場で自分はクリーンな(ファールの少ない)選手だとは思われていないようです。場合によっては、激しくアタックするのですが、相手のスピードに付いていけずファールになってしまうことも多いです。残念ながら…。ただし、けっしてわざと相手にけがをさせるようなタックルだけはしてきてはいないと自負しています。
 
 おそらく長くサッカーを経験されている皆さんなら、この角度のタックルは危ないとか、このスピードなら大丈夫とか、相手との間合いを考えながらプレーされていると思います。また、そのへんのところが分かり合える相手だと、激しいプレーをしていても、お互い認め合える感覚があると思いますが、ベテラン(!?)選手の皆さんどうでしょうか?
 

2006/09/12

 

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内藤 拓海

意識は高く!ハートは熱く!!
 9月9日からジュニアユースの各年代で大会が始まりました。先週は2年生の会長杯、今週からは3年生が中心で臨む高円宮杯、そして1年生の市民大会です。
 試合に臨むメンバーには、普段のトレーニングの成果を発揮して頑張って欲しいです。日頃から厳しいトレーニングを積み重ねているはずなので自信を持って、試合に臨み貪欲にチャレンジして下さい。緊張感のある試合で得る経験は、とても大きいので大切にして欲しいと思います。
 各年代、今まで以上に高い意識を持ちトレーニングをし、怪我や体調には、くれぐれも気をつけて試合までに調整をしていって欲しいです。
 今回、大会メンバーに入れなかった選手も今後に向けて自信を失わず、継続して頑張ってもらいたいと思います。
 期待しているぞ!!ジュニアユースのみんな。
 

2006/09/11

 

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田古嶋 愛子

ウォームビズ・クールビズ
 最近は、本格的に秋の足音も聞こえるようで、朝起きたときに「あれ、さむいのかな?」と、思わず外の様子を見てしまいます。
 最近のSSSでは、スタッフの服装も徐々に厚手のものに変わり、ウォームビズ(あったかいふく)の期間に入ってきているようです。
 もちろん、夏真っ盛りの期間は、事務担当スタッフを除く、指導担当スタッフは、事務所内でもハーフパンツに、ポロシャツなどの、まるで南国のようなクールビズ(すずしいふく)振りです。これには、事務局にいらっしゃるお客さんも、皆さん口々に「涼しそうで、うらやましい…」と、おっしゃってました。
 そう考えると、SSSの事務所って、何年も前からクールビズとウォームビズを実践していたのかな?。これって地球温暖化防止活動「チームマイナス6%」の先駆け?などと勝手に考えてしまっています。
 何はともあれこれからの季節は、天候も気温も変わりやすいので、皆さん体調管理には気をつけて下さいね。
 
 

2006/09/10

 

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土橋 竜也

SSSってどんなチーム?
 サクセスコース低学年の練習中に、機会があってこんな質問を子供たちにしてみました。「SSSって、どんなチームだと思う?」すると、子供たちのほとんどが「強いチーム!」。 「では、他のチームと比べてどんなところが勝っているのだろうか?」と聞き返すと、みんな口を揃えて「テクニックー!!」と答えました。
 日頃から、1対1の技術(テクニック)では誰にも負けないようにと伝えきたので、みんなの答えを聞いて少し嬉しく思いました。
 みなさん知っていましたか?SSS札幌サッカースクールの「SSS」には、スピリット(精神)、センス(感性)、スキル(技術)の意味が込められています。世界のサッカーを学び、SSSサッカーを探究し、子供たちに少しでも多くのものを伝えていきたいとあらためて感じた今日この頃でした。
 

2006/09/09

 

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柴田 吉徳

コリンチャンスとの交流より?
 今回来日したコリンチャンスのメンバーの中には、年代別のブラジル代表の選手が2名おりました。10番のMFルラ君と13番DFアチラ君です(2人とも呼び名)。
 そのアチラ君が国際ユース大会期間中に軽症でしたが足を痛めたので、市内のスポーツ専門の医師に通訳の方と一緒に連れて行った時のことです。

 アチラ君は、昨年キャプテンを務めていた選手なのですが、受付後、待ち時間があったので「飲み物か、何かお菓子でも口にするかい?」と、聞いたところ「大会期間中なので、お菓子も炭酸もチームのきまりで口にしてはいけない事になっています」と、きっぱりとことわりました。
 また、昨年の同大会の決勝で日本代表に負けた話しから「今年の大会の優勝に向けて、本当に厳しいトレーニングを積んできた」と意気込みを語ってくれました。と、まじめな顔で話していたと思ったら、通りすがりの女性を見て「あの娘、かわいいね!」と、笑顔で言ってくるあたりは、ブラジル人らしい憎めない一面をのぞかせてくれました(笑)。
 そして、診察の後ホテルに送り届けたときには「日本語でありがとうは何て言うの?(ポルトガル語では=オブリガード)」と聞いた後に、しっかりと「ありがとう」と日本語であいさつをして部屋に戻っていきました。

 あいさつなどはあたり前のことですが、前回ご紹介したお話を含めて、サッカー以外にも大変勉強になる交流の機会となりました。
 

2006/09/05

 

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柴田 吉徳

コリンチャンスとの交流より?
 今回来日した、コリンチャンス受け入れの協力を今年度も当法人が担当したこともあり、スタッフの方からもいろいろな話しをうかがう機会がありました。
 この中で、地域の指導者の皆さまにも参考になると思われる内容をご紹介したいと思います。

 コリンチャンス選手団代表のオノフレさん(クラブ幹部)に育成年代の指導方針について伺ったところ「皆さんご存知のように、日本の恵まれた生活環境とは違い、ブラジルのクラブにはいろいろな家庭環境の子供たちが集まっています。コリンチャンスでは、そのような子供たちに生活面でのサポートも含め、勉強をしっかりさせたり、人間形成の育成に力を注いでいます。その大事な部分が欠けているような選手では、プロの世界では通用しませんし、ユース年代では特に人間性や生活面を重視した育成を行っています。」と、教えて下さいました。

 続けてオノフレさんは「また、私たちのスタッフにも言っているのですが、今回のユース大会のように良い結果がでたり、ブラジルの選手たちが世界で良い結果を残していても、決しておごらず、相手に対し尊敬の気持ちを忘れてはならないと指導しています。」と、クラブ理念も含めて熱心に説明して頂きました。

 そして最後には、「今回の招聘と交流に際して、日本の皆様に感謝申し上げると共に、コリンチャンスの育成についても、お世話になった日本の指導者にも是非伝えてほしい」と、お話しを頂きました。

 また、滞在先としてお世話になったホテルの役員の方と話したところ、「日本代表の選手団より、コリンチャンスメンバーの方が、あいさつなどのマナーや、感謝の気持ちが伝わってきたし、大会期間中、ホテル内で騒ぐようなことも一切なかった」と、教えて頂きました。

 オノフレさんのお話や、このエピソードからも、ブラジルのトップクラブとしての自覚と、技術面以外にも優れた選手たちだったということを感じることができました。
 

2006/09/03

 

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田古嶋 愛子

もう夏も終わりでしょうか…。
 合宿や試合で忙しかった夏休みはあっと言う間に終わり、今年の夏もそろそろ終わりのようですね。
 最近は、日が暮れるのも早くなり、昼間暑くても、夕方になると冷たい風が吹き、だんだんと秋が近づいてくるようです。
 これからの時期は、急な天候の変化や、気温が低くなったりしますので、体を冷やさないように、着替えや、防寒具を用意しましょうね。
 

2006/08/27

 

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土橋 竜也

サクセス合宿生活面を振り返ります。
 合宿の概要は山居コーチが、サッカーについては吉徳コーチがまとめてくれましたので、合宿最大の難関でもある、生活面について振り返ってみたいと思います。
 生活面では、以下の5点について参加した子供たちに頑張ってもらいました。

1、自分自身でコーチの話をしっかり聞いて、行動しよう
2、合宿は団体行動です。マナーを守り、まわりの人に迷惑を掛けないようにしよう(わがままは通用しません)
3、なるべく自分の事は自分でやろう
4、良く練習し、良く食べ、良く休む(寝る)を実践しよう
5、あいさつをしっかりしよう

 1日目の夜に行なったミーティングの中で、子供たちと一緒に確認しましたが、3番、4番、5番については、大体クリア出来ていました。ご飯についても、バイキング形式の夕食で、「えっ、全部食べるの?」なんて事を言いだす子もおりましたが、「自分で取ったんだから当たり前!!」と、コーチに一喝され、何とか食べきりました(涙目で…)。
 しかし、1番と2番のテーマについては苦労している子が大勢いました。1番については、半分以上の子供たちがコーチが次に何をするのかを説明している時、なんとな?く聞いて、分かった振りをしていたようです。そして、特に毎回の合宿で、みんなの前に大きな壁となって立ちはだかるのは2番のテーマです。お泊りに来るとついつい騒いで、まわりに迷惑を掛ける子が多いようです。明日からどうするべきかを話し合いました。

 2日目になると、1番、2番のテーマについても変化が見られました。コーチの話を自分自身で理解しようと、耳を傾ける子が多くなりました。次に何をするのかが理解出来れば、その分、騒いで迷惑を掛ける事も減ってきて、まわりに対して注意をする子も増えてきました。低学年の中でも、年下の子の面倒をみたり、布団を敷く時に進んでリーダーシップをとっている子もいて、2日間を総合してみると、多くの頑張りと成長が確認できた合宿となったと感じています(まだ、ミーティング用紙を提出するまでは油断しないようにして下さい※休み明けの練習時にコーチに提出しましょう)。
 ただし、一番大切な事は、合宿で学んだ事、成長できた事を、今後のSSSの練習や普段の生活で生かしていく事です。頑張りましょう。
 

2006/08/15

 

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柴田 吉徳

夏のサクセス合宿、全員がんばりました!!
 毎年恒例となっている、サクセスコース夏の道央合宿を8月3日、4日の日程で、実施してきました。
 今回の合宿参加者には、すでに5回以上参加しているベテラン選手(?)から、お家の人と離れて初のお泊りに緊張気味の子や、全サクセスコースの合同合宿のため、初めて会う友達に、遠慮がちの様子の子もいました。
 ですが、そこは子供たちの順応性の高さが発揮されます。2日目に入る頃には、遠慮なしに言い合っていたり、積極的なプレーが目立ちました。
 サッカー面では、4年生以上の高学年グループに、4つの課題を話し合い、交流試合の目標としました(生活面については、他のスタッフの日記にゆずります)。

?ボールを取られたら、取り返す。
?周りを見てバランスよく広がる。
?全員攻撃、全員守備。
?マークの付き方を意識する。

 このような課題は、サッカーをプレーする上で大事な基本となります。通常の練習では、基礎技術の向上を主な目標としておこなっていますが、基礎技術を身に付けるのと同時に、今回の課題も覚えて、試合で力を発揮できるようになってほしいと思います。
 2日目の交流試合では、子供たちも課題を克服しようとする意識も高く、内容の良いゲームが多くなりました。ですが、少し良くなったからといって、満足してはいけません。皆さんは、まだまだ成長できますので、これからの練習がとても大事です! 上手くなるためにも、できる子は毎日でもボールと遊んでほしいと思います。
 最後になりましたが、天候の悪い中、交流試合に参加して頂いた、奈井江少年団さん、滝川FCさんありがとうございました。
 

2006/08/13

 

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