先日、サクセスU15として、すばらしいアクションがありました。バス停からSSSホームグラウンドまでの道路沿い、グラウンド周辺などのゴミ拾い活動が行われたようです。「ようです」という表現からも分かるように、今回の活動は、コーチたちからの指示ではなく、自分たちで気付き、自分たちで声を掛け合い、自分たちでアクションを起こした結果なのです。
この活動は、3年生を中心とした、チームとしての大きな成長です! ゴミ拾い活動という活動自体に、大きな意義があることは言うまでもありませんが、サクセスU15というチームの「自分たちで」「自分から進んで」「自立から自律へ」「自治的な集団づくり」などの大きな課題へのチャレンジと言えます。
人は、時として、正しいと思うことに真っ直ぐに、直向きに、突き進むことが難しくなることがあります。心の中に生まれる「めんどくさい」「だれかがやるだろ」「なんとかなるさ」といったよわい感情に負けてしまうからです。
サクセスU15は、一人一人がサッカー選手としてストロングポイントを秘めているものの、それを表現できない選手が、大勢います。自分のストロングポイントを自分で引き出すことの壁となっている一因が、そういった自分のよわさに負けてしまうことだと思います。
では、「つよい自分になるには、どうしたらいいか?」…3年生みんなでミーティングをしました。サッカーにおけるオン・ザ・ピッチとオフ・ザ・ピッチ。つよい自分になるためには、サッカーのときだけ頑張っていればいいのではなく、むしろオフ・ザ・ピッチにおいて、鍛えられるのです。
サッカーの試合において、目標を達成するためには、試合中に、何度も「めんどくさいことや自分の苦手なこと、嫌いなこと」に直面します。それを乗り越えてこそ、目標達成に近づきます。その乗り越える力は、オンではなく、オフ・ザ・ピッチでしか身に付けることはできません。そのことを十分理解して、行われた今回のアクション。コーチは、誇りに思います。チームのテーマ「躍動感」の表現を形にしてくれました。
このようなことを継続して、もっともっと自分を磨こう! そうすれば、もっといいチームができる! そして、自信を持ってほしい。君たちは、できるのです! 普通ならめんどくさがるようなゴミ拾いを進んで集団として動けるチームなんてなかなかないぞ。先輩たちの文化を受け継ぎ、自分たちでもっとチームを進化させ、新しい歴史をつくろう! シーズンが始まります。期待しています!! | |